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すべては幻、隣の庭は枯れ木の庭 2―7

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カラスウリは一拍プルプルと震えると、亀裂にそってクパリと開き、真っ白な、レースで出来た様な花を咲かせた。
その中央に、人間の男性器に酷似した雄しべが一本生えている。人間の物としては非常識に長くてかなり太い。
ここから、触手から出る物の数倍の強烈な催淫液が獲物としてとらえた生き物に注ぎ込まれる。カラスウリが雄しべをルークの後口に宛がった。
「ルーク」
「じぇいどぉ。イク、イッってるよぉ」
「そうね、気持ち良いわね。今日はもうちょっと頑張ってみましょうか」
「がんばる?」
快楽でとろけた思考で、ルークが考えもせずジェイドの言葉を繰り返した時、間髪入れずにズブリとカラスウリの雄しべが差し込まれた。
いきなり滑りの強い催淫液をビュッっと吐き出すと、そのまま唸りを上げて震え出し、激しい挿抜を繰り返し始めた。
「え?!あ?何!?あぁんっ。あっぁっひぃっぁぁぁあ!」
幾重にもルークの腰と足の付け根に触手を絡めたカラスウリはそれをばねにして激しくルークを犯し始めた。
ルークの蜜胎に突っ込んだ雄しべを、カラスウリは先に入っている触手が千切れる事も厭わず激しい挿抜を繰り返し、何度もルークの胎の中に催淫液を吐き出した。
催淫液はじきにルークの体中に巡り、微かに残っていた思考能力を奪い、ルークを完ぺきな淫乱な雌に変えた。
「あっあっ、変、ね。体、変、中の、また出してる。ビシャビシャ出してるよう。メスイキ来ちゃう、イクイク。あっイッてる。いいよぉ、ジェイドのチンコ、ジェイドのチンコ気持ちいっ。ぁああ」
正気の時は、生真面目とも言えるルークが嬉しそうに腰を振り、くねらせ、卑猥な単語を恥ずかしがりもせず繰り返した。
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