上 下
191 / 218

白い湯気と透明な吐息2ー3

しおりを挟む
「大丈夫、ちゃんと僕も気持ちいい、から」
セイラはうっとりとしながら自分の性器を扱いた。
「可愛い事をする」
アヤの腰の動きは、更にセイラを喜ばせるものになって行った。
セイラの視界は次第にハレーションを起こすようになり。
彼の唇からこぼれる嬌声も、もう殆ど意味を為さなくなっていた。
快楽のあまり、放心状態になってしまいそうになるのを、辛うじてアヤの挿抜の衝撃で意識を留めていた。
「あぁんっ。イクー!くるっ。ヒィっ。らぇっ。もう絶頂きちゃう。アヤ、おっきいのくる!」
「あぁっ。お前の胎の中、凄いうねってる」
「目っチカチカ!するぅ」
後ろをアヤの獣の性器に侵されながら、よがり狂って自分の性器を扱くセイラの姿は娼婦顔負けの卑猥さだった。
「・・・ぁっ!」
セイラの体に力が入り、背が次第に反って、大きく数回体が跳ねた。
セイラの、アヤの性器を深々と咥えこんていた所がギュっと締まって、アヤが一回グルリと唸った。
雌イキの強烈な快感に身を震わせているセイラを、アヤは更に猛然と突き上げた。
イヤらしい水音と、限界を突き抜けたセイラの、獣の鳴き声みたいになった嬌声が、洞窟に反響していく、二人の興奮は最高潮に上り詰めて行った。
「アヤっ、アヤぁ!」
「セイラ!セイラ、俺の番!俺のっ」
「あああぁああ。もうっ。溶けちゃうっ良すぎてっ壊れちゃう!」
「好きなだけ鳴け!可愛い!胎の中も、俺のモノに吸い付いて、絡まって『抜くな』と言っているみたいだ」
「あひっ。アヤ好き!狼でも、獣でもいい!アヤが僕の男だ」
「セイラ」
アヤがセイラの中に白濁を放つと、セイラもくうに自分の白濁を放った。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

執着攻めと平凡受けの短編集

松本いさ
BL
執着攻めが平凡受けに執着し溺愛する、似たり寄ったりな話ばかり。 疲れたときに、さくっと読める安心安全のハッピーエンド設計です。 基本的に一話完結で、しばらくは毎週金曜の夜または土曜の朝に更新を予定しています(全20作)

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

父のチンポが気になって仕方ない息子の夜這い!

ミクリ21
BL
父に夜這いする息子の話。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

パパの雄っぱいが大好き過ぎて23歳息子は未だに乳離れできません!父だけに!

ミクリ21
BL
乳と父をかけてます。

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

処理中です...