エリート上司に完全に落とされるまで

琴音

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二章 忘れてた過去が……

1 壊れるだろ!

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 俺たちはあの日から特に問題もなく……いや俺は更にお尻の開発されまくったね。ちょっと愛撫されると漏れちゃう。恐ろしく敏感になっていた。

「智は僕が突くたびに出る」
「ああ……かずきぃが…あ、気持ちい……」
「だろ?もう僕なしではいられないと感じない?」
「あうっんっ……はあっ出ちゃうぅ」

 和樹の研究熱心は俺にも向かってて、僕の知らない智は嫌と触りまくって、乳首は大きく敏感に。中も擦り方を熟知して激しく責めてくる。

「あーーー……もうダメ」
「そんなこと言うなよ。僕まだ足りないのに」
「うっあっ……もう突かないでぇ」
「フン。仕方ない。少し休むか」

 ズンズンと俺も楽しませるように腰を振ってふたりでドクドク。あー死ぬ。気持ちよくて死ぬ。

「智?生きてるか」
「生きてますが、お尻がヤバい」

 ズルンと抜けてどれと指を突っ込む!

「やめてよ!」
「もうグズグズ。僕のでこんなにって」
「当たり前でしょ!どんだけしたと思ってるの!」
「まだ三回だよ」
「ま、まだ?まだといいますか!」
「うん」

 金曜の夜も仕事終わりに軽く飲んで食べて、シャワー入ったらすぐだよ。俺お尻ガバガバになるんじゃないのか?こんなにデカいの毎回突っ込んてたらさ。キッと睨んで文句ブツブツ。

「ならねえよ。たかが週一だろ」
「はあ?その週一が多いんだよ!」
「そうかあ?ふむ」

 和樹は会社では丁寧な言葉遣いだけど、俺といる時には砕けて乱暴ぎみ。でもそれも俺に心を許してる感じがして嬉しかったりもする。

「僕のが溢れてエロ」
「言わないで!」

 抜くとゴプンと溢れるんだよ。ゴムつけないからね!付けろと言うんだけどイヤだって。最近は特に嫌がる。

「和樹、ゴムは付けようよ。お互いのためにさ」
「え~中で射精する感じがいいんだよ。ブワッで中で広がって、僕の匂いをつけてる感じがしてさ。あ~種付け?」
「あ~種付けセックスなんて言葉もありますね。俺には受け取るモノがないけどさ」
「関係ないさ。智に種が付けば」

 うつ伏せの俺に乗ってとんでもないことを口にする。

「でもね、和樹のちんこになにかあっても困るでしょ?」
「ん~今までないよ」
「これからあるかもでしょ!痛くて出来ないとか、変なもん先からが出てくるとか、あなたヤレないの耐えられるの?」
「ムリかな」
「でしょ!」

 俺は真剣に言ってるのに!手を胸に入れて乳首をこね始めた。たいして休んでない!あう……やだあ気持ちいいよぉ……ゴムすると感度が下がる気はするのは本当。でもゴムすれば掻き出す手間も減るし、変な感染も防げるんだよ。だから喘ぎながら訴えた。が、聞きやしねえ。

「文句言うわりには尻が上がってるぞ」
「あうっあなたが俺をこんなにしたからだぁ」
「うん知ってる。智は僕仕様だからな」

 うつ伏せで腰掴まれてグチュグチュと押し込む。マジで他の人としてもこれだけの快感はムリなんじゃと思う。俺を知り尽くしてしつこく責めてくるんだもの。ワンナイトとかではムリだよたぶんね。悶々と考えてると、なら次は優しく入れてやるとぬる~んと押し込んで来た。

「ハァハァ…そういうことじゃなくてね」
「ならこのまま僕を感じてろ」

 押し込んだままビクビクさせて、俺を舐め回して吸い付いてくる。耳は……ああ…ダメだ。

「気持ちいい?」
「いい」
「だろ?僕イッたばっかだから我慢できそうだ」

 クルッと入れたまま返されて、乳首をネロネロと吸い始めて、片手は反対を捏ねてくる。

「あっ……グッ」

 ああっちょっと出ただろ!

「動かしてないのに?」
「ハァハァ……少しの刺激で出ちゃうの!」
「智エローい」
「あなたはもう!」

 穴は正直でビクビクして彼を締め上げる。体の密着で俺のちんこもお腹が触るからもうね。

「でもさ、智は僕によくついて来てくれてるよ。前彼は三回もなんてもたなかった」
「あはは。実は俺も途中意識なくなってる時がある」
「そう?」
「意識が途切れたりするんだ。あんまり気持ちよくて」

 なら気持ちよくなれと腰を打ち付けて。カハッ一気に快感がくる!

「グウゥ……ッ」
「クッ締め過ぎだ」
「か、かずきがいじわるするからだ!ああ~あ~~……んふぅ…」
「すげえ蕩けてるな」

 もうムリ。穴は勝手に締め上げるけど、体に力も入んないしされるがままになった。ちんこは勝手に出るし……頭真っ白だし好きにしてくれ。

「智、起きて智也」

 頬をポンポンと叩かれてぼんやりから覚醒。

「あ?」
「飛んでた?」
「そうかな……」

 チュッチュッと首にキスしてくる。

「ああ、そうか。コレが飛ぶってことか」
「初めてか?」
「うん。朦朧として……なんも聞こえなかった」

 んふふって微笑んでまだいける?って。俺は体を少し動かし…うおっ脚の付け根が痛い。

「和樹ムリ。脚痛い」
「あらら、後ろからすればよかったな」
「いやいや、そういうことではなくて。し過ぎで俺の体が悲鳴を上げたの!」
「そっか」
「そっかじゃねえよ!あなたは腰痛くないの?」
「ん?元気だよ」

 くふぅ……聞く俺が間違いか。絶倫は体の作りも違うのかもね。丈夫ゆえの絶倫かよ。

「今日は終わり!」
「ふむ。まあいいか」

 ズルンと半勃ちらしきちんこを抜いた。俺の意識が怪しいのに抜いてないとはどんだけだよ。俺がいいって言えば更に硬くなってたんだろうな。ブチュと漏れるのも感じた。

「僕この漏れるの大好き。穴がエロくて僕のが出てくるとかさ」
「そう……俺は恥ずかしい瞬間だけどね」

 興奮してる時はまあアレだけど、冷静な時ってなんかね。恥ずかしそうなのもまたいいけどシャワー入ろうって。

「おいで」
「うん」

 ふたりで体を流してさっぱり。和樹は先に出ると出て行って。さて中出さなきゃなと浴槽の縁に手を置くと、ガチャっとドアが開いた。あん?と振り向いた。

「先出たんじゃねえのかよ」
「いやさ。中出してないなあって戻った」

 いらねえ……コレ本当に恥ずかしいから自分でしたいんだよ。

「いいから!自分でするから!シーツ代えてよ!冷たいの嫌だから!」
「チッ分かった」

 そう言うと和樹はドアを閉めた。チッってなんだよ!どこまで俺の尻穴を責めるんだ!
 はあ…和樹のこのしつこさはたまに参る……俺は浴槽の縁に手をついて後ろに手を回し指を入れた。

「んっ……あっ…」

 指を動かすとドロって出てきて、あれ?少し痛いところが?やり過ぎたな。穴も柔らかくなってるし、二晩目はさすがになあ。和樹が早漏なら……いやいや、それだと俺が楽しめねえ。
 クチュクチュと捏ねて力んでみた。うん出し終えたな、ふう。股間を流して外に出てキッチンに行くと、ほらって水のグラスをくれた。

「ありがとう」
「もう一戦くらい出来たかな」

 ボソッと呟いた。はあ?なにを言うんだこの人は。ブスッとして俺はパンツだけでソファに座って水を飲みきった。彼はキッチンで飲みきると俺の隣に座って俺の肩を抱く。

「和樹、お願いがある」
「なに?」
「回数減らして下さい。お尻が痛い」
「え?大丈夫?見せてみろ」
「見なくていい!お願いだよ」
「いや、見せてくれなきゃ信じない」

 嘘ついてると思われてる?なら仕方ないとソファでうつ伏せになってパンツ下ろして見せた。コレ恥ずかしいな。

「どれどれ」

 そう言うと舐めた!くうっ

「中は……」
「か、かずき!それ違うでしょ!」

 舌を入れて確かめ?うわっコレヤバい気持ちいい。じゃねえ!こんなんで分かるわけねぇだろ!

「見れば分かるでしょ!」
「いや、せっかくだからさ。確かに赤くなってて、中もね。広げれば見えるし」
「や、やめて!恥ずかしいよ!」

 指で広げてたのを抜いて残念だとお尻をパンと叩いた。

「二晩目は少し控えるよ。ごめんね無理させて」
「ふう。分かってくれてよかった。ん?」

 彼はこんな時嘘ついてれば分かるはずだよね?パンツを履きながら睨んだ。

「和樹。分かってて見せろって言ったでしょ!」

 ドヤ顔で俺の頬を撫でてチュッ。

「ふふん。忘れてるお前が悪いよ」
「酷い!俺素直に見せたのに!」
「やだなあ、そんな智が好きなのに。素直でかわいいのがね」
「むーっ」

 むくれるなよって抱き寄せてチュッ。かわいくて堪んないんだ。お前がなにしてもかわいいんだとチュッチュッと。

「シーツも代えたし寝ようよ」
「うん」

 俺は和樹から離れてうーんと背伸びして寝室に向かった。俺この人の手のひらで踊らされてるよね。なのにバカみたいにこの人が好きだ。愛されてるのはものすごく感じるし。ふう、俺の負けだね。

「智也」
「うん……」

 俺は足を絡めて抱きついて、おやすみって目を閉じる。おやすみって彼の腕が回わる。
 ふふっ俺単純、すげぇ幸せだと感じたんだ。未だになに考えてるか分かんないところは多いけど「愛してる」って気持ちは伝わる。決して体目的ではないのがね。
 いつかこの人を理解出来る日が来るのかな?まあ無理だろうとは思うけど、それも愛されてればどうでもいいかな。でも…とか、あれは…とか、考えているうちに眠ってしまった。





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