150 / 255
49-2 二人きりの家
しおりを挟む
母さんは何やら色々と電話をかけ、バタバタと家を駆けずり回った後に仕事に向かっていった。
俺と妹はその様子をボーッと見ていたが、母さんが家を出ていくと妹の様子が激変する。
「ふわああああああああああああ」
「ふわ?」
「はふん」
「はふん?」
「うへ、うへへへへへへへへへへへへへへへへへ」
「こわ!」
あ、駄目だ……妹が壊れた……
「はあああああああああ、遂に……遂に……」
おいおい大丈夫か?……なんか怖いぞ……
「えっと、えっと何からすれば、まず寝るところからか……」
寝るところ? 一体なにを言ってるのかさっぱりわからん……
「お兄ちゃん! もう私達……結婚したも同然って事でいいよね!」
「いや、全然良くないと……」
妹の暴走列車ならぬ妄想列車が始まった。
「お兄ちゃんと二人きり……ああ、朝も昼も夜も……二人きり……素敵……」
「いや、今までほとんど親なんて出てこなかったんだから今さら一緒の様な」
「どうしよう、やっぱりダブルベットよね、お金あったかな~~?」
「聞いてねえ~~、ダブルって……買わないから! っていうか何処に置くんだよ、俺達の部屋ダブルベットなんて入らねえよ」
「あ! そうか、そうだよね! やっぱりシングルでピッタリいつも寄り添うように抱き合って寝る方がいいよね、さすがお兄ちゃん!」
「いやいやいやいや」
「カーテンももっと明るい色にして、花も欠かさずに……花瓶あったかな? えっとえっと後は~~」
「あの? 栞さん……一体何をするおつもり?」
何? 母さん達が出てったらリフォームでもするのか?
「何って決まってるでしょ! お兄ちゃんと私の愛の巣の準備をしないと! さあお兄ちゃん一緒に考えよう! 新婚生活って初めが肝心なんだから!」
「いやいやいやいや、母さん達が一旦名古屋に行くだけだから、帰ってくるから、俺達結婚しないし、そもそも出来ないから」
「大丈夫お兄ちゃん、愛があれば法律なんて簡単に乗り越えられる!」
「いやいやいやいや、なんか前にも言ってたけど、無理だから」
「ま、まさか……お兄ちゃん 最近ハーレム作ったからって皆をこの家に……」
「作って無いから! そんなもの存在してないから、皆をってそんな事したら退学だから」
全員ってそれなんて……合宿?
「じゃあ私と二人きりって事でしょ、つまり結婚したって事でしょ! さあ今から準備しよう!」
「何でそうなる、いいから落ち着けって」
「何でお兄ちゃんは落ち着いていられるの、私達の初めてがこれから色々…………初めて…………ま、まさかお兄ちゃん…………既に経験済み…………だ、誰!! 美智瑠ちゃん? 麻紗美ちゃん? そういえば前に先生の家に!!」
「無いから、誰ともないから!」
先生とは一瞬チャンスを逃したって思っちゃったけど……
「まさか幼くなってたのを良いことに会長を! 幼い……ま! ま! まさか!! 美月ちゃんと!!」
「いやいやいやいや、無いから、全然無いから!」
やーーめーーてーー、美月と添い寝の想像をして腕枕をしようと腕を横に広げたら壁にしこたま手をぶつけて深夜に泣いたロリコン妹バカ作家と俺を一緒にしないで~~~~!
「じゃあお兄ちゃん! 一体誰と初体験をするつもりなの!! ま、まさか! セシリーと……」
「しないから、セシリーとなんて……そんな事したら栞もヤバいから!」
「じゃ、じゃあ一体!!」
「いいから落ち着けって、あまり変な事出来ないだろ、父さんはともかく、母さんはシフトなんだからいつ帰ってくるかわからんし」
「でもおおお、お兄ちゃんとずっと二人きり何て、最近中々無いし……お兄ちゃん最近もの凄くモテるし……私、もっともっとお兄ちゃんとイチャイチャしたいんだもん~~~半年とはいえ油断したら直ぐに終わっちゃう、どんどん攻めないと!」
「いやいやいやいや、母さん居なくなるんだから家の事二人でどう分担するとか、まずはそっちだろ?」
「何言ってるのお兄ちゃん、お兄ちゃんのお世話は総て私がやるの、耳掻き歯磨き洗面、お風呂に入れて身体も洗ってご飯を食べさせて、はあああああ夢のよう、何て素敵なお仕事、ううんお金を払ってでもやりたい、お兄ちゃんいくらでさせてくれる?!」
「いやいやいやいや、財布を出すな! それお世話通り越して介護だから、俺まだ高校生で身体ピンピンしてるから」
怖いよ~~重いよ~~妹の愛が怖重すぎるよ~~
「お兄ちゃんはドーンと座っててくれればいいの、私はお兄ちゃんの専属メイドになるから、ご主人様何なりとご用を、え? 夜伽……では」
「ボタンを外すな脱ぐな! 夜伽って……俺は亭主関白とかじゃないから、ちゃんと家事もやるから」
青いストライプのブラが一瞬見えたぞ! やめてくれええ
ちなみに妹は白い薄手のブラウスにチェックの超ミニスカート、母さんは何も思わなかったけど、家でする格好じゃ無いよな、まあでも外では俺がさせないけど……見るな想像するな妹が穢れる。
「て、て、て、亭主! 旦那様! お兄ちゃんが! お兄ちゃんが認めた……つ、遂に認めた! 私を妻にするって」
妹は両手を握りこぶしにして上下に振る……いやいやいやいや
「言ってないから! 例え話だから!」
「ああ、旦那様、いけませんはこんな所で、ああでも、でも…………えへへへへへへへへへへへへへへへ」
「いやだから、おーーーい、栞~~栞さーーーーーん?」
また異世界に行ったか……、今からこれじゃあ、母さん達が居なくなったらどうなるんだ? 俺の頭に今さら転校と言う二文字が浮かんでいた。
俺と妹はその様子をボーッと見ていたが、母さんが家を出ていくと妹の様子が激変する。
「ふわああああああああああああ」
「ふわ?」
「はふん」
「はふん?」
「うへ、うへへへへへへへへへへへへへへへへへ」
「こわ!」
あ、駄目だ……妹が壊れた……
「はあああああああああ、遂に……遂に……」
おいおい大丈夫か?……なんか怖いぞ……
「えっと、えっと何からすれば、まず寝るところからか……」
寝るところ? 一体なにを言ってるのかさっぱりわからん……
「お兄ちゃん! もう私達……結婚したも同然って事でいいよね!」
「いや、全然良くないと……」
妹の暴走列車ならぬ妄想列車が始まった。
「お兄ちゃんと二人きり……ああ、朝も昼も夜も……二人きり……素敵……」
「いや、今までほとんど親なんて出てこなかったんだから今さら一緒の様な」
「どうしよう、やっぱりダブルベットよね、お金あったかな~~?」
「聞いてねえ~~、ダブルって……買わないから! っていうか何処に置くんだよ、俺達の部屋ダブルベットなんて入らねえよ」
「あ! そうか、そうだよね! やっぱりシングルでピッタリいつも寄り添うように抱き合って寝る方がいいよね、さすがお兄ちゃん!」
「いやいやいやいや」
「カーテンももっと明るい色にして、花も欠かさずに……花瓶あったかな? えっとえっと後は~~」
「あの? 栞さん……一体何をするおつもり?」
何? 母さん達が出てったらリフォームでもするのか?
「何って決まってるでしょ! お兄ちゃんと私の愛の巣の準備をしないと! さあお兄ちゃん一緒に考えよう! 新婚生活って初めが肝心なんだから!」
「いやいやいやいや、母さん達が一旦名古屋に行くだけだから、帰ってくるから、俺達結婚しないし、そもそも出来ないから」
「大丈夫お兄ちゃん、愛があれば法律なんて簡単に乗り越えられる!」
「いやいやいやいや、なんか前にも言ってたけど、無理だから」
「ま、まさか……お兄ちゃん 最近ハーレム作ったからって皆をこの家に……」
「作って無いから! そんなもの存在してないから、皆をってそんな事したら退学だから」
全員ってそれなんて……合宿?
「じゃあ私と二人きりって事でしょ、つまり結婚したって事でしょ! さあ今から準備しよう!」
「何でそうなる、いいから落ち着けって」
「何でお兄ちゃんは落ち着いていられるの、私達の初めてがこれから色々…………初めて…………ま、まさかお兄ちゃん…………既に経験済み…………だ、誰!! 美智瑠ちゃん? 麻紗美ちゃん? そういえば前に先生の家に!!」
「無いから、誰ともないから!」
先生とは一瞬チャンスを逃したって思っちゃったけど……
「まさか幼くなってたのを良いことに会長を! 幼い……ま! ま! まさか!! 美月ちゃんと!!」
「いやいやいやいや、無いから、全然無いから!」
やーーめーーてーー、美月と添い寝の想像をして腕枕をしようと腕を横に広げたら壁にしこたま手をぶつけて深夜に泣いたロリコン妹バカ作家と俺を一緒にしないで~~~~!
「じゃあお兄ちゃん! 一体誰と初体験をするつもりなの!! ま、まさか! セシリーと……」
「しないから、セシリーとなんて……そんな事したら栞もヤバいから!」
「じゃ、じゃあ一体!!」
「いいから落ち着けって、あまり変な事出来ないだろ、父さんはともかく、母さんはシフトなんだからいつ帰ってくるかわからんし」
「でもおおお、お兄ちゃんとずっと二人きり何て、最近中々無いし……お兄ちゃん最近もの凄くモテるし……私、もっともっとお兄ちゃんとイチャイチャしたいんだもん~~~半年とはいえ油断したら直ぐに終わっちゃう、どんどん攻めないと!」
「いやいやいやいや、母さん居なくなるんだから家の事二人でどう分担するとか、まずはそっちだろ?」
「何言ってるのお兄ちゃん、お兄ちゃんのお世話は総て私がやるの、耳掻き歯磨き洗面、お風呂に入れて身体も洗ってご飯を食べさせて、はあああああ夢のよう、何て素敵なお仕事、ううんお金を払ってでもやりたい、お兄ちゃんいくらでさせてくれる?!」
「いやいやいやいや、財布を出すな! それお世話通り越して介護だから、俺まだ高校生で身体ピンピンしてるから」
怖いよ~~重いよ~~妹の愛が怖重すぎるよ~~
「お兄ちゃんはドーンと座っててくれればいいの、私はお兄ちゃんの専属メイドになるから、ご主人様何なりとご用を、え? 夜伽……では」
「ボタンを外すな脱ぐな! 夜伽って……俺は亭主関白とかじゃないから、ちゃんと家事もやるから」
青いストライプのブラが一瞬見えたぞ! やめてくれええ
ちなみに妹は白い薄手のブラウスにチェックの超ミニスカート、母さんは何も思わなかったけど、家でする格好じゃ無いよな、まあでも外では俺がさせないけど……見るな想像するな妹が穢れる。
「て、て、て、亭主! 旦那様! お兄ちゃんが! お兄ちゃんが認めた……つ、遂に認めた! 私を妻にするって」
妹は両手を握りこぶしにして上下に振る……いやいやいやいや
「言ってないから! 例え話だから!」
「ああ、旦那様、いけませんはこんな所で、ああでも、でも…………えへへへへへへへへへへへへへへへ」
「いやだから、おーーーい、栞~~栞さーーーーーん?」
また異世界に行ったか……、今からこれじゃあ、母さん達が居なくなったらどうなるんだ? 俺の頭に今さら転校と言う二文字が浮かんでいた。
0
Twitterやってます。https://twitter.com/niinaamesyou
お気に入りに追加
257
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
果たして、阿宮は見知らぬ世界でどう生きていくのか————。

貞操観念逆転世界におけるニートの日常
猫丸
恋愛
男女比1:100。
女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。
夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。
ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。
しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく……
『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』
『ないでしょw』
『ないと思うけど……え、マジ?』
これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。
貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
髪を切った俺が『読者モデル』の表紙を飾った結果がコチラです。
昼寝部
キャラ文芸
天才子役として活躍した俺、夏目凛は、母親の死によって芸能界を引退した。
その数年後。俺は『読者モデル』の代役をお願いされ、妹のために今回だけ引き受けることにした。
すると発売された『読者モデル』の表紙が俺の写真だった。
「………え?なんで俺が『読モ』の表紙を飾ってんだ?」
これは、色々あって芸能界に復帰することになった俺が、世の女性たちを虜にする物語。
※『小説家になろう』にてリメイク版を投稿しております。そちらも読んでいただけると嬉しいです。

先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
恋愛
別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。
第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいて構いません!
本格的なざまぁが行われるのは第15話前後を予定しています。どうかお楽しみに!
また、特に第4話からは基本的にラブコメ展開が続きます。シリアス展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補充できます!
※最初のざまぁが行われた後も基本はラブコメしつつ、ちょくちょくざまぁ要素も入れていこうかなと思っています。
少しでも「面白いな」「続きが気になる」と思った方は、ざっと内容を把握しつつ第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる