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呪い1―3

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最初、涙を拭われるままに大人しくしていたセイラだけれど、徐々にそれが愛撫に変わっていくにつれて少し抗った。
「アヤ、違う。そんな事をしてほしくて言ったんじゃない・・」
けれど、アヤの与える愛情のこもった愛撫は、繰り返される毎にセイラの抗いを溶かしていった。
セイラの頬は次第に桃色に変わり、呼吸は深く、甘い吐息を吐く様になって行った。
アヤは自分の舌をセイラの胸まで下ろすと、強く押し付けてズルズルと上下させた。
アヤの与える甘い刺激に、抗うのを止めたセイラは直ぐに夢中になった。
まるで操られてるみたいに、膝立ちになって両足を開き、後ろ手に手を突くと胸を反らせて淫らな体制をとってアヤの舌に自分の胸を押し付けた。
セイラの小さな乳首は直ぐに勃起して敏感になり、快感を拾い出してセイラの理性を更に溶かした。
起ち上がっていたセイラの性器は限界まで張り詰めて、射精出来るのを今か今かと待ちわびている。快感に酔いしれているセイラを見て、アヤは黙して目を細めるとセイラへの愛撫に専念した。
アヤの唇は、アヤの唾液と愛撫ですっかり性感帯と化したセイラの乳首から離れ、更に下へと移動した。
脇腹をそっと舐め上げるとセイラは嬌声を上げて腰を揺らした。
トロリ、と、セイラの性器から透明な蜜が垂れて糸を引いた。
動けているのが奇跡にしか見えない栄養失調の体を、夢中で揺らして快感を追う、アヤの愛撫に夢中になるセイラの頭と体は、さっき迄のおぞましい記憶からすっかり解放されていた。
「あっ、ぁっ。アヤ、アヤ。気持ちいいっ」
「そうだな、気持ちいいな」
喜ぶセイラを見てアヤの尻尾もゆらゆらと嬉しげに揺れた。
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