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5歳編
買い物です!②
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あれから、しばらくして、私達は、フードコート店にいます。
これからお父様と合流するのです!
「今日は父の日だけど、何かする?」
「あ!じゃあさ、サプライズパーティーって言うのはどう?
家族だけのパーティーっていう特別なパーティーで。」
「いいんじゃないでしょうか。
そのパーティーで、皆がお父様への手紙を書くとか。」
「良いと思います!僕書きたいです!」
「うん、私もいいと思うわ。」
「私も、賛成。」
「それじゃあ、決定!!」
日頃の感謝を素直に手紙に書いてお父様に伝えたいですね。
「みんなー!お待たせー!」
あら、丁度いいところでお父様が来ました。
「買い物にする?それとも昼食にする?」
「多数決とるわよー。」
「はーい!」
「買い物したい人ー。」
シーン。
「昼食にしたい人ー。」
「「「「「はい!(はい。)」」」」」
「昼食にしまーす。」
「せっかくだし、レストランに行かないで、ここの食べないかい?」
「うん!お父様に賛成!」
「僕も!僕も!」
「僕もここがいいと思うな。」
「私もいいと思いますわ。」
「……私も、ここが良い。」
「それじゃあ、ジュリアとアルはレンを、アランとレオンとスカーレットは、私が付き添いましょうか。」
「おっけー。」
お父様達と私達が別れると、お母様が早速食べるものを決めたようです。
「私は、このグラタンにしようかしら。」
「うーん、それなら僕はカルボーにしようかな。」
「僕はステーキで!」
え!?みんな決めちゃったんですか!
うーん、どうしよう。
あ!あれにしよう!
「それなら私は、このサラダAとピザCのそれぞれ中にします。」
「スカーレット、そんなに食べるの?」
「多いと思うけど。」
いやいや流石に私、そんなに食べないですよ。
これは、
「アルとジュリアにも食べてもらおうかと思いまして。」
「ああ、なるほど。」
「スカーレットは、優しいね。」
ヨシヨシ
わわっ。髪が崩れてしまいます。でも、変な感じはしませんね。
えへへ。なんか嬉しいです。
「どうしよう!アランお兄様!スカーレット可愛い!」
「レオン、スカーレットが可愛いのは当たり前のことだよ。」
「あ、そうだった!スカーレットが可愛い過ぎて忘れてたよ。」
「ん?なにか仰いました?お兄様。」
「「ううん。なんでもないよ。」」
?何か話していた気がしたのですけれど。
「みんな、運ぶの手伝って。」
「「「はい!」」」
話している(?)間に、みんなのご飯ができたようです。
お母様は、グラタンとカルボーを、アランお兄様がステーキを、レオンお兄様が飲み物を、私が箸などを運ぶことになりました。
先程の席の近くに行くと、既にお父様達が席に着いていました。
「あら、早かったわね。」
「ああ、なんか、アルとジュリアを見た人達が前にどうぞって、順番を譲ってくれたんだ。」
「あらぁー、良かったじゃない。」
「うん!それより早く食べよ!」
「そうね。それじゃあ、いただきます。」
「「「「「いただきます。」」」」」
そう言うと、みんな一斉に食べ始めました。
まずはサラダを食べようかしら。
パクッ。
ふむ、これは、ドレッシングが、野菜のいいところを生かしていますね。
ピザは、
ハムっ。
これは!
すっすごい!耳は、サクサクとしていて丁度よく焦げていて、生地はモチモチした食感が楽しめます!
それに、チーズが程よく溶けていて香ばしい匂いもします。
最高です!!
みんなは、
お父様とレオンお兄様がステーキ、
お母様がグラタン、
アランお兄様がカルボー、
アルがターズ、
ジュリアがナンとカレー、
にしたようです。
ちなみに、カルボーは、華蓮のときで言うカルボナーラ、ターズは、華蓮のときで言うハンバーガーの事です。
「スカーレットもステーキ食べてみる?」
「いいんですか!」
「いいよ!はいっ!あーん。」
え!?アランお兄様の時にも思いましたが、この世界は、あーんをするのが当たり前なのでしょうか。
「あ、あーん。」
パクッ。
「噛む度にジューシーな肉汁が出て、それに加え、柔らかくも固くもいえない、絶妙な食感。そしてステーキにかかったソースが………………………………
美味しいです!」
「それじゃあ、スカーレット、カルボーも食べてみる?」
「はい!」
「はい。あーん。」
………なんか、もう慣れましたわ。
「あーん。」
パクッ。
こ、これはっ!
「濃厚でクリーミーなチーズに絡むメン…………………………………
すっ凄いです!」
「あははははっ!やっぱりスカーレットは面白いなあ。」
「え?え?どこが面白いのですか??」
「全部。」
「え!全部ですか!?」
「うん。」
え、ええ。ぜ、全部、ですか。
「面白いですよね、アランお兄様?」
「ああ、面白いと思うよ。」
「アランお兄様まで!」
「「ぷっ。あははは!」」
「え!また!?」
「いやー、本当に面白いなぁー。」
「うんうん!」
むむむ。解せぬ。
スカーレットの食レポ、スカーレットの食べ物への執着(??)が、発揮されつつ昼食を終えるスカーレット達であった。
これからお父様と合流するのです!
「今日は父の日だけど、何かする?」
「あ!じゃあさ、サプライズパーティーって言うのはどう?
家族だけのパーティーっていう特別なパーティーで。」
「いいんじゃないでしょうか。
そのパーティーで、皆がお父様への手紙を書くとか。」
「良いと思います!僕書きたいです!」
「うん、私もいいと思うわ。」
「私も、賛成。」
「それじゃあ、決定!!」
日頃の感謝を素直に手紙に書いてお父様に伝えたいですね。
「みんなー!お待たせー!」
あら、丁度いいところでお父様が来ました。
「買い物にする?それとも昼食にする?」
「多数決とるわよー。」
「はーい!」
「買い物したい人ー。」
シーン。
「昼食にしたい人ー。」
「「「「「はい!(はい。)」」」」」
「昼食にしまーす。」
「せっかくだし、レストランに行かないで、ここの食べないかい?」
「うん!お父様に賛成!」
「僕も!僕も!」
「僕もここがいいと思うな。」
「私もいいと思いますわ。」
「……私も、ここが良い。」
「それじゃあ、ジュリアとアルはレンを、アランとレオンとスカーレットは、私が付き添いましょうか。」
「おっけー。」
お父様達と私達が別れると、お母様が早速食べるものを決めたようです。
「私は、このグラタンにしようかしら。」
「うーん、それなら僕はカルボーにしようかな。」
「僕はステーキで!」
え!?みんな決めちゃったんですか!
うーん、どうしよう。
あ!あれにしよう!
「それなら私は、このサラダAとピザCのそれぞれ中にします。」
「スカーレット、そんなに食べるの?」
「多いと思うけど。」
いやいや流石に私、そんなに食べないですよ。
これは、
「アルとジュリアにも食べてもらおうかと思いまして。」
「ああ、なるほど。」
「スカーレットは、優しいね。」
ヨシヨシ
わわっ。髪が崩れてしまいます。でも、変な感じはしませんね。
えへへ。なんか嬉しいです。
「どうしよう!アランお兄様!スカーレット可愛い!」
「レオン、スカーレットが可愛いのは当たり前のことだよ。」
「あ、そうだった!スカーレットが可愛い過ぎて忘れてたよ。」
「ん?なにか仰いました?お兄様。」
「「ううん。なんでもないよ。」」
?何か話していた気がしたのですけれど。
「みんな、運ぶの手伝って。」
「「「はい!」」」
話している(?)間に、みんなのご飯ができたようです。
お母様は、グラタンとカルボーを、アランお兄様がステーキを、レオンお兄様が飲み物を、私が箸などを運ぶことになりました。
先程の席の近くに行くと、既にお父様達が席に着いていました。
「あら、早かったわね。」
「ああ、なんか、アルとジュリアを見た人達が前にどうぞって、順番を譲ってくれたんだ。」
「あらぁー、良かったじゃない。」
「うん!それより早く食べよ!」
「そうね。それじゃあ、いただきます。」
「「「「「いただきます。」」」」」
そう言うと、みんな一斉に食べ始めました。
まずはサラダを食べようかしら。
パクッ。
ふむ、これは、ドレッシングが、野菜のいいところを生かしていますね。
ピザは、
ハムっ。
これは!
すっすごい!耳は、サクサクとしていて丁度よく焦げていて、生地はモチモチした食感が楽しめます!
それに、チーズが程よく溶けていて香ばしい匂いもします。
最高です!!
みんなは、
お父様とレオンお兄様がステーキ、
お母様がグラタン、
アランお兄様がカルボー、
アルがターズ、
ジュリアがナンとカレー、
にしたようです。
ちなみに、カルボーは、華蓮のときで言うカルボナーラ、ターズは、華蓮のときで言うハンバーガーの事です。
「スカーレットもステーキ食べてみる?」
「いいんですか!」
「いいよ!はいっ!あーん。」
え!?アランお兄様の時にも思いましたが、この世界は、あーんをするのが当たり前なのでしょうか。
「あ、あーん。」
パクッ。
「噛む度にジューシーな肉汁が出て、それに加え、柔らかくも固くもいえない、絶妙な食感。そしてステーキにかかったソースが………………………………
美味しいです!」
「それじゃあ、スカーレット、カルボーも食べてみる?」
「はい!」
「はい。あーん。」
………なんか、もう慣れましたわ。
「あーん。」
パクッ。
こ、これはっ!
「濃厚でクリーミーなチーズに絡むメン…………………………………
すっ凄いです!」
「あははははっ!やっぱりスカーレットは面白いなあ。」
「え?え?どこが面白いのですか??」
「全部。」
「え!全部ですか!?」
「うん。」
え、ええ。ぜ、全部、ですか。
「面白いですよね、アランお兄様?」
「ああ、面白いと思うよ。」
「アランお兄様まで!」
「「ぷっ。あははは!」」
「え!また!?」
「いやー、本当に面白いなぁー。」
「うんうん!」
むむむ。解せぬ。
スカーレットの食レポ、スカーレットの食べ物への執着(??)が、発揮されつつ昼食を終えるスカーレット達であった。
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