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アッシュレアの敵討ち
◆◆◆◆◆◆◆◆27
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アッシュレアはけたたましく声を上げて笑った。
「やたらと気持ちの悪い声だったわ!タバコで喉が潰れてて、変にしゃがれて低くてしかも鼻息も荒いの、きもちわるかった。
もうアイツ股間起ってたんじゃないの!?」
キャハハハハハっとアッシュレアは笑った。
「他にも口の中でモゴモゴ何か言ってたけど覚えてないわ、そしてね扉をゆっくりゆっくり押すのよ返事なんかしてないのに、開くわけないでしょう?針金で止めてるんだから!そうするとね、また口の中だけでモゴモゴ何か文句を言いながら」
ゲラゲラ笑っていたアッシュレアはピタリと笑い声を止めて表情を消した。
そして言った。
「トイレに入っていくのよ。それが叔父の日課だった」
アッシュレアの声が届いていた周囲の人間がざわりとさざめいた。
「毎晩よ。毎晩毎日、一日たりとも欠かさず。毎晩毎晩毎晩毎晩。叔母さん、気づいて無かったと思う?」
アッシュレアは数歩歩いてルメラに近づいた。
威嚇しようと身構えたウォルターをルメラが片手で体を擦って止めた。
アッシュレアはそんな二人のやり取りに構わずルメラに近づきルメラの顔を覗き込んで断言した。
「そんな分けないじゃない、だって、寝室の真下よ?物置部屋」
「アッシュレア」
「私はね、生け贄にされたの、変態金持ち男が他に女を作らない様に、タダでヤらせる性奴隷として、最も、叔母の目論見は私の用心深さのせいで失敗に終わったけどね」
っくっ、と、蔑みの笑いを浮かべたアッシュレアの瞳に、再び怒りの焔が戻ってきた。
「やたらと気持ちの悪い声だったわ!タバコで喉が潰れてて、変にしゃがれて低くてしかも鼻息も荒いの、きもちわるかった。
もうアイツ股間起ってたんじゃないの!?」
キャハハハハハっとアッシュレアは笑った。
「他にも口の中でモゴモゴ何か言ってたけど覚えてないわ、そしてね扉をゆっくりゆっくり押すのよ返事なんかしてないのに、開くわけないでしょう?針金で止めてるんだから!そうするとね、また口の中だけでモゴモゴ何か文句を言いながら」
ゲラゲラ笑っていたアッシュレアはピタリと笑い声を止めて表情を消した。
そして言った。
「トイレに入っていくのよ。それが叔父の日課だった」
アッシュレアの声が届いていた周囲の人間がざわりとさざめいた。
「毎晩よ。毎晩毎日、一日たりとも欠かさず。毎晩毎晩毎晩毎晩。叔母さん、気づいて無かったと思う?」
アッシュレアは数歩歩いてルメラに近づいた。
威嚇しようと身構えたウォルターをルメラが片手で体を擦って止めた。
アッシュレアはそんな二人のやり取りに構わずルメラに近づきルメラの顔を覗き込んで断言した。
「そんな分けないじゃない、だって、寝室の真下よ?物置部屋」
「アッシュレア」
「私はね、生け贄にされたの、変態金持ち男が他に女を作らない様に、タダでヤらせる性奴隷として、最も、叔母の目論見は私の用心深さのせいで失敗に終わったけどね」
っくっ、と、蔑みの笑いを浮かべたアッシュレアの瞳に、再び怒りの焔が戻ってきた。
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