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サナリア・アルテミナとリリィ・ブラック12
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二人は絡み合う様にお互いの体を愛撫しながら浴室に入った。
明日も仕事だ。
責任の重い役職に就く二人の睦合う事を許された時間はリリィの底なしの性欲に反して、限られている。自然と愛し合う時間をなるべく確保する為に二人の入浴手順はある程度決まっていった。
リリィが自分の体を洗っている間にサナリアが自分で後ろをある程度広げるのだ。
洗い場のタイルの上に三枚程大判のタオルを重ねた上で自分の体を洗うリリィに見せつけながらサナリアは自分の体を洗う前に受け入れる用意をし始めた。
自分で洗わなくともサナリアの体はリリィがセックスしながら愛撫の延長で洗ってくれる。まるで自慰でもしているかの様に自分の指で善がりながら蜜胎の入り口を広げるサナリアをリリィの中心にそそり立つ剛直が尚も準備を急かしていた。
「くう・・・あっ。」
普段、澄ました学者ぜんとした顔をしているサナリアの表情がが、毎夜意識が飛ぶほど与えらえる快感を思い出して段々と溶けてゆく・・・・、リリィの逞しいソレを視界の端に捕えて、チラリと上唇を舐めた仕草が又いやらしく、リリィも視覚で煽られるままに喉を鳴らした。
湯気で湿って張り付く深紅の髪が宝石のごとく煌めいて、サナリアの体を扇情的に彩っていた。
サナリアの指がリリィを受け入れる為の蜜胎を上下する度に、誘う様に水音を響かせた。
リリィの喉がゴクリと生唾を飲み落とす。サナリアの胎の中がどれ程自分を夢中にさせるか、もう充分過ぎる程知っている。リリィの剛直がズクリとドロついた欲をはらんで揺れた。
リリィの目の前で淫らに揺れるサナリアの白く華奢な体の中心では、殆ど触れてもいない下枝が今にもはち切れそうに膨らんで、ただ蜜を垂らしながら心細げに震えていた。
脱いだ衣服の代わりに身に着けさせたボディチェーンがチャリチャリと音を立てる。サナリアも早くリリィの熱い情熱の杭を自らの胎に受け止めたくてたまらなかった。
しかし、どちらにせよ、サナリアの華奢な指ではリリィの物を受け入れられる程解すには、太さが足りない、最後の仕上げはリリィがしてくれなくては、意図せず、自分の指が良い所に当たってしまい、嬌声を上げて背を反らしてしまった所でリリィが自分の体を洗い終えてサナリアの前に座った。
「何度見てもそそられる姿だな。」
「・・・それは、何よりです。」
「サナリア・・・続けてくれよ。体を洗ってやる。」
リリィがシャボンだらけの両手でサナリアの体を洗いながらも、サナリアの体の熱が冷めない様に胸の尖りや下枝を厭らしく撫でて行く、サナリアの体は更に溶けた。
「・・・繁殖期終わってしまうのが惜しいとか言ったら怒りますか?」
リリィの大きな体がサナリアの体のありとあらゆる所を撫でて洗ってゆく、猫科の獣人の血が濃いリリィの手は普通の人間よりも肉厚で弾力が有って気持ち良い。
サナリアの体を洗うリリィがくつくつと笑いながら言葉を返した。
「終わる兆しもねえのに惜しいとか言われてもなあ・・・。」
タオルを敷いた床の上にサナリアを寝転がして両足を洗ってゆく、その間もサナリアは自分の蜜胎に両手で指を突っ込んで撫でたり、挿抜したり、広げたりしながらリリィの手で広げてもらうのを待った。
リリィには絶景だ、自分だけのキレイな神様が自分の為にこんなに乱れて自分を求めてくれるなんて、堪らず泡を流す事は後回しにして、潤滑油に手を伸ばした。
「サナリアが頑張って自分で広げてくれたから、俺の指がもう三本も入ったぜ?」
自分の指では味わえない快感にサナリアが喜んで嬌声を上げる。上がる息使いに合わせて薄い胸板を飾る桃色の飾りが揺れた。
「ほら・・あともう一本だ、頑張れっ。イッても良いぞ、俺もサナリアが気絶しても止められないからな。」
四本に増やして可愛がってやったサナリアの胎は呆気なく中だけで絶頂を極めた。
未だ震えるサナリアが尚も欲しがって、リリィの限界近く膨れ上がった物がズプリとサナリアの中に押し込まれた。
連日の情事で中まで開かれたサナリアの胎がリリィの逞しい杭に絡みついて更なる熱を強請る。
「ふ・・・ん・ぁぁぁ・・・。」
あまりの心地よさにリリィも思わず熱い溜息を洩らした。
我を忘れていきなり激しく突き上げてしまいそうになる自分を慌てて抑える。
「ああぁっ、ぁんっ・・・んっ・・。リリィ・・・キモチイイっ。」
サナリアも待ち望んだ熱い物に中を愛されてその強い快感に身を捩った。
「そうか、良いか。」
「好き・・・これ・・・好きぃ・・。」
「・・・やらしいな・・・サナリア。」
「違う・・違わないけど・・そうじゃ無くて。言いたいのはっ。」
サナリアは、リリィの情熱を自分の体の一番奥で感じられるこの瞬間が好きなのだとそう言った。
「リリィが私でも欲情出来るんだっていちばん・・・・実感できる、嬉しい。」
「・・・・だから繁殖期が無くなるのが惜しいってか?繁殖期なんか無くても俺は結構な頻度でお前に欲情してたし、これからだってするぞ?発情期だって無くならねぇしな。」
「・・・・・発情期は、単に所かまわず欲情してるだけじゃないですか。別に嫌なワケじゃないけど。」
それは、自分の方が大分強く執着していると自覚していたリリィには意外な言葉だった。
繁殖期は、自分にだけ欲情してる所が、サナリアの独占欲を満足させるのだと、サナリアは白状した。
明日も仕事だ。
責任の重い役職に就く二人の睦合う事を許された時間はリリィの底なしの性欲に反して、限られている。自然と愛し合う時間をなるべく確保する為に二人の入浴手順はある程度決まっていった。
リリィが自分の体を洗っている間にサナリアが自分で後ろをある程度広げるのだ。
洗い場のタイルの上に三枚程大判のタオルを重ねた上で自分の体を洗うリリィに見せつけながらサナリアは自分の体を洗う前に受け入れる用意をし始めた。
自分で洗わなくともサナリアの体はリリィがセックスしながら愛撫の延長で洗ってくれる。まるで自慰でもしているかの様に自分の指で善がりながら蜜胎の入り口を広げるサナリアをリリィの中心にそそり立つ剛直が尚も準備を急かしていた。
「くう・・・あっ。」
普段、澄ました学者ぜんとした顔をしているサナリアの表情がが、毎夜意識が飛ぶほど与えらえる快感を思い出して段々と溶けてゆく・・・・、リリィの逞しいソレを視界の端に捕えて、チラリと上唇を舐めた仕草が又いやらしく、リリィも視覚で煽られるままに喉を鳴らした。
湯気で湿って張り付く深紅の髪が宝石のごとく煌めいて、サナリアの体を扇情的に彩っていた。
サナリアの指がリリィを受け入れる為の蜜胎を上下する度に、誘う様に水音を響かせた。
リリィの喉がゴクリと生唾を飲み落とす。サナリアの胎の中がどれ程自分を夢中にさせるか、もう充分過ぎる程知っている。リリィの剛直がズクリとドロついた欲をはらんで揺れた。
リリィの目の前で淫らに揺れるサナリアの白く華奢な体の中心では、殆ど触れてもいない下枝が今にもはち切れそうに膨らんで、ただ蜜を垂らしながら心細げに震えていた。
脱いだ衣服の代わりに身に着けさせたボディチェーンがチャリチャリと音を立てる。サナリアも早くリリィの熱い情熱の杭を自らの胎に受け止めたくてたまらなかった。
しかし、どちらにせよ、サナリアの華奢な指ではリリィの物を受け入れられる程解すには、太さが足りない、最後の仕上げはリリィがしてくれなくては、意図せず、自分の指が良い所に当たってしまい、嬌声を上げて背を反らしてしまった所でリリィが自分の体を洗い終えてサナリアの前に座った。
「何度見てもそそられる姿だな。」
「・・・それは、何よりです。」
「サナリア・・・続けてくれよ。体を洗ってやる。」
リリィがシャボンだらけの両手でサナリアの体を洗いながらも、サナリアの体の熱が冷めない様に胸の尖りや下枝を厭らしく撫でて行く、サナリアの体は更に溶けた。
「・・・繁殖期終わってしまうのが惜しいとか言ったら怒りますか?」
リリィの大きな体がサナリアの体のありとあらゆる所を撫でて洗ってゆく、猫科の獣人の血が濃いリリィの手は普通の人間よりも肉厚で弾力が有って気持ち良い。
サナリアの体を洗うリリィがくつくつと笑いながら言葉を返した。
「終わる兆しもねえのに惜しいとか言われてもなあ・・・。」
タオルを敷いた床の上にサナリアを寝転がして両足を洗ってゆく、その間もサナリアは自分の蜜胎に両手で指を突っ込んで撫でたり、挿抜したり、広げたりしながらリリィの手で広げてもらうのを待った。
リリィには絶景だ、自分だけのキレイな神様が自分の為にこんなに乱れて自分を求めてくれるなんて、堪らず泡を流す事は後回しにして、潤滑油に手を伸ばした。
「サナリアが頑張って自分で広げてくれたから、俺の指がもう三本も入ったぜ?」
自分の指では味わえない快感にサナリアが喜んで嬌声を上げる。上がる息使いに合わせて薄い胸板を飾る桃色の飾りが揺れた。
「ほら・・あともう一本だ、頑張れっ。イッても良いぞ、俺もサナリアが気絶しても止められないからな。」
四本に増やして可愛がってやったサナリアの胎は呆気なく中だけで絶頂を極めた。
未だ震えるサナリアが尚も欲しがって、リリィの限界近く膨れ上がった物がズプリとサナリアの中に押し込まれた。
連日の情事で中まで開かれたサナリアの胎がリリィの逞しい杭に絡みついて更なる熱を強請る。
「ふ・・・ん・ぁぁぁ・・・。」
あまりの心地よさにリリィも思わず熱い溜息を洩らした。
我を忘れていきなり激しく突き上げてしまいそうになる自分を慌てて抑える。
「ああぁっ、ぁんっ・・・んっ・・。リリィ・・・キモチイイっ。」
サナリアも待ち望んだ熱い物に中を愛されてその強い快感に身を捩った。
「そうか、良いか。」
「好き・・・これ・・・好きぃ・・。」
「・・・やらしいな・・・サナリア。」
「違う・・違わないけど・・そうじゃ無くて。言いたいのはっ。」
サナリアは、リリィの情熱を自分の体の一番奥で感じられるこの瞬間が好きなのだとそう言った。
「リリィが私でも欲情出来るんだっていちばん・・・・実感できる、嬉しい。」
「・・・・だから繁殖期が無くなるのが惜しいってか?繁殖期なんか無くても俺は結構な頻度でお前に欲情してたし、これからだってするぞ?発情期だって無くならねぇしな。」
「・・・・・発情期は、単に所かまわず欲情してるだけじゃないですか。別に嫌なワケじゃないけど。」
それは、自分の方が大分強く執着していると自覚していたリリィには意外な言葉だった。
繁殖期は、自分にだけ欲情してる所が、サナリアの独占欲を満足させるのだと、サナリアは白状した。
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