59 / 410
sakura flavor 2-10
しおりを挟む
「・・・・ぁぁ・・・はぁ・・・たけかわぁ・・・っ」
真っ暗な夜の公園の中、満開の桜の樹の下、竹川に為されるがまに成っている俺のあられも無い声が、湿った音と共に淫らに響く。
愛撫の再開は部屋に戻ってからにすれば良かったと今更ながらに後悔した。
いや、でも萎えてないこの格好でどうやって部屋までたどり着くんだって話しも有るんだけどな。
桜が満開と言えどもまだまだ寒い春の夜。
快感に濡れた吐息が真っ白になって漂って、如何に自分が高ぶっているかが知れる・・・、ケド俺の中枢は絶頂手前で春の夜風で無情に冷やされ、あともう少しの所でイくにイけなくて俺は強い快感の中をひたすら漂う羽目に成っていた。
「佐藤さん―――貴方、今、凄い色っぽい顔してる・・・・・・」
口淫を一休みして手で俺を扱きながら竹川が興奮仕切った声でそう言いながら舌なめずりをしつつ俺を見下ろしていた。
暖かい口内から閉め出された俺は少し現実に引き戻されて、夢心地で竹川を仰ぎ見た。
そういうお前の方が超絶に色っぽいだろうがと言ってやりたいんだけど、俺の口から出るのは自身の高ぶりに浮かされた温度の高い吐息と自分でも信じられない位甘く響く喘ぎだけで
「も・・・早く・・・イかなきゃ、人が・・・いつ・・・ふぅぅんっ」
何なんだこの鼻にかかった甘ったるい声はと自分で自分を罵りたくなる。
こんな公園の出口のすぐ近くで、桜が満開で綺麗で本気でこの桜に誘われていつ人が来るか分かったもんじゃねぇのに・・・。
時々道路から人の声が聞こえて来ても、その度にビクつくだけで快感に負けて竹川から離れる力も出ない。
真っ暗な夜の公園の中、満開の桜の樹の下、竹川に為されるがまに成っている俺のあられも無い声が、湿った音と共に淫らに響く。
愛撫の再開は部屋に戻ってからにすれば良かったと今更ながらに後悔した。
いや、でも萎えてないこの格好でどうやって部屋までたどり着くんだって話しも有るんだけどな。
桜が満開と言えどもまだまだ寒い春の夜。
快感に濡れた吐息が真っ白になって漂って、如何に自分が高ぶっているかが知れる・・・、ケド俺の中枢は絶頂手前で春の夜風で無情に冷やされ、あともう少しの所でイくにイけなくて俺は強い快感の中をひたすら漂う羽目に成っていた。
「佐藤さん―――貴方、今、凄い色っぽい顔してる・・・・・・」
口淫を一休みして手で俺を扱きながら竹川が興奮仕切った声でそう言いながら舌なめずりをしつつ俺を見下ろしていた。
暖かい口内から閉め出された俺は少し現実に引き戻されて、夢心地で竹川を仰ぎ見た。
そういうお前の方が超絶に色っぽいだろうがと言ってやりたいんだけど、俺の口から出るのは自身の高ぶりに浮かされた温度の高い吐息と自分でも信じられない位甘く響く喘ぎだけで
「も・・・早く・・・イかなきゃ、人が・・・いつ・・・ふぅぅんっ」
何なんだこの鼻にかかった甘ったるい声はと自分で自分を罵りたくなる。
こんな公園の出口のすぐ近くで、桜が満開で綺麗で本気でこの桜に誘われていつ人が来るか分かったもんじゃねぇのに・・・。
時々道路から人の声が聞こえて来ても、その度にビクつくだけで快感に負けて竹川から離れる力も出ない。
0
お気に入りに追加
45
あなたにおすすめの小説
性的イジメ
ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。
作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。
全二話 毎週日曜日正午にUPされます。
僕を拾ってくれたのはイケメン社長さんでした
なの
BL
社長になって1年、父の葬儀でその少年に出会った。
「あんたのせいよ。あんたさえいなかったら、あの人は死なずに済んだのに…」
高校にも通わせてもらえず、実母の恋人にいいように身体を弄ばれていたことを知った。
そんな理不尽なことがあっていいのか、人は誰でも幸せになる権利があるのに…
その少年は昔、誰よりも可愛がってた犬に似ていた。
ついその犬を思い出してしまい、その少年を幸せにしたいと思うようになった。
かわいそうな人生を送ってきた少年とイケメン社長が出会い、恋に落ちるまで…
ハッピーエンドです。
R18の場面には※をつけます。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
エレベーターで一緒になった男の子がやけにモジモジしているので
こじらせた処女
BL
大学生になり、一人暮らしを始めた荒井は、今日も今日とて買い物を済ませて、下宿先のエレベーターを待っていた。そこに偶然居合わせた中学生になりたての男の子。やけにソワソワしていて、我慢しているというのは明白だった。
とてつもなく短いエレベーターの移動時間に繰り広げられる、激しいおしっこダンス。果たして彼は間に合うのだろうか…
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
部室強制監獄
裕光
BL
夜8時に毎日更新します!
高校2年生サッカー部所属の祐介。
先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。
ある日の夜。
剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう
気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた
現れたのは蓮ともう1人。
1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。
そして大野は裕介に向かって言った。
大野「お前も肉便器に改造してやる」
大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる