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イキ癖2ー6
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魂までも踏みにじられる様な抱かれ方でも、快感を拾う。それは、六年間陵辱され続けたセイラが、セイラの体が、生き抜くために身につけた条件反射という術だ。
長年かけて叩き込まれ続けた条件反射はそうそう消えてくれない。
アヤにはそれが悔しかった。
(一生このままかも知れねぇなぁ。まぁ、俺はそれでも良いけど)
6年の月日は長すぎた。
セイラが辛そうなのだけが心苦しい。
悪夢に襲われて飛び起きたセイラは必ずアヤに殺してと泣きながら乞うのだ。本気で殺してくれと泣きついて来るのだ。
『頭を潰して殺して』と、その体の一片の欠片もなくすりつぶして『殺して』と泣きすがる、アヤはその度に断り、その代わり愛撫で気持ち良くさせて慰めている。今夜もそれをしなくては、と思った時、
「ぁうん・・はぁ」
「ん?」
何とセイラが甘く鳴いた。
思わず『セイラ?』と声を掛けそうになって慌てて口をつぐんだ。
見ると顔色が次第に血色が良くなり、吐息もどんどん甘くなっていっている。
「ぁぁ・・」
甘い吐息を吐いてムジモジと両ひざを立てて緩く足を開いた。
丸見えになった胎の入口は、蠱惑的に開閉をくりかえしている。
「ぅぅん・・」
切ない声をあげるセイラの両の膝がゆるゆると揺れ、時々太ももが痙攣までし始めた。
アヤが呆然と見惚れていると、セイラは眠りながら自分の乳首を触り、
「アヤァ・・」
微かな声で、しかし確かにそう言って、果てた。
寝息の静かになったセイラの横には、間抜けに大口を開けて股間を起たせた大きな狼のアヤがいた。
(セイラが、セイラが初めて寝言で俺の名前を呼んだ!しかも夢精までした!)
静かに眠るセイラの横で、アヤはその日一睡も出来なかった。
長年かけて叩き込まれ続けた条件反射はそうそう消えてくれない。
アヤにはそれが悔しかった。
(一生このままかも知れねぇなぁ。まぁ、俺はそれでも良いけど)
6年の月日は長すぎた。
セイラが辛そうなのだけが心苦しい。
悪夢に襲われて飛び起きたセイラは必ずアヤに殺してと泣きながら乞うのだ。本気で殺してくれと泣きついて来るのだ。
『頭を潰して殺して』と、その体の一片の欠片もなくすりつぶして『殺して』と泣きすがる、アヤはその度に断り、その代わり愛撫で気持ち良くさせて慰めている。今夜もそれをしなくては、と思った時、
「ぁうん・・はぁ」
「ん?」
何とセイラが甘く鳴いた。
思わず『セイラ?』と声を掛けそうになって慌てて口をつぐんだ。
見ると顔色が次第に血色が良くなり、吐息もどんどん甘くなっていっている。
「ぁぁ・・」
甘い吐息を吐いてムジモジと両ひざを立てて緩く足を開いた。
丸見えになった胎の入口は、蠱惑的に開閉をくりかえしている。
「ぅぅん・・」
切ない声をあげるセイラの両の膝がゆるゆると揺れ、時々太ももが痙攣までし始めた。
アヤが呆然と見惚れていると、セイラは眠りながら自分の乳首を触り、
「アヤァ・・」
微かな声で、しかし確かにそう言って、果てた。
寝息の静かになったセイラの横には、間抜けに大口を開けて股間を起たせた大きな狼のアヤがいた。
(セイラが、セイラが初めて寝言で俺の名前を呼んだ!しかも夢精までした!)
静かに眠るセイラの横で、アヤはその日一睡も出来なかった。
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