76 / 216
イキ癖2-1
しおりを挟む
セイラの躰に異変が現れだしたのは次の日目覚めてからの事。
朝起きて、いつもの様にアヤが濃厚なキスをして来た時に、先ず何だかお腹の中がぽっと温まった。
(アレ?)
とは思ったが、気にせずアヤが用意してくれていた朝食を食べて、あとはいつも通り。
飲み食いをして体が温まると、体の血流も良くなり、セイラの躰に溜まった薬が溶けだし体中に巡って薬の効果でセイラの躰が発情しだした。
食事をとって余裕が出来ると思考力も回復する。興奮する体とは裏腹に、思い出すのは矢張り忌まわしい記憶ばかり。
それもいつもと同じだけれど。
しかし、今日は少し、いつもと違う事が起きた。
絶望に打ちひしがれているセイラの心を、妙に前向きな思考の持ち主であるアヤが軽くしてくれた。
死にたがり屋のセイラは信用が無くて、未だに洋服すら貰えないから隠す物が無く、セイラの体が興奮し出すとアヤは直ぐに気が着く。
そもそも狼は鼻が良い、
「ん?ん?セイラ良い匂いがするぞ。可愛がって欲しいヤツが出す臭いだ。欲情してるな、可愛いなぁ。するか?しような」
そんな事を言いながら、嬉々としてセイラがせがむ前にアヤの方からセイラに依って来てくれた。
空気を削いだとも言えなくも無いが、この時のセイラにはそれが有難かった。
「アヤ、ありがとう」
「そうか、そうか、するか、嬉しいな。今日も沢山気持ち良くなろうな」
セイラの気持ちを分かっているのか居ないのか、アヤはご機嫌でセイラの躰を舐め始めた。
今日の愛撫は胸から、アヤの舌はセイラの心臓の鼓動を確かめる様に撫でて、そのまま左右の乳首を長い舌でズルズルと擦り喉を舐め上げて、そのまセイラの口内に侵入してきた。
朝起きて、いつもの様にアヤが濃厚なキスをして来た時に、先ず何だかお腹の中がぽっと温まった。
(アレ?)
とは思ったが、気にせずアヤが用意してくれていた朝食を食べて、あとはいつも通り。
飲み食いをして体が温まると、体の血流も良くなり、セイラの躰に溜まった薬が溶けだし体中に巡って薬の効果でセイラの躰が発情しだした。
食事をとって余裕が出来ると思考力も回復する。興奮する体とは裏腹に、思い出すのは矢張り忌まわしい記憶ばかり。
それもいつもと同じだけれど。
しかし、今日は少し、いつもと違う事が起きた。
絶望に打ちひしがれているセイラの心を、妙に前向きな思考の持ち主であるアヤが軽くしてくれた。
死にたがり屋のセイラは信用が無くて、未だに洋服すら貰えないから隠す物が無く、セイラの体が興奮し出すとアヤは直ぐに気が着く。
そもそも狼は鼻が良い、
「ん?ん?セイラ良い匂いがするぞ。可愛がって欲しいヤツが出す臭いだ。欲情してるな、可愛いなぁ。するか?しような」
そんな事を言いながら、嬉々としてセイラがせがむ前にアヤの方からセイラに依って来てくれた。
空気を削いだとも言えなくも無いが、この時のセイラにはそれが有難かった。
「アヤ、ありがとう」
「そうか、そうか、するか、嬉しいな。今日も沢山気持ち良くなろうな」
セイラの気持ちを分かっているのか居ないのか、アヤはご機嫌でセイラの躰を舐め始めた。
今日の愛撫は胸から、アヤの舌はセイラの心臓の鼓動を確かめる様に撫でて、そのまま左右の乳首を長い舌でズルズルと擦り喉を舐め上げて、そのまセイラの口内に侵入してきた。
0
お気に入りに追加
85
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
少年野球で知り合ってやけに懐いてきた後輩のあえぎ声が頭から離れない
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
少年野球で知り合い、やたら懐いてきた後輩がいた。
ある日、彼にちょっとしたイタズラをした。何気なく出したちょっかいだった。
だがそのときに発せられたあえぎ声が頭から離れなくなり、俺の行為はどんどんエスカレートしていく。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる