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Firework 1-1

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ベッドの中での行為の濃密さが増してから暫くたった梅雨も盛りの6月。
すっかり俺は竹川と同棲状態になっていた。
・・・あいつほうっておくとマトモに飯食わねぇんだモンよぅ。
今までどうしてたのかと思ったら台所の戸棚からサプリメントが山のように出てきて目眩を起こした。
人間食事だけで十分な栄養を取ろうとするのも無理だけど。毎日ある程度ちゃんと料理したモノを食べないと調子を悪くするモノだ。理由はわからないけど。
以来、朝夕飯を共にする様になった。
朝はあいつの部屋で食べて夜はアイツが店に来る。
店が休みの時はアイツの部屋で俺が作る。
部屋で飯を食うと大概後は一緒にテレビ見たりしている内に何かそういう雰囲気になって寝室になだれ込むし、店で食べる時は大概決まってアイツは閉店までいるから一緒に帰ってそのまま一緒の部屋に入る。
一回流石に毎日は不味いかと思って自分の部屋に帰ろうとした時もあったんだけど、震える手で袖を掴まれて、それからはもう竹川が部屋に居るなら当たり前みたいに竹川の部屋に帰る様になった。
めったに我が儘を言わない竹川が見せた小さな望み位、聞いてやっても良いじゃないか。
今や俺の部屋は荷物部屋兼竹川が出張で居ない時だけ使うホテルみたいな物になってしまっている。



それなのに。

それなのに、だ!
ヤツは未だに俺に裸を見せるのを嫌がっている。
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