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暗闇の灯火
◆14
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「若いドラゴンのカップルが、数ヶ月単位で自分達の巣にこもって愛し合うってやつ?最近はあまり無いって聞いてる」
ドラゴンの巣ごもりとは、どちらも番を持つのが初めて同士のドラゴンのカップルが行う事で、子供が出来づらいドラゴンならではの習慣でもある。
数か月単位でカップルで巣にこもって、ひたすら交尾を繰り返すのだ。
特にその間雌は一歩も巣の外には出ないと聞いている。
「どう思う?」
「良いんじゃない?」
どう思う?と聞かれたので正直な感想を言った。
別にドラゴンのカップルが子作りの為にこもろうが、ハネムーンに行こうが、シェルには関係の無い事だ。
好きにすれば良いと本当に思う。
だから正直に答えた。
「・・・そうか。拒絶反応がないならまぁ。良いか」
なぜかロモソルーンは微妙な表情でうなづいた。
シェルは、お湯に浸かりながら、あまり他人の事に興味を示さないロモソルーンが、なぜ今そんな事をシェルに聞いてくるのだろう?と首をかしげてから、っハッと気がついた。
「まさか、ロモソルーン、君、したいのかい?巣ごもり」
でも、シェルとロモソルーンでは子供なんかできないのに?
シェルの顔には、心に思った事が出ていたのだろう、ロモソルーンがイタズラが失敗した子供みたいな表情で言葉を返した、
「したい・・・というか、そうだな、したい」
「したいんだ」
数ヶ月、この家にこもってセックス三昧・・・。
シェルには想像するだけでできそうに無い様に思えた。
その間、食事等の諸々の日々の細々とした用事はどうしたら良いのだろうか?
普通のドラゴンは複数人の世話係が用意するが、ロモソルーンの世話係はシェルだけだ。
ドラゴンの巣ごもりとは、どちらも番を持つのが初めて同士のドラゴンのカップルが行う事で、子供が出来づらいドラゴンならではの習慣でもある。
数か月単位でカップルで巣にこもって、ひたすら交尾を繰り返すのだ。
特にその間雌は一歩も巣の外には出ないと聞いている。
「どう思う?」
「良いんじゃない?」
どう思う?と聞かれたので正直な感想を言った。
別にドラゴンのカップルが子作りの為にこもろうが、ハネムーンに行こうが、シェルには関係の無い事だ。
好きにすれば良いと本当に思う。
だから正直に答えた。
「・・・そうか。拒絶反応がないならまぁ。良いか」
なぜかロモソルーンは微妙な表情でうなづいた。
シェルは、お湯に浸かりながら、あまり他人の事に興味を示さないロモソルーンが、なぜ今そんな事をシェルに聞いてくるのだろう?と首をかしげてから、っハッと気がついた。
「まさか、ロモソルーン、君、したいのかい?巣ごもり」
でも、シェルとロモソルーンでは子供なんかできないのに?
シェルの顔には、心に思った事が出ていたのだろう、ロモソルーンがイタズラが失敗した子供みたいな表情で言葉を返した、
「したい・・・というか、そうだな、したい」
「したいんだ」
数ヶ月、この家にこもってセックス三昧・・・。
シェルには想像するだけでできそうに無い様に思えた。
その間、食事等の諸々の日々の細々とした用事はどうしたら良いのだろうか?
普通のドラゴンは複数人の世話係が用意するが、ロモソルーンの世話係はシェルだけだ。
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