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sweet spicy sweet! 3ー2
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リビングのソファーに二人で座りながらオペラ鑑賞が始まった。
リビングで座る時は、琢美の腕の中が、すっかり俺の基本定位置になっている。
メインの役者は何か凄い人達らしいケド、やっぱりオペラは俺には難しい。自力で想像しなきゃいけない所が多過ぎて、字幕が有っても、今、一体どんな場面なのか、サッパリ分からネェ。
歌い方が独特過ぎて、上手いのか下手なのかも正直俺には全く分からん!
演歌と同じに聞こえる。素人なんだよ!しょうがねぇダロ!
おまけに、オペラは『蝶々夫人』という悲劇物だった。
悲劇好きな人の気持ちって、本当に俺、分からないんだよな。
何が楽しくて悲しい気持ちになりに高い金払ってまで見に行くわけ?
「琢美、悲劇物好きなの?」
って聞いたら
「今度行くドイツに居る調整相手、盛りのついた雄犬みたいな女性なの、そういう人にはこういうネタ使えるから」
という、何となくわかるけど分からない返事が返って来た。
「・・・付き合いたくない女に絡まれたら、その女の女友達の悪口言ったり、本当は全然好きじゃない女を好きなふりするビジネスマンと同じ心境?」
って聞いたら、凄い綺麗な笑顔でにっこりされた。
琢美が、飲んでたウィスキーのグラスを掲げて、
「飲む?」
って言ってくれたけど、断った。
「俺、今日は、いつもより琢美とイチャイチャしたい気持ちが強めなの」
って言ったら、
「高岡刑事の相手で疲れた?」
って聞かれた。
やっぱり見てたんじゃん。
何にも言わないから見てなかったのかと思った。
「疲れたっていうか、無性に琢美とエッチしたくなった」
って言って、抱きついたら
「良い子」
って言って抱き締めながら、キスしてくれた。
何かすげぇ幸せな気持ちになった。
リビングで座る時は、琢美の腕の中が、すっかり俺の基本定位置になっている。
メインの役者は何か凄い人達らしいケド、やっぱりオペラは俺には難しい。自力で想像しなきゃいけない所が多過ぎて、字幕が有っても、今、一体どんな場面なのか、サッパリ分からネェ。
歌い方が独特過ぎて、上手いのか下手なのかも正直俺には全く分からん!
演歌と同じに聞こえる。素人なんだよ!しょうがねぇダロ!
おまけに、オペラは『蝶々夫人』という悲劇物だった。
悲劇好きな人の気持ちって、本当に俺、分からないんだよな。
何が楽しくて悲しい気持ちになりに高い金払ってまで見に行くわけ?
「琢美、悲劇物好きなの?」
って聞いたら
「今度行くドイツに居る調整相手、盛りのついた雄犬みたいな女性なの、そういう人にはこういうネタ使えるから」
という、何となくわかるけど分からない返事が返って来た。
「・・・付き合いたくない女に絡まれたら、その女の女友達の悪口言ったり、本当は全然好きじゃない女を好きなふりするビジネスマンと同じ心境?」
って聞いたら、凄い綺麗な笑顔でにっこりされた。
琢美が、飲んでたウィスキーのグラスを掲げて、
「飲む?」
って言ってくれたけど、断った。
「俺、今日は、いつもより琢美とイチャイチャしたい気持ちが強めなの」
って言ったら、
「高岡刑事の相手で疲れた?」
って聞かれた。
やっぱり見てたんじゃん。
何にも言わないから見てなかったのかと思った。
「疲れたっていうか、無性に琢美とエッチしたくなった」
って言って、抱きついたら
「良い子」
って言って抱き締めながら、キスしてくれた。
何かすげぇ幸せな気持ちになった。
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