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◇マヤ

教会26

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マヤの両目はうっとりと潤んで、ガルフを見上げている。下枝は相変わらずカラスウリの花から伸びている触手が出たり入ったりしていた。
見るからに嬉しそうなマヤを見てガルフは眩暈にも似た感覚を覚えた。
「・・・・随分気持ち良さそうじゃねぇか、好きなのか?コレ・・・。」
「ガウフ・・・ぎぃ・・うんっ・・んーーーっ。」
恍惚とした表情でガルフの物を咥えたままマヤは頷く。
「・・・くそ・・・」
二人きりで愛し合いたいガルフはやけ気味に悪態を着いて言った。
「マヤのリクエストじゃ今夜ばかりは仕方ねぇ。その代わり、マヤ今夜は気絶しても俺が気が済むまでヤらしてもらうからな!。」
ガルフが小刻みに律動を始めると、マヤの背中が大きくしなり。
ビクンッビクンッと跳ねた。
カラスウリの触手が出て来たマヤの精液を貪っている。
「うぐぅ・・・あぐ♡っ・・・あぐ♡っ。」
尿道を擦られるたびにマヤはガルフの物を咥え込んだまま喘いで腰を激しく振った。
あまりの気持ち良さにガルフも逝きそうになる。成程確かに喘ぎながらのマヤのフェラチオは気持ち良い。
「・・・所でムー様って誰だ?・・・。」
ガルフの唸る様な疑問の声に応える者は居なかった。
マヤの口の中も気持ち良いが、ガルフとしては自分の一物はマヤの胎に入れたい。
上の口だろうが下の口だろうが魔力が欲しいマヤにとっては同じなのだろうが。
「オイ、宣教師、いい加減退け。」
「あはははっ、凄い独占欲ですね。こんな淫乱変態娼夫、どこが良いんですかね、良いじゃないですか、マヤ喜んでますよ。二本も、三本も咥え込む、マヤのガバガバの胎なんか辞めて私のここに来ましょうよ?締まりが良くてきっと癖になりますよ?。」
ガルフの一物が怒りでフルりと震えた。
「吐き気がするわ。」


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