傲慢エルフと変態キメラ Vo1

鈴紐屋 小説:恋川春撒 絵・漫画:せつ

文字の大きさ
上 下
15 / 116
◇エルフのガルフ

傲慢エルフのガルフ13

しおりを挟む
「客の俺が良いっつってると言っているんだから良いんだよ。ホラ、気持ち良いなら素直に善がれ。」
亀頭を最奥に突っ込んだまま、ガルフはさらに娼夫を揺さぶった。
「あぁぁっ、もう逝ってる!今イッてるからぁ!。」
泣き善がる娼夫に向かってふはははっと残虐そうに笑い、さらにガルフは無遠慮に己の強直を突き込んだ。
娼夫が気を失いそうになる前に下腹部にだけ回復魔法をかけると中の締め付けは一層良くなる。
もう許してと泣きの入った娼夫はそれでもガルフの強直に突かれて内壁を嬉しそうに絡めて来た。
「らぇ・・・だめに・・・あぁっ」
ギラリと白い歯をむき出しに笑って快感で朦朧となった娼婦の耳のそばで残酷な言葉を紡ぎだす。
「俺とするのは気持ち良いだろう?」
外見に見合ったゴロゴロと岩が転がる様な低い声が笑っていた。
そうだ、とても気持ちいい。っと娼婦は朦朧とした頭の中で同意した。
恋人の用意した薬なんて必要ない程、今娼夫は本当に快感にかつて無い程・・・・・・性的快楽に翻弄されている。
そうかつて無い程・・・・・・
恋人とセックスするより気持ち良い。
「でもな、俺はお前の事なんてこれっぽっちも愛してなんていないんだぜ・・」
ヒュッと娼夫の喉が鳴った。
ジワリと聞きたくない事を聞かされる時の悪い予感が娼夫の脳に走る。
聞きたくない。聞きたくない。
「女と違って男はな、好きじゃなくても愛してなくても何だったら嫌いな奴でもセックスできるんだよ」
だからお前、今こんなに善がってるじゃねぇか。
「いやっ・・・らぁ・・・ぎぎたくないっ聞きたくない
そうこうしている間もガルフの腰は休まないし、娼夫の体は快感を拾って鳴いた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

獣人の子供が現代社会人の俺の部屋に迷い込んできました。

えっしゃー(エミリオ猫)
BL
突然、ひとり暮らしの俺(会社員)の部屋に、獣人の子供が現れた! どっから来た?!異世界転移?!仕方ないので面倒を見る、連休中の俺。 そしたら、なぜか俺の事をママだとっ?! いやいや女じゃないから!え?女って何って、お前、男しか居ない世界の子供なの?! 会社員男性と、異世界獣人のお話。 ※6話で完結します。さくっと読めます。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

家族になろうか

わこ
BL
金持ち若社長に可愛がられる少年の話。 かつて自サイトに載せていたお話です。 表紙画像はぱくたそ様(www.pakutaso.com)よりお借りしています。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

獣人将軍のヒモ

kouta
BL
巻き込まれて異世界移転した高校生が異世界でお金持ちの獣人に飼われて幸せになるお話 ※ムーンライトノベルにも投稿しています

僕だけの番

五珠 izumi
BL
人族、魔人族、獣人族が住む世界。 その中の獣人族にだけ存在する番。 でも、番には滅多に出会うことはないと言われていた。 僕は鳥の獣人で、いつの日か番に出会うことを夢見ていた。だから、これまで誰も好きにならず恋もしてこなかった。 それほどまでに求めていた番に、バイト中めぐり逢えたんだけれど。 出会った番は同性で『番』を認知できない人族だった。 そのうえ、彼には恋人もいて……。 後半、少し百合要素も含みます。苦手な方はお気をつけ下さい。

処理中です...