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🎃約束の10月30日4−11
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「琢美?」
琢美は、俺を抱きしめたまま、無言で体をグイグイと俺に押し付け続けていた。
「たっ。琢美?!タクミさん?何か、お、俺、物凄いエロイ事されてない!?」
「・・・うん。ごめん。嫌?」
「嫌じゃねぇケド、嫌じゃねぇケド、あのな、らしくネェっつーか」
『心配になる』って言おうとしたら、先に
「恥ずかしい?」
って、もの凄い色っぽい声で言われた。
そう言った琢美の手は、するりと俺の太腿の脇を指でなぞって、洋服越しに貞操帯のベルト部分を軽く引っ張った。
「んっ」
俺は思わず微かに声を上げた。
俺の体温が羞恥で一気に上昇したのが分かった。
琢美は俺の太腿をなぞって貞操帯のヒモを引っ張る動作を繰り返しながら、今度ははっきりと腰を押し付けて来た。
「たっ琢美?!」
琢美は起ってはいなかったけど、こんなのもうゼックスの前戯も同然だ。
慌てふためく俺とは反対に、琢美は俺を抱きしめ腰を押し付ける動作を繰り返しながら言った。
「裕ちゃん、私、セックスしたい」
マジですか、どこでスイッチ入ったのこの子!?
「今!?、デパ地下は?」
展開に着いていけなくて、俺は考える事も出来ずに気の利かない切り返しをしていた。
「今度で良い、私、本当はさっきからずっと裕ちゃんとエッチしたくてたまらなくて、クレープ食べてる裕ちゃん見てたらエロクてたまらなくて」
「分かるけどっ、琢美、せめて一区画移動しよう」
琢美の状態からして、ラブホになだれ込むのは別に良いとして、問題は場所にあった。
こんな事なら、同じ立ち食いするにしたって、このSM界隈を脱出してからにすれば良かった。と、俺は激しく後悔した。
「この辺りのラブホは無茶苦茶高いんだ!」
琢美は、俺を抱きしめたまま、無言で体をグイグイと俺に押し付け続けていた。
「たっ。琢美?!タクミさん?何か、お、俺、物凄いエロイ事されてない!?」
「・・・うん。ごめん。嫌?」
「嫌じゃねぇケド、嫌じゃねぇケド、あのな、らしくネェっつーか」
『心配になる』って言おうとしたら、先に
「恥ずかしい?」
って、もの凄い色っぽい声で言われた。
そう言った琢美の手は、するりと俺の太腿の脇を指でなぞって、洋服越しに貞操帯のベルト部分を軽く引っ張った。
「んっ」
俺は思わず微かに声を上げた。
俺の体温が羞恥で一気に上昇したのが分かった。
琢美は俺の太腿をなぞって貞操帯のヒモを引っ張る動作を繰り返しながら、今度ははっきりと腰を押し付けて来た。
「たっ琢美?!」
琢美は起ってはいなかったけど、こんなのもうゼックスの前戯も同然だ。
慌てふためく俺とは反対に、琢美は俺を抱きしめ腰を押し付ける動作を繰り返しながら言った。
「裕ちゃん、私、セックスしたい」
マジですか、どこでスイッチ入ったのこの子!?
「今!?、デパ地下は?」
展開に着いていけなくて、俺は考える事も出来ずに気の利かない切り返しをしていた。
「今度で良い、私、本当はさっきからずっと裕ちゃんとエッチしたくてたまらなくて、クレープ食べてる裕ちゃん見てたらエロクてたまらなくて」
「分かるけどっ、琢美、せめて一区画移動しよう」
琢美の状態からして、ラブホになだれ込むのは別に良いとして、問題は場所にあった。
こんな事なら、同じ立ち食いするにしたって、このSM界隈を脱出してからにすれば良かった。と、俺は激しく後悔した。
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