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52-6 涙の学園祭
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「えーーーーーーーー! 男の娘なの?!」
「うん、あのテーブルの二人僕のいとこなんだけど、右の赤いメガネの娘は男の子だよ」
「うそぉぉ」
「な、舐めたい」
「男……」
「先生が見逃すなんて……」
「美智瑠が前に言ってたんだが、まさかあそこまでとは……」
美智瑠に言われて全員の手が止まった、世の中には信じられない奴が居るもんだ……
二日目一般公開日、美智瑠がいとこの男の子が来るからって言ってたけど、先生のチェックを抜けられるとは思っていなかったので、話し半分に聞いていた。
そりゃ先生も見分けるのは、ジャッジするのは不可能と思われる可愛さの男……そこらのアイドル顔負け、いや、妹や美智瑠もめっちゃ可愛いけど……それに負けず劣らずな可愛さ、しかも男とは……凄すぎる……
「ねえねえ美智瑠ちゃん、あの二人が兄妹で付き合ってる二人なの?」
妹が興味津々で美智瑠に訪ねる。
「う、うん」
「お兄ちゃん、いや店長! 私休憩時間今がいい!」
「えっと……うんいいけど……」
休憩時間は各自のタイミングで取ってもらっていた、重なった時はジャンケンとかね。
ちなみに本日は、昨日来店したうちの学校の生徒には遠慮して貰っている、昨日出し物等で来られなかった人は来店しても良いって事で、妹が皆に通達をした。
今日は写真撮影等のイベントも無い。
そしてこの喫茶店のメインは妹と会長なので、二人のコスプレも昨日と同様にしてもらった、妹は何か準備してたらしいので少し渋い顔をしたが俺がお願いして了承して貰い、その旨皆に伝えて貰った。
少なくとも1年生で妹と関わりあいの無い人間はこの学校には殆どいない、上の学年も友達は多く更に友達の友達やその姉等を通じてその旨伝えて貰っている……相変わらず尋常じゃないコミュニケーション能力……多分妹は会長よりも、校長よりも……誰よりもこの学校で権力を持っている……
そんな超絶コミュ力を持った妹は休憩時間と言って二人の席に近づき話し始める、初め二人はびっくりしていたが、妹のコミュ力の前では誰もが笑顔になってしまう、そして……
「えーーーー! やっぱり、リンちゃんなんだ!」
「えーーーー!オニラブちゃんって栞さんなの!」
オニラブって鬼ラブじゃなくてお兄ラブなんだろうな……
「え、天音の言ってた人って貴女なんだ」
「リンちゃんの彼氏のルナって貴方なの?」
「うわーーーーー凄い、偶然!!」
なんか話しが盛り上がってる……なんか妹が以前ネトゲで知り合った人が兄妹で付き合ってるとか言ってたな……(何話で言ったかは調べるのが面倒なので……て言うか、この小説ををちゃんと読んでいる人ならわかるよね!)
「美智瑠……どういう事?」
「うん、僕も詳しい事は良く分からないんだけど、なんか元々ゲームで知り合ってた二人が実は兄妹だったんだって、しかもゲームが先で兄妹になったのはその後らしい、親の再婚で偶然だって」
「そんなマンガみたいな偶然ってあり得んのか?、もしそれが小説だったらだったら書いた奴の才能は無いな……」
「手厳しい事で……事実は小説より奇なりってやつさ」
「俺は本好き何でね、あり得なさすぎると笑っちゃうんだよ」
「そう言えば前から聞きたかったんだけどさ」
「うん?」
「君らは本当に兄妹なのか?」
「いや、本当も何も……」
「栞君は君に異常に惚れているし、年子だし、顔も似ていないし」
「美智瑠……お前もそれを言うか、悪かったな似てなくて!」
「いや、そんな怒るなよ、素朴な疑問だよ」
「ほら他のお客様……妹達が待ってるだろ!」
「ハイハイ」
美智瑠を行かせようとしたが会長が先に注文を伺いに行くのを見て俺は美智瑠に後ろから話し始めた。
「…………俺と栞は兄妹だよ」
「ん?」
「物心ついた時も一緒だったし赤ん坊の時も一緒の写真は一杯ある……後は」
「後は?」
「うちの母親がいい加減でさ、中学の時、栞の受験で必要だった住民票を戸籍謄本と間違えて貰って来てさ、リビングに置きっぱなしになってて……俺それを見たんだ」
「ふむ」
「何処にも養子とは書いてなかったよ、それに妹は母親に俺は父親によく似ているんだ、だから間違いないよ、俺と妹は間違いなく兄妹だ」
「なんか少しがっかりしたような言い方だな?」
「何でだよ、普通逆だろ?」
「そうかな? あ、お姉ちゃんが呼んでる、はーーーいお姉ちゃん決まった?」
美智瑠が言いたい事を言って仕事に戻った、何だよ俺と妹の最大の疑問を話したのに……
俺と栞は兄妹だ、だからあそこの二人とは違う、義理の兄妹で付き合ってるって言われても何の参考にも……
そう……俺達とは違う、同じなんかじゃ……
「うわわわわわわ」
あの三人を注視して考え事をしていた俺は突然後ろからつつかれて変な声をあげてしまった。
「店長? ゆう君ボーッとしてどうしたの?」
「せ、先生」
「あと何人位並ばせていいか聞きに来たんだけど? 材料とかってまだあるの?」
「あ、すみません確認して来ます」
「うん……どうかした?」
「あ、いや、えっと、あそこの子が男の子だって聞いて」
「へ? ああ、そう言えばさっき物凄く可愛い娘がいたのは知ってたけど、男の子なんて居たかしら?」
「あ、多分その娘じゃないかな? あの今栞が話してる二人の右側の子」
「うそ!」
「本当」
「まさか……し、信じられない……確認してくる!」
「いや……先生いとこの美智瑠が言ってるんだから本当……って先生! 先生!!」
「ちょっと貴方、か、確認、確認させて」
「せ、先生、私も一舐めな、舐めしてもよかですか」
「ちょっと先生!」
男の娘のスカートを捲ろうとする女教師(某制服姿)とそれを応援かぶりつきで見るシスターで店は一時騒然とした。
「うん、あのテーブルの二人僕のいとこなんだけど、右の赤いメガネの娘は男の子だよ」
「うそぉぉ」
「な、舐めたい」
「男……」
「先生が見逃すなんて……」
「美智瑠が前に言ってたんだが、まさかあそこまでとは……」
美智瑠に言われて全員の手が止まった、世の中には信じられない奴が居るもんだ……
二日目一般公開日、美智瑠がいとこの男の子が来るからって言ってたけど、先生のチェックを抜けられるとは思っていなかったので、話し半分に聞いていた。
そりゃ先生も見分けるのは、ジャッジするのは不可能と思われる可愛さの男……そこらのアイドル顔負け、いや、妹や美智瑠もめっちゃ可愛いけど……それに負けず劣らずな可愛さ、しかも男とは……凄すぎる……
「ねえねえ美智瑠ちゃん、あの二人が兄妹で付き合ってる二人なの?」
妹が興味津々で美智瑠に訪ねる。
「う、うん」
「お兄ちゃん、いや店長! 私休憩時間今がいい!」
「えっと……うんいいけど……」
休憩時間は各自のタイミングで取ってもらっていた、重なった時はジャンケンとかね。
ちなみに本日は、昨日来店したうちの学校の生徒には遠慮して貰っている、昨日出し物等で来られなかった人は来店しても良いって事で、妹が皆に通達をした。
今日は写真撮影等のイベントも無い。
そしてこの喫茶店のメインは妹と会長なので、二人のコスプレも昨日と同様にしてもらった、妹は何か準備してたらしいので少し渋い顔をしたが俺がお願いして了承して貰い、その旨皆に伝えて貰った。
少なくとも1年生で妹と関わりあいの無い人間はこの学校には殆どいない、上の学年も友達は多く更に友達の友達やその姉等を通じてその旨伝えて貰っている……相変わらず尋常じゃないコミュニケーション能力……多分妹は会長よりも、校長よりも……誰よりもこの学校で権力を持っている……
そんな超絶コミュ力を持った妹は休憩時間と言って二人の席に近づき話し始める、初め二人はびっくりしていたが、妹のコミュ力の前では誰もが笑顔になってしまう、そして……
「えーーーー! やっぱり、リンちゃんなんだ!」
「えーーーー!オニラブちゃんって栞さんなの!」
オニラブって鬼ラブじゃなくてお兄ラブなんだろうな……
「え、天音の言ってた人って貴女なんだ」
「リンちゃんの彼氏のルナって貴方なの?」
「うわーーーーー凄い、偶然!!」
なんか話しが盛り上がってる……なんか妹が以前ネトゲで知り合った人が兄妹で付き合ってるとか言ってたな……(何話で言ったかは調べるのが面倒なので……て言うか、この小説ををちゃんと読んでいる人ならわかるよね!)
「美智瑠……どういう事?」
「うん、僕も詳しい事は良く分からないんだけど、なんか元々ゲームで知り合ってた二人が実は兄妹だったんだって、しかもゲームが先で兄妹になったのはその後らしい、親の再婚で偶然だって」
「そんなマンガみたいな偶然ってあり得んのか?、もしそれが小説だったらだったら書いた奴の才能は無いな……」
「手厳しい事で……事実は小説より奇なりってやつさ」
「俺は本好き何でね、あり得なさすぎると笑っちゃうんだよ」
「そう言えば前から聞きたかったんだけどさ」
「うん?」
「君らは本当に兄妹なのか?」
「いや、本当も何も……」
「栞君は君に異常に惚れているし、年子だし、顔も似ていないし」
「美智瑠……お前もそれを言うか、悪かったな似てなくて!」
「いや、そんな怒るなよ、素朴な疑問だよ」
「ほら他のお客様……妹達が待ってるだろ!」
「ハイハイ」
美智瑠を行かせようとしたが会長が先に注文を伺いに行くのを見て俺は美智瑠に後ろから話し始めた。
「…………俺と栞は兄妹だよ」
「ん?」
「物心ついた時も一緒だったし赤ん坊の時も一緒の写真は一杯ある……後は」
「後は?」
「うちの母親がいい加減でさ、中学の時、栞の受験で必要だった住民票を戸籍謄本と間違えて貰って来てさ、リビングに置きっぱなしになってて……俺それを見たんだ」
「ふむ」
「何処にも養子とは書いてなかったよ、それに妹は母親に俺は父親によく似ているんだ、だから間違いないよ、俺と妹は間違いなく兄妹だ」
「なんか少しがっかりしたような言い方だな?」
「何でだよ、普通逆だろ?」
「そうかな? あ、お姉ちゃんが呼んでる、はーーーいお姉ちゃん決まった?」
美智瑠が言いたい事を言って仕事に戻った、何だよ俺と妹の最大の疑問を話したのに……
俺と栞は兄妹だ、だからあそこの二人とは違う、義理の兄妹で付き合ってるって言われても何の参考にも……
そう……俺達とは違う、同じなんかじゃ……
「うわわわわわわ」
あの三人を注視して考え事をしていた俺は突然後ろからつつかれて変な声をあげてしまった。
「店長? ゆう君ボーッとしてどうしたの?」
「せ、先生」
「あと何人位並ばせていいか聞きに来たんだけど? 材料とかってまだあるの?」
「あ、すみません確認して来ます」
「うん……どうかした?」
「あ、いや、えっと、あそこの子が男の子だって聞いて」
「へ? ああ、そう言えばさっき物凄く可愛い娘がいたのは知ってたけど、男の子なんて居たかしら?」
「あ、多分その娘じゃないかな? あの今栞が話してる二人の右側の子」
「うそ!」
「本当」
「まさか……し、信じられない……確認してくる!」
「いや……先生いとこの美智瑠が言ってるんだから本当……って先生! 先生!!」
「ちょっと貴方、か、確認、確認させて」
「せ、先生、私も一舐めな、舐めしてもよかですか」
「ちょっと先生!」
男の娘のスカートを捲ろうとする女教師(某制服姿)とそれを応援かぶりつきで見るシスターで店は一時騒然とした。
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