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アッシュレアの敵討ち

◆◆◆◆◆◆14

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シェルは、果たして自分の躰はどうなってしまったのだろうか、と、不安になったが、ロモソルーンの視線が歌を止める事をゆるさなかった。

 光は、来ない

今夜のシェルの歌は本当にたどたどしくなってしまっていた。

 照らせ 照らせ
 星は己のかいなの中


丁度一小節歌い終わった所で、ロモソルーンの未だかつてない程たぎった雄の印がズブリ、っとシェルの胎の中にその切っ先を突っ込んで来た。
「ん――――っ」
事前に、散々ほどかれたシェルの胎は、いつもより相当深くソレを飲み込んで、先端はシェルの丹田に届きそうな位だった。
中から持上げられて、浮遊感で目が眩んだ。
「あぁあっ、ぅあっ」
気絶しかけたシェルを、ロモソルーンが優しく揺すって意識をもどした。
胸の魔石の振動は、もはや石が割れるのではないかと恐れるほどになっていた。
「シェル、いいか?」
ロモソルーンが問いかけてきたけれど、シェルには、その問いが『歌が継続出来るのか?』と聞かれたのか、『気持ちいいか?』と聞かれたのか、分からなかった。
どちらにせよ返事は『是』なので聞き返さなかった。
聞き返す余裕もなかった。

 寒い寒い夜の果て

魔石からの共振は続いている。
「あひっ」
胎の中でロモソルーンの性器が先走りを溢した。
魔力たっぷりのソレは、シェルにまた強烈な快感を与えた。
シェルは、めいいぱいロモソルーンを頬張って、限界まで拡張されているのに、歓喜で激しくうねっている自分の胎を右手で撫でた。
悪戯心でその右手で、自分の丹田に自分の魔力を押し込むと、ロモソルーンが地響きがしそうな程低いうなり声を上げて腰を痙攣させた。
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