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ルークの初恋 2-6

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いつものオフザケかと思って顔を見たが、冗談を言っている時の顔では無かった。
でも、これからに行かなきゃいけないのに・・・。
「良いんですか?」
とルークが聞いたら、シャルレは逆にふはっと笑った。
「まるで自分は嬉しいみたいに言うのね!」
ルークとしては、正直に言うなら嬉しい、好きな人におねだりされたのだ、嬉しいに決まってる。気持ちを聞かれるなら嬉しいしかないだろう。
「又、体洗わなくちゃいけなくなりますね。」
そう言いながらシャルレ姫の前に回り込んで膝を着いた。
「待たせておけば良いわよ、別に時間を指定されたわけじゃ無いわ。」
そう言って、ルークが入れるだけ膝を開いた。
どうやら本気らしいと判断して、そっと招かれた場所に入った。
真っ白に磨き抜かれた肌にそっと唇を寄せる。後を残したい欲求を無理やりねじ伏せながら、少しずつキスを内側に移動させた。
反対側の太ももは指先でそっと撫で上げていく、微かに痙攣する内腿が、シャルレがルークの愛撫で快感を拾っている印だ。
自分がシャルレに快感を与えているという満足感が、ルークの体を興奮させる。チラリと見上げると、微かに欲情の炎を瞳に灯したシャルレがルークを見つめていた。
そのまま、目を逸らす事も出来ず中心に辿り着いた。
滑らかな手触りの上等の下着は、いかにも男が喜びそうなビジューとフリルでサイドが飾られており、今夜の為にシャレルが選んだのかと思うとルークをイライラとさせた。
ルークの苛立ちを感じ取ったシャレルが少しイタズラっぽい微笑みを湛えてトボけて言う。
「どうしたの?」
ルークは一回フンと鼻を鳴らして、下着の上からシャレルのそれにキスをした。

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