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so sweet sweet drop 1-7

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それは、無意識の内に漏れた言葉で、言った俺がビックリして思わず片手で口を覆った。
「・・・え・・・?」
竹川が驚いて動きを止める。
かぁぁぁあっっと首から上に血液が一気に上って上気するのが自分でも判った。
向かい合って居られなくて俺は身をよじって竹川に背中を向けて丸まった。
竹川はサイドボードのランプを最小で点けると、丸まったままの俺を抱き寄せ耳元で優しく囁いた。
「もう一度、言って?」
「こっ、こんな事言おうと思って言えるかっ!」
「思わず口から漏れたんですか?」
「知らねぇよ!もうこっち見るな」
顔を隠した俺の両腕を竹川が優しく解いて行く。
「寂しかった?・・・本当に?・・・僕が居ないたった一週間の間に一度でも会いたいと思ってくれました?・・・どうして」
ためらいがちに竹川が問いかける
「どうして自分の部屋じゃ無く、この部屋で眠っていたの?」
お願い、言って。とさっき迄の激情を消し去った竹川が、飛び切り優しい笑顔で答えを強請ねだる。
言って、と煙る様な甘さを湛えた特別な笑顔でつめよる恋人の強請りごとに、俺が抗えるワケも無く、羞恥に堪えて回答を口にする。
「二日位、向こうの部屋で寝たんだけどよく眠れなくてょ・・・。あの部屋は、お前とこういう風に成る前の俺の為に用意した部屋の所為か他人の部屋に間違って入っちまったみたいで・・・。お前の気配が全然しなくて夜中何度も・・・おき・・・るしっ」
言い終わらない内に竹川の愛撫が再開される。
さっきまでの、飢えた獣が久しぶりの肉を食うみてぇな愛撫じゃ無くて、いつもの優しい・・・何か大切な物を暖める様な愛撫。
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