スイート・スパイシースイート

sakura flavor ２－１１

「・・佐藤さん・・・寒くてイけない？」
「んっ」
がくがく頷く俺を確認して、竹川は少し考えた後、自分のコートを俺に掛けて、お前が寒いじゃんかと言う俺をキスで黙らせて自分の膝にに背中を向かせて跨がせると両手で愛撫し始めた。
「ぁっあっ！・・・気持ちイッ・・・イ・・・」
本気で俺をイかせようとし出した竹川の愛撫は見事に俺を絶頂へと追い立て始めた。
強く扱いて射精を促しながら空いてる指や手の平で俺の弱い所を次々見つけ出して弄り回す。
ついでに睾丸まで揉まれて激しいキスで口内も犯されて。
俺はもうただ気持ちよくてここが外じゃ無かったらとっくに理性捨てて腰振ってるんじゃ無いかと思う位感じてる。桜の花びらが快感でぼやけて薄紅色の雪か雲の様に見える。
目の奥がチカチカし出して、あぁ・・・近いなと感じた。
「たけかわ・・・たけ・・・かわ」
「何？佐藤さんっ」
「も・・・・・・イく・・・でるっ」
その声に竹川の愛撫も一際激しくなって、それに後押しされるみたいに俺は果てた。
放ったものは、どうなのその量って言いたくなる位の量で竹川の両手を濡らしたのに、ばつの悪い俺をよそに竹川はご機嫌で
「本当に誰とも何もして来なかったんですね。」
何て抜かしやがるからコバがフカシこいた件は暫く黙っておく言にした。
結局。マンションに帰ってからも竹川は俺の前やら胸やら耳やら散々舐めて弄って鳴かせて、ベッドの中でまで抱き締めて眠った。