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50-2 学園祭
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とりあえず栞も生徒会の手伝いをする事に納得したのか、会議に参加する事になった……なっただけ……
「えっとそれじゃ、何をやるかなんだけど、昔からの伝統として女子向けのイベントにしようと思ってるんだけど、良いかな?」
会長が俺達に向かってそう言う……女子向け? 男子はどうでも良いのか?
「女子向け?」
疑問に思い俺が聞く。
「そう、昔女子高だったからね、この学校は、生徒会もほぼ女子だし会長は今まで女子しかやった事がないの、だから伝統としては女子向けのイベントをいつもやっていたみたい、まあ特に指定されている訳じゃないけど、やっぱりみんな注目してるから結構人が集まるのね、場所も限りがあるし人数も限りがあるし、だから毎年女子限定にしているみたい」
「ちょっと待ってくれ、俺は男なんだけど」
「ああ、生徒会のメンバーにも今まで男子は居たからそれは大丈夫」
「お兄ちゃん、私の制服着る?」
「ああ、それはいい、僕の親戚にそう言う趣味の奴が居るぞ」
「着ねーーよ」
「まあ、それはおいおい考えるとして、まずは何をやるかなんだけど」
「考えるな!」
「えっとぉ、去年とかぁ、毎年何をやってるんですかぁ?」
「えっとね、内容は至って普通で、去年は男装劇、まあ宝○みたいな奴ね、ベルサイ○の薔薇かな? その前はお化け屋敷勿論女子限定、その前はコスプレ喫茶、その前はファッションショー」
「女子限定って以外は普通ですね」
「まあ高校の学園祭なのであまり奇抜な物は出来ないっていうのもあるからかな?」
持っていた資料から目を離し会長が俺の方を向く、金色の髪がサラサラと肩口から流れて行く、にいにと呼ばれあの髪を撫でていた事を思い出してしまう。
「えっとじゃあ、その中から選ぶのが一番手っ取り早いんじゃ?」
俺がその思いを誤魔化す様に一番簡単な方法、前のパクりを提案する。
「そうね~どうしましょう?」
否定も肯定もしない会長、皆に任せますというスタイルなのか……
「ハイ! お兄ちゃんが主役で私がヒロインしか考えられません! 白雪姫か、ロミオとジュリエット、眠れる森の美女、えっとえっと」
「却下だ却下! それは君が楽しみたいだけじゃないか!」
「えっと私はぁオズの魔法使いとかぁ美女と野獣とかぁレ・ミゼラブルとかぁが良いな~~」
「あーーーー」
「あーーーー」
なんとなく麻紗美に合ってるというか……乙女と言うか、まあ女の子受けしそうなんだけど、ミュージカルだよな、出来るのか?
「にいに……裕君は?」
「えっと……うーーーん」
そのにいには止めて、会長のあのシーンを思い出しちゃう……
あ! 俺は会長の顔を見て思い付く
「オペラ座の怪人とか?」
「あーーーーー」
「あーーーーー」
「お兄ちゃん……それは……」
まあそうだよね、でも流れはこれじゃない?
「えっと、まあ……何でも良いとは思ってるんだけど、会長として言わせて貰えるなら」
会長はニコリと笑い、俺達に言った。
「この人数で出来る事を考えて欲しいかな?」
「あーーーーーー」
「あーーーーーー」
「あーーーーーー」
5人じゃミュージカル処か舞台も無理かも
「えーーっとじゃあどうする?」
「舞台じゃなければ何かイベント物は」
「ファッションショーとかってさっき言ってたよな」
「えーーわたしぃ太ってるからぁ無理ぃ」
「麻紗美は太ってないだろ、胸が……イテテテテテテ」
「お兄ちゃんどこ見てるの……」
「分かったイテえ、脇腹をツネルな」
「着物なら一杯あるぞ、着物ファッションショーなんてどうだ」
「誰が着付けするんだよ!」
美智瑠だって一人じゃ着れなかっただろ!
「お兄ちゃんは水着ファッションショーが良いよね」
「え!」
「えーーー皆のぉ前でぇ水着とかぁ無理」
「そうだぞ、女子を喜ばせる企画なんじゃないのか!」
「そうだね~~じゃあ今夜私がお兄ちゃんの為だけにしてあげるね~~」
「いやいやいやいや」
「き、君達は家でそ、そんな事をしているのか!」
「してないしてない」
「えーーっとぉじゃあぁ、ありきたりでぇメイド喫茶とかぁ?」
「あーーーーー」
「あーーーーー」
「そういえばさっきコスプレ喫茶っていってたよねぇ、私お兄ちゃんとペアでならやっても良いよ~~」
「また栞君、そればっかりだな! 君が楽しむんじゃないって言ってるだろ」
「だってぇ~~クラスの出し物なら演劇でワタシとお兄ちゃんの愛の物語って決まってたんだもん!」
「勝手に決めるな」
俺はやらないぞ、絶対に辞退してた。
そんなこんなで話しが進まない……生徒会ってなぜこう話しが進まないんだ……この前は副会長の謎突っ込みで進まなかった。
今回はそれぞれが好き勝手で進まない……そして一番進める気がないのが妹って、今回どうするんだよ
そう思っているとノックの音がする、皆は一度黙って入り口を見た。
「どうぞ」
会長がそう言うと扉が開く……そこにゲンナリした顔の先生が顔を出す。
「えっと…………ごめんなさい……どうしても連れて行け、さもないと親から校長にあること無いこと言ってやるぞと」
先生が顔を出すなりそう言って横に……
「お願いでーーーーす、私もおおお、私もおおおおお仲間に入れて欲しいでえええええええす」
先生を押し退けてセシリーが生徒会室に乱入してくる…………
ああ、やはりこいつも来たか……
この濃い面子で一体何をすれば良いんだ?
長谷川栞 黒髪童顔
渡ヶ瀬美智瑠 銀髪ロリ顔
酒々井麻紗美 巨乳おっとり顔
那珂川葵 金髪外人
白井里美 ツインテールロリ
セシリー 百合外人
そして俺、さあこの7人で何をする? もう分からない……
「えっと……なんで私は髪じゃなくぅ巨乳なのぉ」
「来たばっかでこの扱いナンデスカ、国際問題にしまーーす」
「えっとそれじゃ、何をやるかなんだけど、昔からの伝統として女子向けのイベントにしようと思ってるんだけど、良いかな?」
会長が俺達に向かってそう言う……女子向け? 男子はどうでも良いのか?
「女子向け?」
疑問に思い俺が聞く。
「そう、昔女子高だったからね、この学校は、生徒会もほぼ女子だし会長は今まで女子しかやった事がないの、だから伝統としては女子向けのイベントをいつもやっていたみたい、まあ特に指定されている訳じゃないけど、やっぱりみんな注目してるから結構人が集まるのね、場所も限りがあるし人数も限りがあるし、だから毎年女子限定にしているみたい」
「ちょっと待ってくれ、俺は男なんだけど」
「ああ、生徒会のメンバーにも今まで男子は居たからそれは大丈夫」
「お兄ちゃん、私の制服着る?」
「ああ、それはいい、僕の親戚にそう言う趣味の奴が居るぞ」
「着ねーーよ」
「まあ、それはおいおい考えるとして、まずは何をやるかなんだけど」
「考えるな!」
「えっとぉ、去年とかぁ、毎年何をやってるんですかぁ?」
「えっとね、内容は至って普通で、去年は男装劇、まあ宝○みたいな奴ね、ベルサイ○の薔薇かな? その前はお化け屋敷勿論女子限定、その前はコスプレ喫茶、その前はファッションショー」
「女子限定って以外は普通ですね」
「まあ高校の学園祭なのであまり奇抜な物は出来ないっていうのもあるからかな?」
持っていた資料から目を離し会長が俺の方を向く、金色の髪がサラサラと肩口から流れて行く、にいにと呼ばれあの髪を撫でていた事を思い出してしまう。
「えっとじゃあ、その中から選ぶのが一番手っ取り早いんじゃ?」
俺がその思いを誤魔化す様に一番簡単な方法、前のパクりを提案する。
「そうね~どうしましょう?」
否定も肯定もしない会長、皆に任せますというスタイルなのか……
「ハイ! お兄ちゃんが主役で私がヒロインしか考えられません! 白雪姫か、ロミオとジュリエット、眠れる森の美女、えっとえっと」
「却下だ却下! それは君が楽しみたいだけじゃないか!」
「えっと私はぁオズの魔法使いとかぁ美女と野獣とかぁレ・ミゼラブルとかぁが良いな~~」
「あーーーー」
「あーーーー」
なんとなく麻紗美に合ってるというか……乙女と言うか、まあ女の子受けしそうなんだけど、ミュージカルだよな、出来るのか?
「にいに……裕君は?」
「えっと……うーーーん」
そのにいには止めて、会長のあのシーンを思い出しちゃう……
あ! 俺は会長の顔を見て思い付く
「オペラ座の怪人とか?」
「あーーーーー」
「あーーーーー」
「お兄ちゃん……それは……」
まあそうだよね、でも流れはこれじゃない?
「えっと、まあ……何でも良いとは思ってるんだけど、会長として言わせて貰えるなら」
会長はニコリと笑い、俺達に言った。
「この人数で出来る事を考えて欲しいかな?」
「あーーーーーー」
「あーーーーーー」
「あーーーーーー」
5人じゃミュージカル処か舞台も無理かも
「えーーっとじゃあどうする?」
「舞台じゃなければ何かイベント物は」
「ファッションショーとかってさっき言ってたよな」
「えーーわたしぃ太ってるからぁ無理ぃ」
「麻紗美は太ってないだろ、胸が……イテテテテテテ」
「お兄ちゃんどこ見てるの……」
「分かったイテえ、脇腹をツネルな」
「着物なら一杯あるぞ、着物ファッションショーなんてどうだ」
「誰が着付けするんだよ!」
美智瑠だって一人じゃ着れなかっただろ!
「お兄ちゃんは水着ファッションショーが良いよね」
「え!」
「えーーー皆のぉ前でぇ水着とかぁ無理」
「そうだぞ、女子を喜ばせる企画なんじゃないのか!」
「そうだね~~じゃあ今夜私がお兄ちゃんの為だけにしてあげるね~~」
「いやいやいやいや」
「き、君達は家でそ、そんな事をしているのか!」
「してないしてない」
「えーーっとぉじゃあぁ、ありきたりでぇメイド喫茶とかぁ?」
「あーーーーー」
「あーーーーー」
「そういえばさっきコスプレ喫茶っていってたよねぇ、私お兄ちゃんとペアでならやっても良いよ~~」
「また栞君、そればっかりだな! 君が楽しむんじゃないって言ってるだろ」
「だってぇ~~クラスの出し物なら演劇でワタシとお兄ちゃんの愛の物語って決まってたんだもん!」
「勝手に決めるな」
俺はやらないぞ、絶対に辞退してた。
そんなこんなで話しが進まない……生徒会ってなぜこう話しが進まないんだ……この前は副会長の謎突っ込みで進まなかった。
今回はそれぞれが好き勝手で進まない……そして一番進める気がないのが妹って、今回どうするんだよ
そう思っているとノックの音がする、皆は一度黙って入り口を見た。
「どうぞ」
会長がそう言うと扉が開く……そこにゲンナリした顔の先生が顔を出す。
「えっと…………ごめんなさい……どうしても連れて行け、さもないと親から校長にあること無いこと言ってやるぞと」
先生が顔を出すなりそう言って横に……
「お願いでーーーーす、私もおおお、私もおおおおお仲間に入れて欲しいでえええええええす」
先生を押し退けてセシリーが生徒会室に乱入してくる…………
ああ、やはりこいつも来たか……
この濃い面子で一体何をすれば良いんだ?
長谷川栞 黒髪童顔
渡ヶ瀬美智瑠 銀髪ロリ顔
酒々井麻紗美 巨乳おっとり顔
那珂川葵 金髪外人
白井里美 ツインテールロリ
セシリー 百合外人
そして俺、さあこの7人で何をする? もう分からない……
「えっと……なんで私は髪じゃなくぅ巨乳なのぉ」
「来たばっかでこの扱いナンデスカ、国際問題にしまーーす」
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