スイート・スパイシースイート

chocolate with sunrise ４ー１６

今までの琢美の言動傾向から予想すると、多分正しくは『色んな恥ずかしい格好させて道具も駆使して雌イキ決まってる所をぶち犯したい』だと思う。
「琢美。妄想が大分監禁羞恥プレイ気味なのは、理由があるのかな？」
流石に背中に一抹の不安を感じて聞いてみた。
「男だってばれても、逃げられない様に？」
マイスイートよ。頼むよ。
そうか、あの頃は本当に、俺、琢美の事、女だって思ってたもんなぁ。
「それに、裕ちゃん昔も庭の茂みの中とか、ちょっと緊張感有る所の方が良く起ってたし」
え、俺も原因なの！？
それは自覚無かった、ってかそれ琢美が外でエロい事をしている景色に興奮してたんだと思うぞ。
「裕ちゃん、この前の鏡の前でしたセックスも過去最高に雌イキ決まってたもんね。やっぱり少しマゾっぽいと思う。可愛かったな」
琢美が展開する『裕ちゃんはM』論に心の中で反論したが、心の中じゃ琢美が気づく筈もなく、それどころか、俺の躰をなで回しながらうっとりと俺を見つめてきた。
セックスの時のスイッチが入る直前みたいな目だと思った。
凄く色っぽくて、凄く綺麗なんだ。
まつ毛とかバサバサでさ、瞬きすると小鳥の翼みたいなの。
見つめられると、一気に身体中の血が駆け巡って、なにもしてないのに息が上がった。
琢美の視線に視線をからめとられて反らす事が出来なくなって、思わず生唾を飲んだら、
「ほら、ね？」
と、琢美が言って、萎えかけていた癖に、ちょっと琢美に煽られただけで、すっかりガチガチになった俺のチンコを、グジュグジュとしごかれた。
「あっ。きもちいぃっ」
「ふふふ」
ビスクドールみたいに綺麗な顔した琢美が、色気放ちながら、俺を辱しめてる。
俺は単純だから、直ぐに興奮して夢中になって、琢美にキスを繰り返した。