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三章 課題と改善

あらすじ

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 エリオスは何でも自分が動いて領地を開拓していました。自分が動いたほうが話も早いし、把握も出来る。
 人がいなかった時が辛く不安だった事もあって、全部に近いくらい自分でやって考え、予算を父上から引っ張り収入を増やして来た。

 だけど領主ってこんなに動いてはいけないんです。臣下が少なかろうと信頼して人を動かさなければならないのです。
 会社と同じ。社長が何でもかんでも手を出す大手の会社はありません。社員を雇い責任を持たせて運営する。国も同じ。

 エリオスは領地に人が増え、観光客もたくさん来るようになっても人がいなかった頃と同じ対応。それをロドリグは叱ります。この先こんなやり方ではやれはしないから。

 それに気が付きエリオスは改善しなくてはと奮闘します。勢いと運だけでここまで来ましたから。ロドリグが加わってエゼキエーレのくま族との付き合いも始まりました。

 まだまだエリオスの奮闘は続きます。


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