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小等部です!

大会!~ミリナリア視点~

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スカーレット達に送られ、私は会場のすぐ手前で控えていた。
今は、第2学園の人と第4学園の人が戦っている。
実力は拮抗しているみたいでなかなか勝負が決まらない。
私は第8回戦目で出るらしい。
相手はまだ分からない。
この大会では自分の相手が誰なのかは会場に出るまでわからないようになっている。
相手に毒を盛るなどの行為を防ぐためだとか。
まあ、そんなことをするヤツが代表になる時点でダメだけどね。
なので、私の相手が誰なのかはわからない。
でも、誰が相手だろうと勝ってみせる。
負けたとしても、何がいけないのか、自分には何が足りなかったのか見分ける。
そうしないとスカーレットに追いつけない。
私の目標はいつだってスカーレットの隣に立つこと。
そして、スカーレットを守ることができるようになること。
そのために、私は強くなる。
そう決めたから。
『勝者アデル!!』
『おおおおーー!!』
どうやら、7回戦目は終わったみたい。
次は私。
絶対にこの大会で変わってみせる。
だから、見ててね。スカーレット。













『それでは、第8回戦!
第1学園、ミリナリア対第3学園、セト!!!』
『おおおおー!!!』
相手も魔法特化か。
これだと、魔力のゴリ押しは出来そうにないかな。
魔法勝負だとどれだけ技術があるかが重要だからね。
まあ、やれるだけのことはやって見るか。
『それでは!第8回戦開始!!』
開始の合図とともに私は動き始めた。
戦いは先手必勝。
先に攻撃を入れる。
「ウィンドカッター!!!」
相手に攻撃は入った。
でも、すぐに反撃に来て、攻撃をくらってしまった。
「水よ、我が的を射抜け!ウォーターランス!!」
「エクスプロード!!」
あ、あぶなっ!
なんとか蒸発できた。
今度はこっちから!
「エクスプロージョン!!」
これでどう!? 
「はあ、はあ。やるわね。」
なっ。まだ立てるの!?
くっ。
「アブソリュートゼロ!!」
「フレアドラゴンブレス!!」

ジュワァーー。

なっ。これもダメなの!?
こうなったら!
「サンダーエクスプロージョン!!!」

ズドオオオオオオンン!!!

これでどう!?
そろそろ私の魔力も少なくなってきたからやばいんだけど。
大技はあと2発くらいしか出せないよ。
「くっ。私は………ま…だ………」
なっ。こわっ。
これでもダメなの!?
「フレアトルネード!!」
「ぐあああああ!!!」
これでダメならもう…………威力あげるしか………
「つ…よ……すぎ…パタッ。」
『……し、勝者ミリナリア!!!』
『…………おおおおおおおおーーーーー!!!!』
ふぅ。
手強かったな。
まだまだ足りないということか。
もっと強くならなくちゃ。








☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
愚者の声
「え?リナ強すぎない?
ていうか、いつの間にサンダーエクスプロージョン使えるようになったの?
それを打っても大技を2発は打てるって…………しかも最後に威力をあげるって…………まだまだ余裕なの?
スカーレットの友達やばくない?強すぎない?
…………スカーレット様達は怒らせないようにしよう………うん。」





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