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蜜月(巣籠もり)

◆◆1

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ロモソルーンは失念していた。
今なら、今の自分の大きさなら、シェルと一緒に風呂に入れるのだ。
「そうだった。今なら一緒に入れるんだった」
「ふ・・・ぁあ」
浴室に入ったロモソルーンはシェルが用意する前に、シェルを抱きかかえたまま湯船の中に座り込むと瞬く間に魔術で湯を張って、そのままシェルの体を洗いだした。
「ロモソルーン、洗ってくれる合間に、愛撫なんてはさまれたらっ!。僕、ぁあっ」
ロモソルーンはシェルの体を洗ってやりながら、シェルの体をくまなく撫で上げていた。内股を柔らかく撫でまわし、足の湯薬指と中指の間を意味ありげに擦り、胸を洗う時はてのひらで乳首を擦り上げた。
「湯船に浸かっているシェルを上から眺めるのも絶景だが、こうやって一緒に浸かるのは、やってみたい事のひとつだった。ぁあ。湯の中でやると、やはりシェルの反応も早いな」
湯船の縁に掴まり、かがみ込んで悶えるシェルに伸し掛かって、ロモソルーンはシェルの体をくまなく撫で回し、洗った。
胎の入り口を擽ると、シェルの体はそれだけで淫らに跳ねた。
「今日は魔力を大量に使ったからな、お互い。シェルももう、体が欲しがってるはずだ。俺の魔力を」
二人はお互い、相手の魔力を体内に取り込んだ時、どんなに強烈な快楽を得られるか、知り尽くしていた。
「今日、今夜から、シェルのここに、全部入れられるんだ。俺の・・・俺を。」
ロモソルーンは、愛おし気にシェルの下腹部の丹田の辺りを撫でまわしてうっとりと囁いた。
「うん」
シェルも頬を染めて頷いた。そうだ、今夜から、ロモソルーンとキチンと出来るのだ。
今まではそうでなかった分けでは無いけれど、それでも、この違いは大きい。
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