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あとがき(というなの恒例の言い訳タイム)1

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まずは再びこのページで皆様にお会い出来た事に何よりの喜びとお礼を。
いつも有難うございます。

そしてやはり、ここで最初にご挨拶したいのは、もしいらして下さっているならば、ここまでこのお話の続きを追いかけて来て下さっているならば、旧モバスペからのこのお話の読者様です。
まずは最初の読者メンバーの皆様にご挨拶を。
本当にお久しぶりです。
恋川春撒です。
長らく、本当に長らくお待たせしてしまいました。
十二年という歳月を経て、やっと恋川春撒、正真正銘の処女作『スイート・スパイシースイート』ここに書き上げる事が出来ました。
ご無沙汰してしまい、本当に申し訳ありませんでした。
お気に召していただけるでしょうか、ドキドキしながら今あなたの液晶画面にお贈りいたします。
申し訳ありません、あちらのメンテナンスがあんな事になってしまって、続きがどこにあるのかもお伝えする手段を失くしてしまい。どうにもならずに今、私はお恥ずかしながら、あの時の読者様が何かの拍子にだどり付いて下さる事を信じて、ここ、アルファポリスに物語を置かせていただきます。

そして本当に旧モバスペ時代からの読者様がいらっしゃるならば、やはり何だって十年もかかったのか、休止状態のあの五年はなんだったのか、と、お思いになられている方が殆どだと思います。
当時登録読者数をたった一作で軽く五百を超える、物語を進める度に登録読者数が複数人増えてゆく、旧モバスペでは本当に勢いのあった作家の一人だった私が、何で突然パタリと書かなくなったのか、
決して逃げた訳では無いのですっ!
スイスパを書き始めた一年を過ぎた頃、実はわたくし本業で大きな移動がありまして、お仕事がガラリを変わってしまったのです。

そこは通常私の経歴では決して配属されるわけのない、とんでもない部署で、もちろん指示指導をして下さるスペシャリストの皆様はいらっしゃいました。
でも、その指示に着いて行くのすら本当に死に物狂いになってやっとの状態でした。
毎日転んで傷だらけになるみたいにしながら夢中で仕事に取り組む日々が続きました。
仕事以外の全て二の次にしてやっと自分のデスクをキープしてたと思います。
それこそ、何だって私がこんなとんでもない部署に放り込まれたのか、そんな疑問を浮かべる余裕すらなかったです。
もう自分がふさわしいかよりも自分を選んで下さった上司を信じて仕事してました(笑)
現実問題お金稼がないと生きていけないし。
プライベートでも余裕の無い日々が重なって。
物理的に小説を書く時間が作れなかったんです。
そうこうしている内に五年以上経ってしまいました。
で、五年経ったある日、ふっと気が付くと、ぽっかり時間が出来てたんですよね。
あれ?って思って。『今なら小説再開できる』って。
そうしてやっと春撒は帰って来れました。
で、私はその時ファンタジーBLの構想を思いついていて。
ロマンチックかドエロかじゃなくてロマンチックなドエロイファンタジーBLが書きたかったの。
ロマンチックにエロてんこ盛りっそしてハッピーエンド!て、これ、ウチのサークルの最初に決めた事だから(笑)
それで、当初の予定ではモバスペでスイスパみたいな現代BL、アルファポリスでファンタジーBLってジャンル別に管理していくつもりだったんです。
所が、スマホの機種変でアカウントの引継ぎを失敗しちゃって、パスワード忘れちゃったもんだから万事休す、お手上げです。
なのでいまモバスペでは新も旧も書き逃げ状態になってしまっているんです。ホント申し訳ない・・・。
早めにコメントでアルファポリスのアカウント宣伝しておけばよかったってそれだけが悔しくてなりません。
新モバスペでやり直さなかった理由は一つ、十八禁BLアプリで対応されてないんだもの。
そうして今にいたります。
小説再開してからもパソコンが急に壊れたり、まぁイベント沢山。
でも、何とか書き進め、念願の処女作完成!たどり着きました。
応援してくださった皆様のおかげですね。
いつも読んで下さってありがとうございます。
また読みに来て下さい。
楽しんでいただける様、一生懸命書きます。
本当はね、書きますじゃなくて描きますって記たいのですけどね。私元々はBL漫画家志望だったので物語を作る時映像から入る人なんで文章化してる時も絵を描く様に文章が書きたいって思ってるんです。絵具は読者様の記憶(笑)
でも『また春撒が漢字変換間違えてるっ』て思われちゃうかも知れないから、素直に『書く』って今は書いておきます。
スイスパは、ドラマか劇かなんかになったら良いなって思って書いていた作品です。
主軸はエンターテイメントだけれど、春撒の願いも沢山つまっている作品です。
沢山の方に読んでいただけたらと思っています。
それでは、また、あとがきでお会いできる事を願って。
二千二十四年四月二十九日 鈴紐屋 恋川春撒


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