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sakura flavor 1-3
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「本気で機嫌が悪い人間に絡むからッスヨ」
茶をすすりながらこれ見よがしに言ってやる。
「そんで、万年平刑事の高岡さんが、カワイコちゃんでもねぇ俺をワザワサ寿司で釣ってまで飯につき合わせるって事は、何か話しでも有るんだろ?」
「話しっていうかお礼って言うか?ご挨拶って言うか?幸せのおすそ分けって言うかな」
えへらっと笑って高岡刑事がもったいぶる。
「何だよ?」
「お前がキッチリ振ってくれたおかげでこないだめでたく子狸を抱けたんでな」
ごふぅっ
思わず思いっきり咽せた。
「・・・・・その子狸がコバのことなら振った覚えも告られた記憶もねぇんだけど?」
「でも子狸の気持ちは知ってたろ?」
気持ちねぇ・・・。
「あれを恋愛感情と判定して良いのか俺には解からねぇよ」
「ま、お前にとってはな。それでも子狸にとっては確かに恋だったのさ。しかも結構長い間頑張ってたしな。デザートの一件でお前が本気でコバを鼻にも掛けなかったから、やっと自分はただ子分として可愛がられているだけで、恋愛対象としては一切望みが無いんだって事を理解したのさ」
と、ふふっと笑って高岡刑事は呟いた。
それから
「お前は最初っから琢美ちゃんと大人顔負けの恋愛しかしてねぇもんなぁ・・・俺はお前が子供だった時が有るのかと常々不思議だったよ」
「アンタと出会った時は、俺、小学生だったぜ?」
「阿呆。実年齢の事言ってるんじゃねぇよ」
とこっちにお絞りを放って来る。
茶をすすりながらこれ見よがしに言ってやる。
「そんで、万年平刑事の高岡さんが、カワイコちゃんでもねぇ俺をワザワサ寿司で釣ってまで飯につき合わせるって事は、何か話しでも有るんだろ?」
「話しっていうかお礼って言うか?ご挨拶って言うか?幸せのおすそ分けって言うかな」
えへらっと笑って高岡刑事がもったいぶる。
「何だよ?」
「お前がキッチリ振ってくれたおかげでこないだめでたく子狸を抱けたんでな」
ごふぅっ
思わず思いっきり咽せた。
「・・・・・その子狸がコバのことなら振った覚えも告られた記憶もねぇんだけど?」
「でも子狸の気持ちは知ってたろ?」
気持ちねぇ・・・。
「あれを恋愛感情と判定して良いのか俺には解からねぇよ」
「ま、お前にとってはな。それでも子狸にとっては確かに恋だったのさ。しかも結構長い間頑張ってたしな。デザートの一件でお前が本気でコバを鼻にも掛けなかったから、やっと自分はただ子分として可愛がられているだけで、恋愛対象としては一切望みが無いんだって事を理解したのさ」
と、ふふっと笑って高岡刑事は呟いた。
それから
「お前は最初っから琢美ちゃんと大人顔負けの恋愛しかしてねぇもんなぁ・・・俺はお前が子供だった時が有るのかと常々不思議だったよ」
「アンタと出会った時は、俺、小学生だったぜ?」
「阿呆。実年齢の事言ってるんじゃねぇよ」
とこっちにお絞りを放って来る。
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