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3歳編

妹と弟の名前を考えますわ! ③

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妹の名前が決まってから数分が経ちましたわ。

私は今、『世界樹の世界』という図鑑を見てるのですが、なかなかいい案が思いつきませんの。困りましたわ。

そういえば、お兄様達に精霊達に聞いてみていいか聞いていませんでしたわ。

「あの、アランお兄様、レオンお兄様」

「「なに?」」

「あな、私の契約精霊達にいい案がないか聞いてみてよろしいでしょうか?」

「「契約精霊!?」」

「はい、少し前に契約したのですが」

「それなら、僕もレオンも契約精霊いるから3人でそれぞれの契約精霊に聞いてみるのはどうだい?」

「いいと思う!」

「いいと思いますわ!」

「それじゃあ各自、自分の契約精霊に聞いてみるということでいいかい?」

「「うん!(はい!)」」


『リュウト達聞こえる?もし、今時間があったら相談があるんだけど』

私がそう言うと私の周りに光が集まってきた。

「どうした?スカーレット」

「どうしました?スカーレット」

「どうしたの?スカーレットちゃん」

と、次々に契約精霊達が現れた。

『それが、私に妹と弟ができたのはみんな知ってるでしょ?』

「「「「「「「「「「「「「「うん!(ええ!)(ああ。)」」」」」」」」」」」」」」

『それで、今日早速遊ぼうと思ってたんだけど名前聞いてないなーってこと思い出してお母様に聞いてみたんだけど…』

「「「「「「「「「「「「「「だけど?」」」」」」」」」」」」」」

『お母様が、いい案が浮かばなかったから私たちに決めてもらうことにしたのって言ってきて…ははは…』

と、私が言うと

「うわぁ(引)」

「えぇ(同情)」

「あちゃー」

みんなそれぞれ色々な反応をしてきた。

『それで妹の名前はアランお兄様が決めてくれたんだけど、弟の名前が決まらなくてね?みんなの契約精霊に意見もらおう!って話で決まったんだけどー、みんないい案ない?』

「「「「「「「「「「「「「「うーん」」」」」」」」」」」」」」

そう言うと各精霊達は考え始めた。




しばらく経つと、みんないい案が出たのか私に近づいてきた。

『みんないい案出た?』

「「「「「「「「「「「「「「うん!(ええ!)(ああ。)」」」」」」」」」」」」」」

『それじゃあ、リュウトから順に聞かせてくれる?』

そう言うとリュウトからそれぞれの出た案を言っていった。

聞いていくと、同じのがあったり少し違うのがあったり、名前が違っても意味が同じのがあったりした。

そしてみんなで話し合った結果、4つの案でまとまった。

1  ショウマ

2  カズマ

3  アルベルト

4  ザック

になった。

ショウマは、空を羽ばたく鳥のように自由に、生きてほしい。

カズマは、馬のように綺麗に、美しく育ってほしい。

アルベルトは、ジュリアンローズと「双子花」と言われているアルベルローズからとって、アルベルト。

ザックは、この世界では空のことを「ザック」と呼ぶ国があって、空のように広い心を持ってほしい。

という意味がある。
他にもいい案があったが、どれも似たような意味だったのでこの4つに決まった。

『みんなありがとう。弟の名前が決まったら今度教えるね。』


「「「「「「「「「「「「「「うん!(ええ!)(ああ。)」」」」」」」」」」」」」」

そう言うと各精霊達は光に包まれながら消えていった。



お兄様達もいい案が出たようなので、3人で出た案を言うことになりましたわ。








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