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落ち葉と魚
◆◆10
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そう頭の中では考えるものの、複数の番いを持つのが普通のドラゴン達の中、雌のドラゴンを拒み、シェル以外の世話係を拒み、シェルの恋人候補を陰日向無く蹴散らし、あまつさえ馬の代わりをしてまでシェルに近寄る存在を消し去る事に心血を注いでいるロモソルーンの執着を思うと流石のルメラも何も言えなかった。
「もはや執念と言っても過言じゃ無いと思うのよね・・・・。」
ルメラの小さな呟きは・・・夫のウォルターだけが聞きつけ、ウンウンと小さくうなづかせた。
「え!?ロモソルーンお前『ルアルア』なんて言ってんの!?ギャグ!?体格差有りすぎじゃ無いの!?どうやってお前のs」
「軋轢の鉾ぉ!!」
二人の会話をソワソワとしながら黙って聞いていたが我慢できなくなったのか、グィグゥがキョロキョロしながら再び口を挟もうとしたが、慌ててルメラが円錐形の岩石で下から突き上げる魔法攻撃を繰り出して口を塞いだ。
ふぅと溜息と共に額に浮かんだ脂汗を腕で拭いながら。
「あの子がいると話がシリアスに成りすぎ無くて助かるけどたまに心臓に悪いわ・・・。」
と独り言をこぼし、伸びた息子はウォルターが黙って尻尾を咥えてどこかに引きずって行った。
呆気にとられているシェルを振り返り笑顔を作り直す。
「あぁごめんなさいね、話の途中で、ウチの次男は本当に落ち着きが無くて・・・。話を元に戻しましょう、シェル君が思い悩んでいる体液をロモソルーン様になめさせる行為についてだけどね、だからね、よしんばシェル君が言うとおり、ロモソルーン様の頭の中が雛でも全く気にする事なんて無いのよ?。」
人差し指をたて教師が生徒に教え込む様ににっこり笑ってルメラは断言した。
「人間にとっては性行為に近い行為でもドラゴン側にとっては人間が山羊の乳飲むのと大差無いんだから。」
嘘ではない、ただシェルに恋愛感情を持っているロモソルーンには当てはまらないという事をルメラは黙っていただけだ。
「もはや執念と言っても過言じゃ無いと思うのよね・・・・。」
ルメラの小さな呟きは・・・夫のウォルターだけが聞きつけ、ウンウンと小さくうなづかせた。
「え!?ロモソルーンお前『ルアルア』なんて言ってんの!?ギャグ!?体格差有りすぎじゃ無いの!?どうやってお前のs」
「軋轢の鉾ぉ!!」
二人の会話をソワソワとしながら黙って聞いていたが我慢できなくなったのか、グィグゥがキョロキョロしながら再び口を挟もうとしたが、慌ててルメラが円錐形の岩石で下から突き上げる魔法攻撃を繰り出して口を塞いだ。
ふぅと溜息と共に額に浮かんだ脂汗を腕で拭いながら。
「あの子がいると話がシリアスに成りすぎ無くて助かるけどたまに心臓に悪いわ・・・。」
と独り言をこぼし、伸びた息子はウォルターが黙って尻尾を咥えてどこかに引きずって行った。
呆気にとられているシェルを振り返り笑顔を作り直す。
「あぁごめんなさいね、話の途中で、ウチの次男は本当に落ち着きが無くて・・・。話を元に戻しましょう、シェル君が思い悩んでいる体液をロモソルーン様になめさせる行為についてだけどね、だからね、よしんばシェル君が言うとおり、ロモソルーン様の頭の中が雛でも全く気にする事なんて無いのよ?。」
人差し指をたて教師が生徒に教え込む様ににっこり笑ってルメラは断言した。
「人間にとっては性行為に近い行為でもドラゴン側にとっては人間が山羊の乳飲むのと大差無いんだから。」
嘘ではない、ただシェルに恋愛感情を持っているロモソルーンには当てはまらないという事をルメラは黙っていただけだ。
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