スイート・スパイシースイート

too hot then so sweet ４－１

ユルユルとした柔らかい快感が下腹部の淫らな痺れを誘う。
激しさを伴わず与えられる優しい快楽は勢いや華やかさが無い代わりに、ジワリジワリと力強く俺を淫楽の底へと引きずり込んで行く。
「あ・・・・・・っはぁっ・・・ぁあっ」
もっと確かな快感が欲しくて竹川の手淫に合わせて腰を揺らす。
「たけ・・・か・・・わぁっ・・・んんっ」
淫らな催促を含んだ喘ぎ声は何時になく力強い口づけで吸い上げられ。
ゆっくりと追い詰める様な愛撫が続けられる。たまらず絡めた足に竹川の怒張が当たり興奮の度合いが知れる。
無意識の内にその足をこすりつけて竹川の興奮を誘っていた。
「あんまり・・・煽らないで下さいっ！入れて揺すってしまいたくなるっ」
暗に後口を犯すぞと脅されて、ギクリとしつつも快感に揺れる腰は止める事なんか出来なくて。
「なら・・・じらすなぁ・・・っ」
抗議すら甘く濡れる。
「ダメです・・・もっと見せて・・・貴方の乱れる所が見たい」
スリリと尿道付近を指の腹で擦られて焦れったい快感だけが募って行く。
「・・・・・・・・・っ」
俺のせり上がってパンパンになった花心の先からはひっきりなしに蜜が厭らしく溢れている。
「あんまり見るな・・・ばか・・・」
あともう少しでイケるのに・・・っ。
「あんな、喜ばせる事ばかり言って！・・・僕の正気が無くなったらどうするつもりなんですか！」
奪う様な濃密な口づけの合間に竹川は自分を甘やかし過ぎだと攻め立てる。
「甘やかしてナンか・・・泣かしてバッカリじゃねぇか・・・」
「・・・嬉しすぎて泣かされる時も有る」