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true taste 2ー3

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「母の残したワンピースを着て、性別を勘違いされたのを良いことに、女の子のふりまでして、貴方の同情に付け込んで・・・」
「同情じゃねぇよ、あの頃だって本当に好きだった。将来本当に結婚するつもりだった」
「貴方が、幼い心をときめかせて言う将来の約束に頷きながら、私はずっとスカートの中で雄を起たせてた」
「うん?」
琢美がそろりと俺の股の間に手を伸ばして、ゆっくりと俺の中に指を入れてきた。
さっき琢美の手でたっぷりローションを突っ込まれ、濡らされた俺の後ろの穴は、素直に琢美の指を受け入れ、ニュルニュルと抑揚無く出し入れされるだけでも簡単に快感を感じ始めた。
勝手に体が後ろに反って、慌てて後ろ手に手を着いた。
自然と体制は琢美に股の間をさらけ出している形になった。
琢美の目付きが獲物を見つけた肉食獣の目になって、わざとなのか無意識なのか、ペロリとしたなめずりをした。
変わらず指を緩慢に抜き差ししながら、琢美が語る。
「何度も頭の中で貴方を犯した。私に指も性器もぶち込まれて犯されて、善がり狂って感じている裕ちゃんを想像して、いつも抜いてた」
うっとりと言われた言葉に、俺は、『ませたガキだな。おい』って思ってから、そう言えばコイツ三つ、四つ年上だったんだっけと思いいたった。
「そっか、お前年上だったんだっけ」
「・・・嫌?」
「どうでも良いよ、この年になっちまえば」
早速年の差がひっくり返った事を心配し出した琢美に、別に気にしてねぇよと言ってやると
「そういう変な所におおらかなな所も好きです」
とそう言った。
変な所って、変に怯えて怖がってるのは琢美お前じゃねぇかって思ったケド、口には出さないでただ笑って琢美を見つめた。

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