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春のススキと白い息1ー15

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(あのまま、一思いに愛しいアヤに食われたら、どんなにか・・・)
そう思いを馳せるだけで、セイラの表情はトロリと甘く溶けた。
見とがめたアヤが問う。
「では、その表情は何だ?」
「・・・その・・」
何と言って良いのか、うまい言葉が見つからずにセイラは言いよどんだ。
アヤがまた一歩近づいて、セイラがひざを立てて隠した物を除きこんだ。
そしてベロリと舐めた。
興奮したセイラが甘い溜め息を吐き出した。
快感で両足が小さく痙攣を起こした。
アヤは何も言わずに、セイラの性器をそっと口に含んで、そのまま口内で舐め回した。
「ぁぁっ」
ただでさえ限界近く起ち上がった性器を、これ見よがしに口淫されて、気持ちよくならないわけがない、内股に閉じていたセイラの両足は、なんの抵抗も無くアヤに向かって大きく開いた。
「さっき言ったろう、俺の蔦を身につけるという事は、全部筒抜けになるんだぞ、隠したところで何の意味もない」
「うん。でも、ぁぁ」
熱い狼の口内と舌は、たまらなく気持ち良かった。
弱っているセイラの思考能力は、簡単に快楽に負けて、あっという間にアヤの与える快楽に夢中になっていく。
「あっ」
ひときわ大きく開いたアヤの口が迫ってきて、セイラは小さく声を上げた。
アヤは大きく開いたセイラの両足の間に顎を入れ胴体の下半分の殆どを咥えこんだ。
アヤはしばらくセイラの下半身を口内で舐め回した。
いつも通りの愛撫だったけれど、今日のセイラの体には至る所にアヤの噛み痕が有る。
そこをアヤの舌が撫でる度に、セイラの体は甘く痺れた。
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