真夜中の太陽 ルークの初恋

すべては幻、隣の庭は枯れ木の庭 １ー２３

結論から言うと、ルークが着せられたボディチェーンは物凄いイヤラシイ物だった。
繊細さを損なわないかつ絡まないギリギリの細さのチェーンの要所要所には美しい宝石が取り付けられ、灯りの光を反射して、一見物凄く美しいのだが、不穏な形状をした金具が所々に着いており、乳首を挟むニップルクリップと、後口に詰める栓代わりの小振りの張りぼてだった。
他は動けばシャラシャラと揺れて、ルークの肌を舐める様に揺れるチェーンが腰回りだけ少し食い込む程にキツく巻き付き固定されいる。
ニップルクリップにもご丁寧に宝石がぶら下がっていて、ルークの体が動く度に揺れてルークの胸の尖りを甘く捏ねた。
シャルレはボディチェーンを着終わったルークを満足そうに眺めると、下着を履かせた。
一国の姫君に下着を履かせて貰うというとんでもない状況がルークの背徳感を煽る。
下着の前立てには雫形のガラスのビーズが縫い付けられておりルークが動く度に揺れて下枝をくすぐる。
『絶対これもジェイコブ王子からの貰い物だ！』ルークはニップルクリップの甘い刺激に軽く息を上げながら下着をやっと履いた。
「立てる？」
この無茶な様相を命令した当の本人が涼しい顔で聞いてきた。
「なんとか」
と、強がりを言って椅子から腰を上げたとたんにそれは起きた。
中のボールがもう一つのボールや栓代わりに入れられた張りぼてに当たって、不規則にコツン・コツンと衝撃を産み出した。
「ぁっ・・・んぁっ」
ルークが不意打ちに驚いて、思わず喘いでベンチに腰を落とした。
「これ・・酷い！」
中のボールはルークが動く度にコツコツとぶつかり合って、ルークの体を中から刺激した。