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蜜月(巣籠もり)

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気がつくと、シェルはベッドでロモソルーンに抱かれていた。
「ぁあっ」
意識が回復した第一声が喘ぎ声だった。
「気がついたか」
ロモソルーンが優しい瞳で見つめながら、微笑んで言った。
「ゴメンな、もっと優しく抱いてやりたいけど、今は途中で止めるわけにいかねぇんだ」
シェルの意識が飛んでいる間に移動したのだろう、ベッドはすっかり温まっていて、かなり時間が経過しているのが分かった。
移動してからどれくらい経ったのか、ェルの下腹部はどちらのものとも分からない白濁にまみれていた。
周囲はやはり魔法陣に囲まれていた。
「魔術、まだ続いているんだね」
「魔術じゃない。まじないだ」
シェルの言葉に、ロモソルーンはそう答えた。
「まぁ、ひっくるめて言えば魔術だが」
ロモソルーンがシェルの中を突き上げながら言った。
「ぁあんっ。ど、どっちなの?」
「可愛い声で鳴くなぁ。そうだな、まじないはな、現代で言う魔術とは少し違うな。
 なぁ、シェル、自分で自分のチクビ触って見せて」
ロモソルーンが色ぽい微笑みを浮かべながら、シェルの耳の直ぐ下に口づけながら、甘いお強請りをしてきた。
シェルは、ほほを明るく染めながらも、素直に自分の両手をそれぞれの尖りに這わせて、ロモソルーンの目前で自慰をして見せた。
ジン・・と、甘い痺れがシェルの指の間から生まれた。
「ぁぁ。ロモソルーン、き、気持ちいいよぉ」
「はっ。可愛いなぁ。腹の中も気持ちよくしてやるからな!」
「ぁああっ!好き!ロモソルーン。大好きっ」
「上等!」
もはや幾度目かも分からないロモソルーンの絶頂がシェルの腹の中に注ぎ込まれた時、シェルは上級娼婦よりも蠱惑的に、淫らになっていた。
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