傲慢エルフと変態キメラ Vo1

◆◇ドラゴンの獣人

マヤの家１－１

それから二月ふたつき位、マヤとガルフはガルフの借りた宿で生活を何事も無く共に送た。
チェチェイカの暦は基本一年三百六十五日、一月ひとつきが大体３０日前後でそれを七日間のブロックに分けて暦を管理している。一ブロックを一週間と呼ぶ。細かい調整は季節の移り変わりに合わせて毎年どこかで調整し、季節と日にちのズレを防いでいる。
その一週間の内、六日間はガルフが近所の森や山で狩をして、魔物や動物を狩って来ては肉屋やオークションに出したりギルドに売って生活資金とマヤへの料金としていた。
むろんマヤも連れて歩いた。
有名人のマヤを独りで歩かせておくと勝手に客が寄って来てしまう、寄って来た客をマヤが断るワケが無い、何せマヤにとってセックスは食事みたいな物なのだから。
残りの一日が、マヤのバイトの日だ。
どんなにガルフが説得しても、マヤは頑としてこのバイトだけは続けると言い張った。
最期に『ガルフ以外に客を取るのとどっちが良いか』と脅されて渋々ガルフは説得を諦めた。
曰く、『だって、色んな玩具試せてしかもお金も貰えるんだよ。使った玩具もくれる事多いし、お金もちゃんと払ってくれてたのに、あんな美味しいバイト他の奴に取られるなんて絶対お断りだよ』との事だった。
バイト上がりのマヤは実際、エロエロで相当可愛かった。
大概店の主力商品の催淫効果の強い潤滑液を半日以上使われて、ベロベロに欲情した状態で返されるので発情期の雌犬よりも凄い事になっている。その蕩とろけた表情は、何度もガルフの股間に血を集めそうになった。
しかし、