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一章 森の中の国

16 港を散策!

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 夕食はギオークの言う通り魚づくしだった。前菜も魚、スープも魚のお出汁でメインも魚。エビや貝など盛りだくさん。

「森の中の王都では川の魚が多いでしょう。ぜひ海の物を楽しんで下さい。明日以降は輸入品や、こちらの珍しいお肉など楽しんで下さいませ」
「ありがとう」

 二人の側仕えも、海の物は久しぶりですねと楽しそうに食べていた。騎士の四人もね。せっかくの旅行だし、これからずっと僕らの警護担当になるから僕が仲良くしたいということで、みんなで食事をした。宿屋では別だったからさ。

 にしても……みんな軍服脱いでシャツだと本当にマッチョ。両親みたいだ。お顔はみな美形で言うことないけど……僕ここにいる人の中で一番貧弱!アンもノルンも体格に差などないはずなのに、なぜだ!と悶々として食べていた。神様は不公平だよ全く。

「あのリシャール様、俺たちがなにか?」
「ああ、ごめんなさい」

 無意識に見つめてたよ、うらやましくて。僕はどんなに鍛えても彼らのようにはならなかった。せめて兄上くらいにとは思ったけど、それも叶わず。兄様は両親よりは細いからなあ。僕は本当に誰の子だよって見た目だけど、母様譲りのかわいい顔は嬉しいんだ。これがなかったら、本気でどこからか貰われた子だと疑われそうなんだよね。アンリ様じゃないけどさ。

「立派な体が羨ましくて……不躾な視線を失礼しました」
「ああ、そうでしたか。ですが俺の親は細いですよ。俺だけがこの体格です。それにリシャール様のご両親のように、どちらもよい体格のお家はあんまりありませんから」
「そうですね」

 この国の美の基準は、顔は当然だけど、筋骨隆々の立派な体は全てを凌駕するモテポイント。これは貴族に限らないんだ。民も貧弱な体の人は伴侶を見つけにくい。だから最終手段、別の共和国に探しに行くか移住する。この基準は我が国だけだから、他所に行けばモテたりすると聞いている。

「あはは、それ嘘ですよ。どの国も良い体、美しい見た目が好まれますね」
「あー……やっぱり噂でしかなかったのか」
「ええ」

 たぶん獣人の方の美の基準が混じったのかもねって。彼らは毛並み、声の美しさなども選ばれる要素に含まれ、体の良し悪しはどうでもいい種族もいるらしい。当然、人との異種間の婚姻もあるけど、あまり好まれませんねと。

「へえ。なんでですか?」

 騎士の一人、ヨーゼフが説明してくれた。彼によると、獣人との結婚は子どもの見た目が中途半端になって、魔力が人族より少なくなったり、鳥族では空を飛べなくなかったり、羽をしまえなくなったりする。他の獣人でも異常な魔力で制御不能になったり、反対に少なくなったり。なにかと不都合が多く、純血にこだわってる訳ではないそうだ。

「ですから、どこに行こうが変わりませんよ」
「そっかありがとう」

 リシャールはそんなに大きな体が欲しかったのか?とロベールに聞かれたけど、もう少しロベールくらいにはなりたかったかなって。僕本当に細くてね。

「あんまり気にならないがな。胸も触り心地いいし、あばらが浮いてるわけでもないし」
「ええ、整っているって言うんでしょうか。体も美しい鳥族のような感じですかね」

 みんなフォローありがとう。でも鳥族と同じとは、痩せっぽちってことだよ……あはは。あ~あ

「な、なら発情期が終わったら、ロベール様と一緒に俺たちと鍛えますか?少しは大きくなるかも!」
「そうですね。自己流より筋肉育つかもしれませんね」

 戦場に行くことはないし、魔物の討伐にもいかないけどやって損はない。なにかあって動物や魔物に襲われることもあるかもだよね。うん。

「別にお前はしなくても……」
「いえ!僕も美しくなりたい!」
「そう……」

 なんで残念そう?まあいいや、お魚美味しい。そしてみんなでサロンに移動して楽しくおしゃべり。僕らのお世話は、こちらのメイドさんに丸投げで楽しんだ。

「うー……飲み過ぎた。目が回る」
「俺もだ。臣下とこんなに楽しんだのはいつ以来だ?」

 今日はさすがに寝ようと、長時間用の青い小瓶をふたりで飲んで眠った。昼近くまで持つはずだから……
 翌日、久しぶりに体が軽いと目が覚めた。やはり限界突破したセックスは疲れ知らずにはなるけど、疲れてないはずはないんだ。うーん爽快だ!

「ロベール?」
「う……ん…朝か」
「うん。おはよう」
「おはようリシャール」

 おいでと抱かれた。んふふっ気持ちいい……あれ?ももの匂いがほとんどしない。クンクン……耳の後ろや脇もクンクン。

「なに?俺くさい?」
「違うの。ももの匂いが薬飲んででもほんのりしてたのに、何もない」
「そうか。もうすぐ終わるんだよ」
「うん」

 そっか……終わるのか。なんか本能の解放っていうの?苦しいほどの欲で辛いんだけど、でもなんというか、いいもののようにも感じたんだ。ロベールを強く求めて触れ合っているのが、僕は嬉しかったんだ。

「残念か?」
「いえ、また来るからいいのですが、そうですね。少し残念かも」

 するとパジャマのズボンに手を入れてお尻に指!んんっ

「まだ濡れてるな。薬が抑えてるだけだよ。明日には終わるだろうが、今日はまだな」
「うん」

 アウッなぜ脱がすし入れるんだ!

「次はいつか分からんだろ?媚薬も香油もいらないこの……ンっ…濡れてる中の感触は堪らなくいいんだ」
「あうっ……んあっ…ッ」

 新婚旅行で発情期を迎えるなんて、どれだけ俺が嬉しかったかお前は分からないだろう?あれだけの拒否をされたのに、すぐに俺を受け入れてくれた。俺の言葉で自分の封印を解いたことも嬉しかったと、乳首に吸いつく。

「リシャール。お前の信頼を掴めたことが、何よりも嬉しい」
「アッ…ぬあ……出ちゃ……ッ」

 溢れるこの愛液の、ユリの香りは理性を飛ばそうとする。お前は出しなと肩を噛まれた。んあーッ

「俺も……クッ」

 ズルンと抜いて僕の背中に射精している。ハァハァ……

「薬飲んでないから子が出来ると不味い。ああ……ハァハァ……」

 愛撫もなく入れられたのに気持ちいい。自分のが前から後ろから溢れて、むせ返るような匂い。

「足りねえ」
「うん」

 僕の上に乗り上げ口に入れてくる。

「しゃぶれ、噛んでもなんでもいい。欲しいんだ。お前が俺を……クッ」

 僕はゆらゆらした頭でしゃぶった。甘い……いつもの生臭さはなく甘いんだ……うグッ

「飲め。おれを喜ばせろ」

 なんかロベール変だけど、僕は奥に押し込まれてそのままむせなからも飲んだ。イッたのに萎えないロベールは、

「リシャールは俺のだよな?」
「うん」

 ふふっ……そうだ俺のだよな。そう言うと僕を乱暴にうつ伏せにすると、激しく腰を振った。腰の指は食い込み、気持ちいいけど怖いッどうしたのロベール!鳴け、鳴けよと、愉悦にまみれたような、暴力的な話し方になってる。

「リシャールは俺のだろ?俺のちんこで悦べよ。なんだその顔は、足りねえのか?」
「ロベ……?」

 なんか目が怖いんだけど?乱暴な激しさと食い込む指がとても痛い。怖くてもロベールだから気持ちよくて喘いでいると、誰かの声がする。やめろ離せ!とか。なんだ?

「これを飲んで!」
「なぜだ!」
「いいから!」

 暴れるロベールに何かを飲ませた。すると彼はふらっとして僕に倒れ込んだ。重いけどなに?

「大丈夫ですか!お怪我は?」
「ハァハァ…大丈夫です。なにが起こったの?」

 クオールはロベールを僕の上からペッと転がしてどけると、僕にガウンをかけた。怖かったですよね。すみませんと抱いてくれた。

「アンの匂いが減る頃、ノルンはこうなるのです。相手は自分の番だ。誰にも渡さないと強く思うのです」
「はあ」

 クオールによると、匂いが減ると誰かに取られるような不安が湧き、愛しい相手を自分のだと強く本能が訴える。自分のものという確証を得たくなり、激しく求め、それが暴力に繋がる。もう少し遅かったら殴られたかもと。ノルンは他人への支配欲もある性で、この発情期は理性をなくしているそう。

「人族もしょせん動物と同じ。繁殖に関わることでは理性が働かなくなるんですよ。この初めての発情の時に、ノルンはそうなる」
「へえ……」

 間違って妻を殺すなんてのも聞いたことがあります。気性の荒い方がそうなりがちで、王族は好戦的ですから特にねと。我らも早めに来たのですが……すみませんと謝る。

「ロベールは大丈夫?」
「ああ、気を失ってるだけですから平気です」

 あの薬は闘争心を少し抑える薬を混ぜた抑制剤。あなたを愛してるから無謀なことはしないでしょうが、無理を言い始めますから、あなたが辛いのですよと苦笑いを浮かべた。

「んあ……ああ?」
「ほら、すぐ目が覚めたでしょう?」
「うん」

 俺なにしてた?えっとと頭を掻いている。

「リシャール様をいじめてたんですよ」
「ああ?そんなことしな……あっ」

 ごめんリシャールと、クオールから僕を奪って抱き寄せる。苦しくないか?俺お前が誰かに取られるような気がしたんだ。ああ腰から血が滲んでるな……スッと治してくれる。

「他は?痛いところは?あっ口切れてるな」
「大丈夫だよ」
「俺無理やり入れたから……ごめん」

 広角に指が触れると痛みはなくなって、ごめんと強く抱かれた。クオールは愛しい分だけ暴走する。あなたを愛してる証拠ですから、許して上げて下さいと。それはもちろん。少し怖かったけど大好きだからなんともない。

「ならお風呂に入りましょうね」
「うん」

 ロベールはお風呂の間ボーッとしていた。浴槽で僕を抱いて無言。目はどこ見てるか分かんない、遠い目をしている。

「ロベール気にしないで」

 僕は彼の頬を撫でた。目は僕に向けるけどボーッとしている。ロベールともう一度声を掛けて、チュッとキスして見た。

「リシャール……俺」
「いいの。もう気にしないで」

 僕は彼の胸に擦り付いた。程よい胸の膨らみが柔らかく、僕の触る感触でビクッとする。この張りのある胸が好き。このかわいい乳首もね。指でコロコロと撫でた。

「ンっ……いいのか」
「うん。とても愛されてると分かったからいい」
「ああ、愛してるんだ。はあ……」

 隠しても仕方ないな。俺はお前しか見ていなかった。手に入れた時、いやその前からずっとお前だけが欲しかった。叶わなくても俺を兄様と笑って呼んで欲しかった。ずっと……ずっとお前だけを求めていた。拐って監禁できるものならと、良からぬことすら考えたそうだ。

「他の誰を抱いてもお前だと思って抱いていた。失礼極まりないが、お前に似た者をいつも……」
「うん。ありがとう」

 僕はあの頃たぶんロベールが好きだった。出来るならお嫁にして欲しかったと今は思う。だけど……僕はいつしか心を閉ざし、ロベールが好きだったことを忘れた。

「ごめんなさい。僕が弱いばかりに悲しませた」
「いいや。俺もあの頃は第二のせいか心が弱くて兄の影に隠れてた。思いと行動が伴わなかったんだ」

 暑いなって、はあってロベールはため息。

「俺はお前を守れるくらいになろうと努力した。手に入るかは分からなかったけど、それでもって鍛えてさ」
「ありがとう」

 浴槽から出ようかと言われ上がった。ロベールは着替えている間に、いつも通りの言葉遣いに変わった。それから美味しい朝食を取り、今日は楽しみにしていた港に向かった。

「朝市してないね?」
「ああ、あれは週末だけだからな」
「そっか」

 クオールが私が説明しましょうと、僕らの前に出て、この近くの村や街からたくさんの人が来ます。当然魚の買い付けの料理人も、今見えるよりたくさん来ます。お祭りのように人でごった返すんですよと、人差し指を立てて偉そうに?話す。

「へえ、そんなに」
「ええ。今も荷下ろしをしてるでしょう?」

 大きな木箱や麻袋を日焼けした作業員が降ろしていた。その横では身なりのいい商人が、なにか交渉している。魚の水揚げは終わっているようで、漁師が網の手入れをしている。へえ、活気がある港だね。

「ああ、我が国唯一だから余計な」

 陸路でも南に行こうと思えば行けるが、一日じゃ無理で、ワイバーンですら何ヶ月も掛かるそうだ。そんなコースを取るのは商人で、行く先々で商いをする大店だそう。どの国にも店を持ち、独自ルートで売っているそうだ。へえ……すごい。

「問屋も兼ねていることが多いですね。我が国もあちこちの国に直営店を持っています。魔道具や付与の核、そして森で取れる薬草に、珍しい魔物の肉です」
「魔物の肉……僕食べてる?」

 当然!宮中の催しでは使いますからねって。

「ステーキとか、牛だけではありませんよ。味が似てますが霜降りの上等な脂で甘く、口の熱でとろけるようなお肉です」

 あ……お式で食べたあのローストビーフ。とても美味しかったけどね。ミレーユはそうです、あのローストビーフと思われてたお肉。アレですよって。牛に似た魔獣でとても貴重。一キロ金貨五枚!

「ウソッなにその金額」
「あの牛魔獣、強くて大きいんです。国で販売用に狩りに行く部隊がいまして、その者たちが頑張っています。あの日用に何頭も使いました」

 おおぅ……売ればすごい金額になるよね。

「ええ、五百キロくらいありますから。ね?」
「でも俺たちの口に入るのはそんな催しの時だけだよ。基本売り払うからな」

 でも料理長が骨は使ってるって言ってました。スープとかソースにとミレーユ。だから家畜の牛が美味しいって聞きましたよって。

「へえ。だから宮中の食事が美味しかったのか」
「俺初めて知った」

 それより紅茶だろとお茶のお店ですよねって、こちらですよと船着き場を離れて街の中へ。

「すごーい。王都と変わんないね」
「範囲は狭いですが、賑いは同じ感じですね」

 野菜に果物、お肉。加工品や食べ歩きの屋台もたくさん。それにカゴとか工芸品に武器やになんでもある。あれ?クンクン不思議な香りがする。なんだろう、匂いのする方に歩くと、香辛料!

「いらっしゃい、なにがいいですかい」
「あ、ごめんなさい。不思議な香りがしたから」

 店主は、うちはあらゆる香辛料を扱ってるんでさあとガハハと笑う。ロベール様ご夫婦でしょう?新婚旅行にこちらに来てると噂になってました。ぜひ、買ってくだせえと勧めてくる。

「これは俺のブレンドで魚によく合う。こっちは肉。魔獣のエグみも臭みも消してくれる、すぐれモノだよ」

 へえ……この星みたいのは?スターアニスだと店主。肉の臭みを取るし、薬の材料にもなる。こっちは?これは胡椒のひとつだなと。あ、ドライフルーツもあるし、ナッツも。

「おう!なんでもあるぞ!」

 僕は隣のロベールに、このパイナップルといちごといちじくが欲しいとねだった。

「ああ、酒のつまみにもなるからいいんじゃないのか?」
「やった!」

 では私がとクオールが買ってくれた。これも持ってけと、カシューナッツの袋をタダでくれた。

「これはこの国では取れず、向かいの国にもない。その奥からなんだ。珍しく入ったから王子様も食べてくだせえ」
「ああ、ありがとう」

 炒って塩味付いてるからすぐ食えるよって。感謝して袋から出して一粒食べた。うまっなにこれ美味い。

「ロベール美味しい!本当においしい」

 僕は袋から出してロベールの口に放り込む。お前!って文句を言いながらも、うまっ

「なんて美味いんだ。俺初めて食べた」
「僕も」

 みんなにも分けたらうまって喜んでくれた。俺後で買いに来よって騎士のベルナールが楽しそうにもぐもぐ。久しぶりに来たけど、ここは色んな物があるなあって。ロベールはもう少しくれって袋に手を入れ持って行く。王都にもここの物はたくさん来てるが、やはりここらなではの物が多い。この野菜も王都では見かけない。

「なにこれ。なんかのつぼみ?」
「違いますよ。アーティーチョークです。周りを剥いて食べるんですよ」
「へえ……」

 ロベール様、ご結婚おめでとう。これ持ってきなって、八百屋の奥さんがトマトや、さっきのアーティーチョークとかかごに入れてくれた。

「次来る時はお子様を見せて下さいませ」
「ああ分かった。野菜をありがとう」

 いいえ!またねって。ほらロベール様とリシャール様だ。王都は遠くて結婚式は見に行けなかったからと、みんなワラワラ集まって来た。

「リシャール様ほんとに細くて綺麗だ。鳥族みてぇだ」
「ロベール様も顔つきが変わったな。精悍になられたな」
「王家は細いから、リシャール様とバランスもよくお似合いだなあ」

 とか色々聞こえて、これ持ってけと渡されて、気がついたら全員何かしら手に持っていた。

「こちらへ。私がしまいます」
「うん。お願い」

 クオールが空間魔法を展開し次々しまった。これマジで便利だよな。僕は出来ないけどさ。

「ねえミレーユ。この魔法ってどうにか覚えられないのかな?」
「そうですねえ。これはユニークスキルと呼ばれるもので、誰でもではないのです。ある日いきなり術式が頭に浮かぶ。天性の才能ですかね」
「やっぱり……」

 風魔法の属性の方には出やすいですね。なら無理か知ってたけどさ。それに僕は火属性だし。ロベールも空間魔法は適性があるからなあって。

「お前は無理だな」
「あなたもでしょ!」
「ああ」

 クオールがまあまあって、目的の店はこの先です、行きますよって。僕らは気を取り直し、お茶さんに向かった。



 






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