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小等部です!
特別棟の人達!
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夕食の準備のために下に下りると、ハルトさん以外の人が数人いた。
「ハルトさん!」
「あ、カーレちゃん。部屋はどうだった?」
「大きくてびっくりしました!」
「でしょ?僕もここに来て部屋が大きくてびっくりしたんだ。」
「ん?あ、その子が新しい子?」
「そうだよ。」
「スカーレット・フーレインドです。よろしくお願いします。」
「僕はシリウス・ティルツ。よろしくね。カーレちゃん。」
「はい!」
それからは夕食ができるまで(夕食を作る日は当番制らしい)3人で談笑していた。
夕食を食べ終わると特別棟のみんなで挨拶をしたりした。
この特別棟には、
ハルトさん、ケンヤ、シリウスさん、ユーリさん、コトハさん、カノンさん、私、
の合計7人で暮らすことになるみたい。
コトハさんとカノンさんは、めっちゃ可愛かった!
コトハさんはツンデレでめっちゃ可愛いんだけど頼れるお姉ちゃんみたいで、
カノンさんはふわふわしてて癒される優しいお姉ちゃんみたいで、
華蓮のときも今の家族にもお姉ちゃんがいなかったからめっちゃ嬉しかった!
「コトハさん!カノンさん!」
「なに?」
「どうしたのー?」
「あ、あの!」
「「?」」
「お、お姉ちゃんって呼ばせてもらってもいいですか?」
「へ?」
「え?」
ああああ!
恥ずかしい!
「だ、ダメでしょうか?」
だ、ダメかなー。
まあ、そうだよね。
会ったばかりの子にお姉ちゃんなんて呼ばれたくないよねー。
「べ、別に呼んでもいいわよ。」
「ほ、本当ですか!?ありがとうございます!コトハお姉ちゃん!」
「私もいいよー。」
「ありがとうございます!カノンお姉ちゃん!」
やったー!
「コトハお姉ちゃん!カノンお姉ちゃん!」
「ん?」
「なーにー?」
「えへへ、呼んでみただけです。」
「……いい。」
「え?」
「ふふふ。かわいいって言ってるのよ。ね?コトハ。」
「なっ!別にそんなこと!」
「ありがとうございます!コトハお姉ちゃん!」
「うっ。………………敬語やめなさい。」
「え?」
「敬語やめなさいって言ってるのよ!」
「ふふ。敬語じゃなくて普通に話してもらいたいんだって。」
「ちょっ!カノン!」
「かわいい!コトハお姉ちゃん!」
ああああああ!!
コトハお姉ちゃんが可愛すぎて辛い!
思わずギューって抱きついちゃったじゃん!
「なっ!ちょっ!離しなさいよ! 」
「えへへー。やだやだー!」
「ふふふ。仲いいわねー。」
「カノン!見てないで助けなさいよ!」
「ふふふ。」
「むぅ。コトハお姉ちゃん私に抱きつかれるの嫌ですか?」
「べ、別にそんなこと言ってないじゃない!」
「じゃあ、いいよね!」
「うっ……………」
「カーレちゃん、こっちにもおいでー。」
「わーい!カノンお姉ちゃん!」
「ふふふ。かわいいー。」
ふぉっ!カノン抱き心地いい!
「カーレちゃん、僕のところにもおいでー。」
「えぇー。ハルトさんのところは遠慮します。」
「なんでー!?」
「チャラ男は嫌です。」
「そんなあー!」
「ふふふ。カーレちゃんに抱きついて欲しければ女癖を治すことね。
カーレちゃんってば可愛いし抱き心地がいいわー。」
「ううっ。ずるい!」
「女癖を治す気ないなら諦めなさい。」
「くっ。」
「カノンお姉ちゃん、かっこいいー!」
「ふふ。カーレちゃんありがとう。」
「えへへ。」
カノンお姉ちゃん抱き心地がよすぎでこのまま寝そう。
カノンお姉ちゃん抱き枕として…………は大きいな。
でも、カノンお姉ちゃんを抱きながら寝るのとか気持ちいいだろうなー。
ふわぁー。寝ちゃおっかなー。
それにしても、本当に抱……き心………地い……い…なー。
「あら?寝ちゃったみたい。」
「じゃあ僕が運ぶよ!」
「誰が運ばせるか。」
「ええー!コトハちゃん酷い!」
「私が運ぶから。」
「ええー。私が運ぶわよー。」
「ここは男である僕が!」
「男だからこそ運ばせないわよ。」
「うんうん。」
「ええー!?」
「私が運ぶ。」
「私が運ぶわー。」
それからしばらくスカーレットを誰が部屋に運ぶかで揉めたことを本人であるスカーレットは知る由もなかった。
「ハルトさん!」
「あ、カーレちゃん。部屋はどうだった?」
「大きくてびっくりしました!」
「でしょ?僕もここに来て部屋が大きくてびっくりしたんだ。」
「ん?あ、その子が新しい子?」
「そうだよ。」
「スカーレット・フーレインドです。よろしくお願いします。」
「僕はシリウス・ティルツ。よろしくね。カーレちゃん。」
「はい!」
それからは夕食ができるまで(夕食を作る日は当番制らしい)3人で談笑していた。
夕食を食べ終わると特別棟のみんなで挨拶をしたりした。
この特別棟には、
ハルトさん、ケンヤ、シリウスさん、ユーリさん、コトハさん、カノンさん、私、
の合計7人で暮らすことになるみたい。
コトハさんとカノンさんは、めっちゃ可愛かった!
コトハさんはツンデレでめっちゃ可愛いんだけど頼れるお姉ちゃんみたいで、
カノンさんはふわふわしてて癒される優しいお姉ちゃんみたいで、
華蓮のときも今の家族にもお姉ちゃんがいなかったからめっちゃ嬉しかった!
「コトハさん!カノンさん!」
「なに?」
「どうしたのー?」
「あ、あの!」
「「?」」
「お、お姉ちゃんって呼ばせてもらってもいいですか?」
「へ?」
「え?」
ああああ!
恥ずかしい!
「だ、ダメでしょうか?」
だ、ダメかなー。
まあ、そうだよね。
会ったばかりの子にお姉ちゃんなんて呼ばれたくないよねー。
「べ、別に呼んでもいいわよ。」
「ほ、本当ですか!?ありがとうございます!コトハお姉ちゃん!」
「私もいいよー。」
「ありがとうございます!カノンお姉ちゃん!」
やったー!
「コトハお姉ちゃん!カノンお姉ちゃん!」
「ん?」
「なーにー?」
「えへへ、呼んでみただけです。」
「……いい。」
「え?」
「ふふふ。かわいいって言ってるのよ。ね?コトハ。」
「なっ!別にそんなこと!」
「ありがとうございます!コトハお姉ちゃん!」
「うっ。………………敬語やめなさい。」
「え?」
「敬語やめなさいって言ってるのよ!」
「ふふ。敬語じゃなくて普通に話してもらいたいんだって。」
「ちょっ!カノン!」
「かわいい!コトハお姉ちゃん!」
ああああああ!!
コトハお姉ちゃんが可愛すぎて辛い!
思わずギューって抱きついちゃったじゃん!
「なっ!ちょっ!離しなさいよ! 」
「えへへー。やだやだー!」
「ふふふ。仲いいわねー。」
「カノン!見てないで助けなさいよ!」
「ふふふ。」
「むぅ。コトハお姉ちゃん私に抱きつかれるの嫌ですか?」
「べ、別にそんなこと言ってないじゃない!」
「じゃあ、いいよね!」
「うっ……………」
「カーレちゃん、こっちにもおいでー。」
「わーい!カノンお姉ちゃん!」
「ふふふ。かわいいー。」
ふぉっ!カノン抱き心地いい!
「カーレちゃん、僕のところにもおいでー。」
「えぇー。ハルトさんのところは遠慮します。」
「なんでー!?」
「チャラ男は嫌です。」
「そんなあー!」
「ふふふ。カーレちゃんに抱きついて欲しければ女癖を治すことね。
カーレちゃんってば可愛いし抱き心地がいいわー。」
「ううっ。ずるい!」
「女癖を治す気ないなら諦めなさい。」
「くっ。」
「カノンお姉ちゃん、かっこいいー!」
「ふふ。カーレちゃんありがとう。」
「えへへ。」
カノンお姉ちゃん抱き心地がよすぎでこのまま寝そう。
カノンお姉ちゃん抱き枕として…………は大きいな。
でも、カノンお姉ちゃんを抱きながら寝るのとか気持ちいいだろうなー。
ふわぁー。寝ちゃおっかなー。
それにしても、本当に抱……き心………地い……い…なー。
「あら?寝ちゃったみたい。」
「じゃあ僕が運ぶよ!」
「誰が運ばせるか。」
「ええー!コトハちゃん酷い!」
「私が運ぶから。」
「ええー。私が運ぶわよー。」
「ここは男である僕が!」
「男だからこそ運ばせないわよ。」
「うんうん。」
「ええー!?」
「私が運ぶ。」
「私が運ぶわー。」
それからしばらくスカーレットを誰が部屋に運ぶかで揉めたことを本人であるスカーレットは知る由もなかった。
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