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so sweet sweet drop 1-2
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ドッターンと無様な音と共に予想通り高岡刑事がフロアに転がった。
「おまっガチンコでパンチかます店員がどこに居るんだよ!」
「・・・っちちいっ!流石現役刑事、気絶させる筈だったのに、微妙に避けやがったな・・・」
「確信犯!?人殴っておいて開口一発目のセリフがソレって絶対確信犯だよね!?公務執行妨害で逮捕しちまうぞ!?」
「あぁ!たかおか刑事じゃないですか!ビックリしたぁ!テッキリ強盗かなにかの賊だとばっかり!お怪我はありませんでしたかぁ?」
白々しく言ってやる。
「最初に流石現役刑事って言ったよな?」
そろそろ本気で血管浮き出て着た高岡に、本気じゃ無い証拠にちゃんとテーブルに突っ込んだりしない様に右フックにしてやったじゃねぇかと言って宥める。
「左フックなんか出してみろ、殺人未遂で現行犯逮捕してやるからな!」
その昔俺の手加減無しの左フックを受けて暫く戦闘不能になった事のある高岡は七割本気で言い切った。
・・・べつに死ななかったじゃねぇよ。
という反論はとりあえず飲み込んでおく。
「で?今日はどうしたのよ?張り込みのシフト変わったの?」
「イヤ、張り込みは別班と交代になった。」
後頭部をごつい手でバリバリ書きながら歯切れ悪く言う。
「どうも妙な動きになって来てナァ・・・」
張り込み以外でこの辺りに居るって事は聞き込みだな。じゃ、ここへは休みに来たんだろう。
「一時休憩に仮眠取りたいならそこの革張りのソファー使ってくれ、パーテンションは下ろしてな。」
「サンキュー助かる。あと塩と砂糖を溶かしたぬるま湯クレ」
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「・・・っちちいっ!流石現役刑事、気絶させる筈だったのに、微妙に避けやがったな・・・」
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「あぁ!たかおか刑事じゃないですか!ビックリしたぁ!テッキリ強盗かなにかの賊だとばっかり!お怪我はありませんでしたかぁ?」
白々しく言ってやる。
「最初に流石現役刑事って言ったよな?」
そろそろ本気で血管浮き出て着た高岡に、本気じゃ無い証拠にちゃんとテーブルに突っ込んだりしない様に右フックにしてやったじゃねぇかと言って宥める。
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その昔俺の手加減無しの左フックを受けて暫く戦闘不能になった事のある高岡は七割本気で言い切った。
・・・べつに死ななかったじゃねぇよ。
という反論はとりあえず飲み込んでおく。
「で?今日はどうしたのよ?張り込みのシフト変わったの?」
「イヤ、張り込みは別班と交代になった。」
後頭部をごつい手でバリバリ書きながら歯切れ悪く言う。
「どうも妙な動きになって来てナァ・・・」
張り込み以外でこの辺りに居るって事は聞き込みだな。じゃ、ここへは休みに来たんだろう。
「一時休憩に仮眠取りたいならそこの革張りのソファー使ってくれ、パーテンションは下ろしてな。」
「サンキュー助かる。あと塩と砂糖を溶かしたぬるま湯クレ」
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