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Firework 2-13
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「本当に派手に着いてるから、残ってるから、こんなの見たらきっと引く・・・・・・、僕がどれだけ必死で貴方を口説いたと思ってるんですか」
首に腕を絡める俺を、そうっと竹川が抱きしめて言った。
「引かれる位なら一生脱がない」
自分の気持ちを伝える前に俺の琢美への溺愛振りを目の当たりにしている竹川は、極端に自分の見た目に劣等感みたいな物を示す。
俺は別に竹川を竹川としてこういう関係を持ったんだから、そんな物気にする必要は無いと思うし態度でも示して来たハズなのに、上手く伝わらなくてもどかしい。
確かに言った。
『あの琢美の男版だろ?ぜってー、きゃしゃきゃしゃで睫毛なんかバサバサでチッコくって超美人でキュートだぜ!』
そう言った。
あの時、一瞬だけ見たと思った竹川の涙はきっと見間違いじゃない。
あぁぁああっ俺のばか!!今更ながらにあの時の自分を呪う。
その後に会った拒食症寸前の竹川は間違いなく俺の所為なワケで・・・・・・。
でも、でもさ
「なぁ、竹川?」
身を起してソファーに足を伸ばして座る竹川の膝の上に跨る形で向かい合って座り直しながら名前を呼ぶ。
崩れそうな笑顔で竹川が『ん?』っと無理して笑う。
「お前はさ、琢美とは全然違う容姿だって自覚有るよな?」
俺の腕の中でビクリとデカくてやたら綺麗な男が震える。
「本当に全然違うんだよ、共通点は睫がバサバサな位。
お前はどうやったって見た目の上では琢美の代わりには成れないし、何より俺は琢美の身代わりが欲しいなんて思った事一度も無い。・・・・・・・・・デモさ知ってた?」
首に腕を絡める俺を、そうっと竹川が抱きしめて言った。
「引かれる位なら一生脱がない」
自分の気持ちを伝える前に俺の琢美への溺愛振りを目の当たりにしている竹川は、極端に自分の見た目に劣等感みたいな物を示す。
俺は別に竹川を竹川としてこういう関係を持ったんだから、そんな物気にする必要は無いと思うし態度でも示して来たハズなのに、上手く伝わらなくてもどかしい。
確かに言った。
『あの琢美の男版だろ?ぜってー、きゃしゃきゃしゃで睫毛なんかバサバサでチッコくって超美人でキュートだぜ!』
そう言った。
あの時、一瞬だけ見たと思った竹川の涙はきっと見間違いじゃない。
あぁぁああっ俺のばか!!今更ながらにあの時の自分を呪う。
その後に会った拒食症寸前の竹川は間違いなく俺の所為なワケで・・・・・・。
でも、でもさ
「なぁ、竹川?」
身を起してソファーに足を伸ばして座る竹川の膝の上に跨る形で向かい合って座り直しながら名前を呼ぶ。
崩れそうな笑顔で竹川が『ん?』っと無理して笑う。
「お前はさ、琢美とは全然違う容姿だって自覚有るよな?」
俺の腕の中でビクリとデカくてやたら綺麗な男が震える。
「本当に全然違うんだよ、共通点は睫がバサバサな位。
お前はどうやったって見た目の上では琢美の代わりには成れないし、何より俺は琢美の身代わりが欲しいなんて思った事一度も無い。・・・・・・・・・デモさ知ってた?」
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