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3,(エロ)
しおりを挟むルドルフの容赦ない宣言に涙で前が見えなくなってきた。
彼の手が無防備な俺の下腹部に添えられる。
ふわぁと濃い紫のオーラがそこから溢れて、肌に染み込んでじくじくしてくる。
「ひっ……」
「どれくらいの感度にしようか?まだ味わってない1番強いのいっとく?長年鍛錬した頑強な騎士でも、半刻で淫乱な娼婦になる強さなんだが。」
どくどく心臓が早くなって、体が熱くなる。これまで散々お仕置きされてきた下半身や胸があっという間に疼きだす。
「っぁ……るど、っはぁ……」
「ほら、少し試してみようか。」
どろりとひときわ濃厚な術が体に入り込んできて、全身が一気にありえないくらい敏感になる。
「んやあああっ」
拘束具や台が体に触れるのすら頭を突き抜けるような快感を訴えだした。
身じろぐとさらに摩擦が快感を呼ぶ。
「あっ……はぁ、ああっ……」
「どうだ?これ我慢できるか?ほら、ふーっ」
ルドルフが俺の首筋に息を吹きかける。
その刺激に目の前が真っ白になった。
「やあ゛あ゛あ゛あ゛っ」
体がガクガク震えてちんこから射精の感覚が湧き上がり、全身を気持ち良さが塗りつぶしてく。
その最中、今度は俺の乳首にルドルフが息を吹きかけた。
「っ………」
声も出せず、イってる最中にまた絶頂がやってくる。
「よかったなぁ気持ちよくて。でもこのままだと直ぐにへばっちゃいそうだから、一旦下げとくか。全くお前は堪え性がなくて手が掛かるんだから。」
余韻にどうにか耐えているとすぅっと気持ち良さが収まって理性がすこし戻ってきた。
はぁ、と下を向いて息を吐く。
腕に何かが触れる感触がして見てみれば、ルドルフがすぐ隣に立って火傷で赤くなってる下腕を撫でた。
ピリッと痛みが走った後、淡い黄色の光がルドルフの手から俺の腕に注がれて肌の赤みと痛みが消えていく。
「あ、ありがとうございます。あの、助けてくれたのも……」
「無事でよかったよ。子供たちも無事だ。お前が回復してなきゃ後の治療は間に合わなかっただろう。だが、あまり無茶するんじゃない。」
くしゃりと頭を撫でられて、思わず目を細める。
その後で、唇に暖かい肉の感触がした。
ルドルフの厚い舌が俺の口を割って入ってくる。
くちゅくちゅ水音を立てながら口内を暴れ回る舌に、俺も自分の舌を絡めた。
そうするとルドルフの力が移って俺の魔力が強化されるみたい。
だから、ルドルフは俺が魔法でヘマをやらかすたびにこうしてくれる。
しっかりお仕置きはするけど、案外面倒見もいい人なのだ。
俺も嫌じゃない。結構気持ちいいし。
けど、ルドルフの下でもう5年は修行してるのに相変わらず俺の攻撃魔法は上手くならなかった。
相当才能が無いって言われてる。
くそ、負けない。
ちゅぷ、と粘着質な音を立ててルドルフの唇が離れた。
体に魔力が巡るのがわかる。
火竜の力だからか、これをされた後はいつも体が少し熱い。
「で、イきたいのにイけないのと、イきたくないのにイかされるの、どっちがいい?」
うっすら笑って囁いてくるルドルフ。
うん。お仕置きはきっちりする人だもんな。
「えっと……イける方がいい、です。」
だって、前イけなくされた時めちゃくちゃキツかったもん。絶対嫌だ。
「そう、じゃあ、イけなくなった後にイきまくろうな。」
「聞いた意味ある!?」
「先に嫌なの来る方がお仕置きになるかなって。」
話しながら俺のちんこに手を伸ばすルドルフ。竿をぎゅっと握り込んで呟くように呪文を唱え始めた。
効率的で洗練された綺麗な呪文で、聞いてるだけでその実力のほどが分かる。
魔法の内容はろくでもないけど。
術が終わると俺のちんこにうっすらピンク色の刺青のような複雑な模様が浮かび上がる。この模様が消えるまで、どんなに刺激されても絶対射精できない証だ。
「ルドルフ、ごめんなさい。もうヘマしません。許してください。」
最後の望みをかけて必死に瞳で縋って懇願した。
「お前口だけだからなぁ。」
バレてる。
男らしく筋張った形のいい手が今度は俺の乳首に触れてきた。
さっき息を吹きかけられて完全に隆起した先端をキュッと指でつまむ。
くりっ、くにくに
「あぁっ……あ、んんっ」
さっきほどじゃないけどまだ感度を通常より上げられたままだから指で揉まれるだけで凄く気持ちいい。
カリカリカリカリ、ぢゅっ
片方の先端を爪で引っ掛かれ、もう片方は口に含まれて吸い上げられる。
「っああああっ!それダメっ……きもち……からぁ」
不自由な体をひねって何とか刺激から逃れようとするけど、全く成果はなくてルドルフは同じ刺激を与え続けてきた。
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