56 / 410
sakura flavor 2-7
しおりを挟む「代わりにしたら良いじゃないですか、琢美さんの代わりに・・・沢山感じさせてあげます」
涙をいっぱい浮かべた自虐的な笑顔で、竹川が優しい優しいキスの雨を降らす。
こんなキスを俺にくれる奴を、そんな残酷な事に使えるワケねぇじゃねぇか・・・。
「竹川!っもうやめっ・・・お前ならもっとちゃんとお前だけ好きになってくれるやつが・・・・・・居んぅっ」
制止の言葉は言い切らない内にキスで奪われ、止まない愛撫の中竹川の必死の求愛の言葉が降り注ぐ。
「それが何だっていうの!!?」
普段の竹川からは想像も着かない激情で、竹川の溜め込んでた思いが告げられる。
「私が悪夢の海に捕まって、のた打っていたのを助けてくれたのは貴方だ!」
竹川の愛撫が激しさを増し、否応無しに快感の波に飲み込まれそうになる。
「全部私に与えた癖に!」
何をと聞く前に答えが来る。
「木偶人形だった私に命を吹き込んだのは貴方です!生きる理由も、目的も!人を愛する喜びも辛さも悲しみも嫉妬もその意味も!息をする方法すら!!」
「あっぁ・・・」
手加減の無い追い立てる様な手淫にとうとう俺の両足が痙攣を起こしはじめた。
快感に貪欲になった肌は布擦れにさえ敏感に反応して、新たな快感を呼び覚ます。
「ぉっ前っ・・・会って半年の俺にぃ・・・なん、何でそこまで・・・・・・」
入れ込めるんだよと聞きたいのに上手く言葉が続けられない。
俺の悶える姿に興奮した竹川が、胸を締め付けられる様な色気を放ちながら自嘲気味に笑って言った。
「半年?・・・・・・それは貴方が私に気が付いてからの月日の数だ・・・最も時間なんて何の意味も有りませんけどね・・・」
0
お気に入りに追加
45
あなたにおすすめの小説
性的イジメ
ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。
作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。
全二話 毎週日曜日正午にUPされます。
僕を拾ってくれたのはイケメン社長さんでした
なの
BL
社長になって1年、父の葬儀でその少年に出会った。
「あんたのせいよ。あんたさえいなかったら、あの人は死なずに済んだのに…」
高校にも通わせてもらえず、実母の恋人にいいように身体を弄ばれていたことを知った。
そんな理不尽なことがあっていいのか、人は誰でも幸せになる権利があるのに…
その少年は昔、誰よりも可愛がってた犬に似ていた。
ついその犬を思い出してしまい、その少年を幸せにしたいと思うようになった。
かわいそうな人生を送ってきた少年とイケメン社長が出会い、恋に落ちるまで…
ハッピーエンドです。
R18の場面には※をつけます。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
部室強制監獄
裕光
BL
夜8時に毎日更新します!
高校2年生サッカー部所属の祐介。
先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。
ある日の夜。
剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう
気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた
現れたのは蓮ともう1人。
1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。
そして大野は裕介に向かって言った。
大野「お前も肉便器に改造してやる」
大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
エレベーターで一緒になった男の子がやけにモジモジしているので
こじらせた処女
BL
大学生になり、一人暮らしを始めた荒井は、今日も今日とて買い物を済ませて、下宿先のエレベーターを待っていた。そこに偶然居合わせた中学生になりたての男の子。やけにソワソワしていて、我慢しているというのは明白だった。
とてつもなく短いエレベーターの移動時間に繰り広げられる、激しいおしっこダンス。果たして彼は間に合うのだろうか…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる