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🎃約束の10月30日 3ー12
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案の定、高岡刑事はこちらをチラリと見ただけで。
悪そうな顔でニヤリと笑うと
「まぁ、そう急くなよ。これからだからよ」
なんて言って、持っていたインカムのマイクに向かって、
「連れて来てくれ、そのままで良い」
なんて、慣れた調子で指示を出した。
多分コバの所にいる店の従業員に、コバを連れて来る様に言ったんだろう。
それから俺達を見て、
「アイツな、今日お前達がここに来るの、知らねぇんだよ。俺と二人っきりでプレイの続きをするつもりでハァハァしながら来た所でお前等見たら、どんな顔すると思う?」
なんて言いやがった。
「イヤ、それヤバくね?」
ショックでまたPTSD起こすんじゃね?分からねぇケド。
俺が言うと、高岡刑事は肩をすくめて持っていたウィスキーを一口飲んだ。
「お姫様気質のメンヘラが一つ依存先を卒業するには贅沢なセレモニーだろ?」
「ヤッパあんた、実は相当怒ってるだろ?」
いつものとぼけた動作をしてはいるものの、目の奥が全く笑っていない。
相当怒っている所か、腸煮えくり返るほど怒っている様に見えた。
流石に俺もゾッとして琢美にしがみつく腕の力を込め直した。
ああいうタイプが本気で嫉妬するとマジで怖い。
「・・・散々尽してきた俺の眼の前で、他の男にヤキモチ焼いて、ましてや恋同士との中を邪魔するとか、舐めた真似するにも程があるだろ」
高岡刑事が笑顔なのに全然笑顔に見えねぇ表情でグラスを掲げて言った。
怖!マジだ。このオッサンガチギレしてる!
俺が更に琢美に抱きつく腕に力を込めると、琢美が優しく抱き寄せ直してくれて、俺の背中をポンポンと優しくたたいてくれた。
悪そうな顔でニヤリと笑うと
「まぁ、そう急くなよ。これからだからよ」
なんて言って、持っていたインカムのマイクに向かって、
「連れて来てくれ、そのままで良い」
なんて、慣れた調子で指示を出した。
多分コバの所にいる店の従業員に、コバを連れて来る様に言ったんだろう。
それから俺達を見て、
「アイツな、今日お前達がここに来るの、知らねぇんだよ。俺と二人っきりでプレイの続きをするつもりでハァハァしながら来た所でお前等見たら、どんな顔すると思う?」
なんて言いやがった。
「イヤ、それヤバくね?」
ショックでまたPTSD起こすんじゃね?分からねぇケド。
俺が言うと、高岡刑事は肩をすくめて持っていたウィスキーを一口飲んだ。
「お姫様気質のメンヘラが一つ依存先を卒業するには贅沢なセレモニーだろ?」
「ヤッパあんた、実は相当怒ってるだろ?」
いつものとぼけた動作をしてはいるものの、目の奥が全く笑っていない。
相当怒っている所か、腸煮えくり返るほど怒っている様に見えた。
流石に俺もゾッとして琢美にしがみつく腕の力を込め直した。
ああいうタイプが本気で嫉妬するとマジで怖い。
「・・・散々尽してきた俺の眼の前で、他の男にヤキモチ焼いて、ましてや恋同士との中を邪魔するとか、舐めた真似するにも程があるだろ」
高岡刑事が笑顔なのに全然笑顔に見えねぇ表情でグラスを掲げて言った。
怖!マジだ。このオッサンガチギレしてる!
俺が更に琢美に抱きつく腕に力を込めると、琢美が優しく抱き寄せ直してくれて、俺の背中をポンポンと優しくたたいてくれた。
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