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春のススキと白い息1ー9
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いつの間にか、汗と涙と湯気でセイラは全身びっしょりと濡れてしまっていた。
真剣な話をしているのに、体の芯から溶け出した薬と、条件反射で股間が場違いに勃起しているのが酷く滑稽で恥ずかしくて、情けなくなった。
「ごめん、直ぐ治める」
そう言って、泣きながら自分の性器を扱き始めた。
気持ちが追い付いている訳じゃないから中々射精するにまでは至らなくて、気持ちばかりが急いた。
「あ。あれ?ご、ごめんね。直ぐすむから」
焦るものだから余計上手くいかなくて、恥ずかしくて、いっそそのまましぼんでくれれば取り敢えず場は収まるのに、勃起してる理由の殆どが薬の影響なものだから萎える事もなくて、情けなくて余計涙が出た。
「ぅくっ」
嗚咽ばかりが上がって、どうする事も出来なくて、途方に暮れながらそれでも何とかしようとしごいてると、セイラの手元にアヤが口を寄せてきた。
「セイラ」
一言名前を呼んで、大きな舌でセイラの陰嚢をこね、ベロりと性器の先を優しく舐め回した。
「ぅぁ」
「ん?」
アヤが、性器を握りしめているセイラの手ごとパクりと咥え込み、口内で舐め転がすと、ガチガチに力の入っていたセイラの肩から力が抜けて、アヤの額に上半身が寄りかかって来た。
「──気持ちいい」
自分の性器を握っていた手をほどいて、アヤの口の中から抜き出した。
気持ち良くて、何だかほっとして、また涙が零れた。
「そりゃ良かった」
アヤはチラリとセイラを見て、口淫を続けた。
セイラは小さなあえぎ声を漏らしながら、アヤにもたれ、緩やかに近づいていた絶頂の時を待った。
真剣な話をしているのに、体の芯から溶け出した薬と、条件反射で股間が場違いに勃起しているのが酷く滑稽で恥ずかしくて、情けなくなった。
「ごめん、直ぐ治める」
そう言って、泣きながら自分の性器を扱き始めた。
気持ちが追い付いている訳じゃないから中々射精するにまでは至らなくて、気持ちばかりが急いた。
「あ。あれ?ご、ごめんね。直ぐすむから」
焦るものだから余計上手くいかなくて、恥ずかしくて、いっそそのまましぼんでくれれば取り敢えず場は収まるのに、勃起してる理由の殆どが薬の影響なものだから萎える事もなくて、情けなくて余計涙が出た。
「ぅくっ」
嗚咽ばかりが上がって、どうする事も出来なくて、途方に暮れながらそれでも何とかしようとしごいてると、セイラの手元にアヤが口を寄せてきた。
「セイラ」
一言名前を呼んで、大きな舌でセイラの陰嚢をこね、ベロりと性器の先を優しく舐め回した。
「ぅぁ」
「ん?」
アヤが、性器を握りしめているセイラの手ごとパクりと咥え込み、口内で舐め転がすと、ガチガチに力の入っていたセイラの肩から力が抜けて、アヤの額に上半身が寄りかかって来た。
「──気持ちいい」
自分の性器を握っていた手をほどいて、アヤの口の中から抜き出した。
気持ち良くて、何だかほっとして、また涙が零れた。
「そりゃ良かった」
アヤはチラリとセイラを見て、口淫を続けた。
セイラは小さなあえぎ声を漏らしながら、アヤにもたれ、緩やかに近づいていた絶頂の時を待った。
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