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too hot then so sweet 1-6

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まさか、かき口説かれながら、強制猥褻された癖に左右も判らなくなる位感じた上に竹川に抱っこされながらフィニッシュしたなんて言えるわけもなく。
「・・・あんたは自分の子狸の事だけ考えておきゃ良いんだよ!」
と言い返すのがやっとだった。
竹川はくつくつと笑いながら自分の分の缶コーヒーを飲みほした
「な、高岡さん、あんた竹川に昔会った記憶って有るか?」
「ねぇな。あんな超美形、一度会ったら忘れねぇでしょ」
「だよな・・・」
「何?」
「いや、何か竹川が時々俺の事を以前から知ってたみたいな事口走るんだよな。」
「ハッキリ本人に確かめたのか?」
「どっちも正気じゃ無い時のセリフだからなぁ・・・」
「昔、って言えばよ。確かに竹川さん琢美ちゃんに似てるのかもな」
と高岡刑事が俺を眺めながら言って来た。
「俺には判らねぇケド。お前の竹川さんへの反応見てるとそう思うよ。俺や子狸が倒れたってお前あんなに取り乱したりしねぇだろうよ」
「心配はするさ」
「判ってるよ」
別になじってる訳じゃ無えよ。と苦笑した。
「お前さ、何か昔から超然としてるじゃん」
「何だよそれ、俺そんなに凄くねぇよ」
まぁ聞けよ。と高岡刑事が俺を黙らせる。
「親は半殺しにするし、喧嘩すれば誰にも負けねぇし、眉一つ動かさねぇで少年課の刑事まで負かしちまうし、それでまだ極道とかの道に入っちまうなら判るよ。でもお前違うじゃん?。強過ぎんだよな、完璧って感じ。未だにあの頃のお前を知ってる少年課のヤツらは皆お前の事化け物だと思ってるよ。でもさ、琢美ちゃんが居た間はさ、違ったんだよな」
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