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一章 森の中の国

15 刺激を求めすぎて

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 食事が終わり部屋に戻る頃、体から香りが……側仕えズは香りがした時点で消えた。

「どうする?寝るか?」
「はい。ロベール様はどうされたいですか?」
「そうだなあ」

 発情期は普段のセックスとは違って興奮するんだよねと、脱ぎ出した。

「疲れてるか?」
「いえ、馬車で寝てましたからそうでも……ですね」

 なら脱がせてやるとひん剥かれて、汗を流そうと抱っこされて浴室へ。宿屋とは違い、室内のお風呂。窓はあるからとロベール様が全開にした。そしてどこから出したのか、魔石を窓際に置くと、優しい風が起きた。

「これなら風呂でもな」
「そうですね」

 興奮してるけど汗は流そうと、ハァハァ言いながら汗を流して浴槽に浸かったけど、無理!

「入れてぇおかしくなるの!お願い!」
「ああ」

 ロベール様はお湯から出て縁に座ると、僕を自分の膝に跨がらせて深く突き立てた。んあっ

「もっと……もっと奥に僕を責めて……激しく…欲しくてダメなの」
「ああ。俺が欲しいんだろ?くれてやる」

 僕が彼に抱きつくと腰を掴み激しくっんんっあっああっふっ……もっと!グチュグチュと擦られるたびにお尻から溢れ出し、快感はすぐにピークに。

「いやあッ」
「うグッ……ッ」

 足りないんだろと、浴槽の縁にうつ伏せにされてさらに打ち込む。もう激しくてうっあっ…そのうち先が奥に当たるたびに甘イキして止まらない。それでも足りないと感じる。

「噛んで…噛んで欲しい……」
「ああ……」

 肩をガブッと噛まれると頭が快感に痺れた。痛みが快感を強く感じさせ、中に強い快感……グウっ

「そんなに締めたらもげる……ッ」
「あ…ああ……ん…ッ」

 ああ中イキか。なら刺激に耐えろとさらに激しく腰をッいやあ!なんかッ漏れてる……漏れるの……ああ……っ自分で触ったらおしっこみたいに漏れてる……んふぅ……止まんない僕の手は自分の精液でぬるぬる……お尻もここも欲しくて自分で擦った。

「もっと欲しい……股間が萎えないの……ずっと出てるッ」
「俺も欲しくて無理なんだ。感じてくれ」

 あちこちにガブガブ噛まれて気持ちよすぎて震えて……時々記憶が途切れた。

「ロベールもっと…」
「ああ、好きなだけな」

 気がつくと抱き合ってて乳首の周りを強く噛まれ、痛いくらい吸われると意識は飛んだ。ずっと抜きもせず繋がったまま、暑さに朦朧とした。僕らはお互いの匂いに酔っていた。そして気がつくと口の中に毒!毒があ!クサッ

「起きたか?」
「はい……なんで?」

 少し残ってた理性で薬をお前に飲ませた。俺も飲んでなって。そう……

「少し暴走しすぎてると感じたんだ。お前はいくらしても萎えない欲しいと求めるし、俺も欲しくて堪らなくて、お前を乱暴に扱い出した……ごめんな」
「なにがですか?」

 お風呂場のラタンの家具のソファで横になっていた。、彼は体を見ろと。なに?と見たら噛まれた跡とキスマークだらけ……いや前の日のもあるからだけど、歯型はなかったよね?あ、噛んでと言ったな。

「見せてから消そうかと思ってさ。噛むとお前悦んだから、肩とか血が滲んでしまった。ごめん」
「ん?んん?ホントだ」

 おおっと驚いたけど、なんか嬉しかった。激しく愛し合うのも本能剥き出しって感じで少し暴力的だけど、あの性欲に酔うのもいいと思えた。

「自分を偽らず、欲しいと言えるのは気持ちよかった。あなたがそれに応じてくれるのも嬉しくて余計感じて……んふふっありがとうございます」
「お前……」

 ふわっと体の傷がなくなったんだ。あの?僕の頬を撫でながら、

「普段とのギャップがいいな。穴から溢れ出る愛液は、ユリの香りでむせ返って俺をおかしくした。なのに、発情期が終わるとお前は濡れなくなるんだ。この匂いもほとんどなくなる」
「そうなんですね」

 僕はちょっと残念とか思っちゃった。ここまででもなくとも、多少相手に匂いがした方が楽しいかなとか。あはは、今だからかな?セックス大好きとか思っちゃう。

「でもこれはお互い負担だな」
「ええ。確かに欲だけしか考えなくなりますから」

 まだ暗いから体流して寝よう?別に予定はないけどさって。昼過ぎに港に行くか?紅茶とか輸入品を見に行こう?それか、浜に遊びにいくか?誰もいないからいいぞって。

「はい。あなたが連れて行ってくれるところならどこでも。大好きなあなたの側にいられれば」
「うん」

 洗い場で体を流して部屋に戻った。確かにまだ暗い。テーブルに用意されているお水を飲んで、寝室に向かった。

「おおっなんて素敵なベッド」
「だろ?アンの人は好む作りだよな」

 ラタンのベッドでヘッドボードもお花が編まれててステキ。天蓋も赤の透ける生地で、本当に南国に来たような感じ。向こう岸に行かなくてもその雰囲気を味わえる作りだ。

「全部あちらの文化の部屋なんだ。隣はなんだっけな?東の国のタタミ?絨毯が変な草なんだよ。裸足だと気持ちいいんだ。いろんな国の様式の部屋がここにはある。時々部屋を変えてもらうか」
「はい!」

 さあ寝ようと布団に入った。おー天井もおしゃれだ。動物が透かしで彫られてる。なんて手の込んだ物なんたろう。つか、だいぶ贅沢品だな。

「あー……南の国の物価がこちらより安めなんだ。だからそんなに高くないよ」
「ふーん」
「それにこれは最近用意したものじゃない。この別荘はゆっくりいじってるからな。予算の余りがある時だけだ」

 どの別荘にも言えるが、余剰金のある年のみこうした物にお金を掛ける。修繕しかりだよって。

「王家個人ははそんなにお金持ってないんだ。民に還元するための国庫の方が多くてな。だから民は裕福だろ?」
「ええ。他国より貧しいなんてお家は少ないですね」

 まあ、僕らが気がついてないお家もあるかもだけど、多少の援助もある。稼ぎ頭が亡くなって一時的に困ったとか、親が突然の亡くなって孤児になったとかなら、福祉が充実している。でも、ギャンブルとか、怪しい物で不幸になっている人や、子供や妻は分からない。申告してこないからね。

「それは仕方ないな」
「ええ、声を上げてもらわないと分からないから」

 そこまでは領主は手が回らないんだ。でも概ね暮らしは楽なはず。

「だから、王家は民の見本であらねばならぬという格言がある。でも、威厳を損なわないくらいに節約だな」
「はい。僕も努力します」

 明かりを消すぞって暗くなると、僕を胸に入れてくれる。なんかこうしてるのいいんだ。とっても幸せを感じる。

 そして翌日飲んだ毒が短時間だったようで、ハァハァとしながら目覚めた。ヤバいと青い方を飲んだ。

「冷静じゃなかったから間違えたな」
「でも、ありがとうございます」
「うん」

 そして、食事の後とこ行く?となって、すでにお昼は過ぎたから朝市も終わってるしと、海岸に向かったんだ。屋敷の後ろに小道を降りて、僕らは砂浜に向かった。

「気をつけろよ。砂が階段に積もってるから」
「はい!」

 注意して降りていたけど、最後数段でズルッとして、うわっ!すぐ後ろにいたロベール様に腕を掴まれた。ふう、よかった。

「だから言ったろ」
「すみません」

 そして砂浜に足を付いた。うわーっサラサラで真っ白!僕は目の前の海に駆け出した。

「すごーい!海だ!」
「また転ぶぞ!」

 そんな声は無視して、踏み込みにくい足場を数歩力を入れて走ったら……べちょっと盛大に転んだ。ゲホッ口に砂が。ペッペッ

「リシャールなにしてんの?嬉しいのは分かるがはしゃぎすぎ」

 僕はのそりと起き上がった。そして体をパンパン。砂って足取られるんだね。あはは……

「すみません。嬉しくて」
「怪我はないか?」
「はい」

 ほら手を繋ごうって。僕が見上げると困ったやつだなあって。

「海水に触るんだろ?」
「はい!」

 手を繋いで砂浜を歩いた。んふふっ潮風が気持ちいい……まるでデート見たい。

「なんだ?」
「デートみたいだなって」
「そうか……恋人は手を繋いで歩くのか」
「ええ」

 空も手を繋いで飛んだりもする。触れてると幸せだ。僕は波打ち際にしゃがんで打ち寄せる波を触った。

「真水とは違う匂い」
「ああ」

 手に付いた水をペロッと舐めてみた。すごい!本当にしょっぱい。そのまま海を眺めた。白い波が繰り返し打ち寄せる。空にはカモメ……

「まだ水は冷たいな。泳ぐには早いか」

 ロベール様は僕の肩を抱いて、水を確かめてうーん。

「帰り間際じゃないとやっぱり泳げそうもないな」
「そうですね」

 後ろでクオールたちが休憩所を作りましたから、疲れたら来てくださーいって声がする。ロベール様がおお!と手を上げる。

「歩くか?」
「はい」

 水の近くは湿ってて歩きやすいね。んふふっ

「旅もいいもんだろ?」
「はい」

 ゆっくり手を繋いで歩く。ただそれだけなのに嬉しい。恋人と街も歩いたし、近場の観光地にも行ったけど、今が一番楽しい。旦那様と……そうだ!旦那様なんだ。そう思ったら急に顔が赤くなった。ああ、この方がずっと僕の側にいてくれるんだ。そうなんだよ……この方が生涯僕を大切にしてくれるんだ。僕はボーッと見上げた。

「顔が赤いが具合が?」
「いいえ……なんか実感したんです。あなたが僕の旦那様なんだと。ずっと一緒にいてくれるんだと」
「ああ、共に死ぬまで」
「ありがとうございます」

 胸がほわほわ暖かくなった。きっと幸せなことばかりではないはずだけど、それでもこの方がいて下されば頑張れる。そう思えた。

「あのさ」
「なんでしょう?」
「なんでいつまでも敬語?臣下は分からんでもないが、なんで俺も?」
「はあ……んふふっそうですね。やはり敬愛していた王族の方ですから、それが残ってるのでしょう」
「やめて欲しい」

 ベッドの中のようにロベールと呼んでくれと。想像したらカーッと全身が赤くなる気がした。発情期とはいえ……口が過ぎてたような?

「ですが、妻と旦那様の境はきちんとしていた方がいいのでは?そう習いましたが」
「それは外向きの話だ。夫婦なんだから対等なんだよ」
「は…い……」

 僕は前を向いて水平線を見つめドキドキ……意を決して見上げて、

「ロ、ロベール」
「なんだ?」
「うっ……呼んでみただけ……」

 クックッと口元を隠し笑う。なんてかわいい反応をするんだよと、立ち止まり抱かれた。

「お前は本当にかわいい。敵に立ち向かう強さも、弱く脆い心も……そして淫らな姿も。いろんなお前を見せてくれる。飽きないな」
「うん……」

 誰もいない浜辺。なんだかふたりっきりのような気分になる。

「飛んで上から海を見てみるか」
「はい、いいえうん!」

 僕らはそのまま空中へ。おおっ上から見ると遠くに水平線と、ん?島かな。すごくぼんやりはしているけどなにが見える。

「あれは島ですか?」
「ああ、対岸の半島の先だ。あちら側は大きな半島があるんだよ。こう円を囲むようにな」
「へえ……」

 指で地図を描いてくれる。なぞる指でイメージは掴んだ。ここは……真っすぐで緩い曲線だね。港の先は砂浜などなく切り立った崖、反対側は砂浜が続く。

「この砂浜はどこまで続いてるのですか?いや、続いてるの?」
「ああ、見えている少し先で港の方と変わらなくなる。その先は誰の土地でもない原生林だな」

 僕は習った地図を思い浮かべる。あの先か。この国はメインの国が集まっている場所から遠い。陸の離れ小島のような国。だから開発してないところは誰の土地でもなく深い森と呼ばれ、その先には乾燥した地が広がる。そこを越えると東の連合国や、小さな国が集まっている地域に出る。

 この世界は広く、人の住む地域は多くはない。西の大国から更に奥には、獣人だけの国々があるんだ。湿地にはリザードン、砂漠には乾燥を好む猫族、寒さを好む熊族とか。鳥の国もある。美しい羽の色を持ち、独特の文化を築いている。遠くて行けないけど、街で人は時々見かけるんだ。鳥族は本当に美しい人が多い。まるで見た目はエルフ族のようなんだよ。だから、羽を隠しててもすぐわかる。

「鳥族はなあ。あれは獣人の中でも別格だろ」
「ええ。美しさに特化した人たちですね」

 だが、俺にはお前が一番美しく愛しいとヒョイと覗き込まれた。

「あ、ありがと」
「うん。俺はどちらかと言えば、リシャールの内面が好き。俺に向ける愛情や気遣いが好き」
「そう?」
「うん」

 もっと甘えてわがまま言って困らせてくれって。バカみたいな贅沢はさせられないけど、こんな旅とかならいつでも。

「んふふっそんなのは望んでいません。そうですね……出来るだけ、出来るだけでいいんですが、僕にあなたの時間を下さい。一緒にいる時間がほしい」
「リシャール……それほどまでに俺を求めてくれるか」
「うん。あなたの胸にずっといたい。なにもしなくていいの……同じ場所にいられればいい」

 ブワッと強い風が吹き抜けてよろけた。危ないだろと手を取ってくれる。

「愛してますロベール。毎日あなたへの愛が増えていきます。とても……」
「うん嬉しいよ。でも抑えろ。緑の魔力がお前の体から下に流れ落ちている。海が草で埋まる」
「え?ええ!」

 確かに僕の足先から、緑の光る魔力が雨のように滴っていた。ウソッ僕は急いで下に降りて消えろお~と念じた。ここに来る前に対処は兄上に聞いてきたからね!

「ごめんなさい。まだ力の上手くコントロールが出来てないんです。感情が高ぶるとダメで」
「まあそのうち出来るだろ?たぶんこの旅が終わる頃にはな」

 さて、クオールたちのところに一旦戻ろうとなり、お茶を飲みつつ海を眺める。

「ああ、たぶん発情期のせいですよ。興奮しやすくなってるからですね」
「ええ、数日すれば落ち着きます」

 ふたりは心配ないと。ここだけの話し、王族の王子は思春期の頃は不安定になり、肌に鱗が浮いたり、目が覚めたら変身してたとか。結構やらかしてますよって。

「やめて。そういった恥は話さなくていい」
「でもリシャール様は、ロベール様も同じと分かれば安心するでしょう?」
「あはは、はいありがとう。安心します」

 他もねってふたりは話してくれる。クオールはロベール様の子供の頃からの側仕えで、ミレーユも王族全体の側仕えだったそう。専属がお休みの時の交代要員だったそうだ。

「三人ともみんなやらかしてます。特にやってるのがロベール様。魔力以外も城を抜け出して、民の友だちと遊んだりはしょっちゅうでした」
「やめて……」

 城に呼べばいいのにそれはつまんないって、アルフォンス様は常にブチギレていましたよって。

「あはは。あの温厚な兄上を怒らすなんて、ロベール様すごい」
「褒めてねえだろ。アルフォンスは切れやすいよ」
「そう?僕には優しいけどな」

 たまに逃走に失敗して、魔法の縄でぐるぐる巻にされてますもんねってみんな大笑い。

「そんな時もあるんだよ!」

 やっぱり変わらない。ロベール様は僕の知ってる兄様のままだ。あのかわいい兄様のまま。んふふっ……お尻からなにやらでぬるっとした。

「ミレーユお薬下さい」
「はい!毒です!」
「ありがとう」

 クサッと思いながらコクリ。はあ……熱が取れるぅ~

「効きが悪いですね。今がピークですから耐えて下さいませ」
「うん」

 ほら紅茶飲んで、口がさっぱりしますよって勧められてコクリ。うん口の中が楽になった。

「ねえ、ミレーユはこれ年に何回くらい?」
「えっと私は……」

 顎に指を置いて上を向いて考え込む。

「年に四回くらいですね。三ヶ月に一度でしょうか」
「平均だな」

 クオールがウンウンと頷く。

「ええ。ですからその頃は一週間お休みを頂いてます」
「僕どのくらいだと思う?」
「そうですね……」

 自分たちの記憶にある誰かを思い出してくれているようだ。

「夜の感じを見るに、月一か二ヶ月一……かも」
「俺もそんな気がする」
「私もそう感じますね。おほほ」

 知らない内に混ざっていたギオーク様も、長い執事経験からそう感じますと。マジか……多いな。

「ですが、ロベール様は応えますよ。ね?」
「ああ、問題ない」

 なにしれっと答えてんの?寝る時間なく求めるよ?薬の効きが甘い時は勝手に服をひん剥いてしてるかもよ?と言うと、

「なにが問題だ?妻に求められて嬉しくない夫はいない。それにこの時期しか子は作れないからな」
「そうですね」

 やってればいつか出来ると思ってたけど、排卵の関係で普段は出来ない。発情すると排卵するからそこで種付けするそう。何もかも記憶から抹消……自分の頭が信じられない。でも説明を聞いてるうちに思い出してはいた。

「俺も忘れてたから同じだよ」
「でもリシャール様。これも絶対ではなく普段でも出来る時もある。人体の不思議です」
「そう……なら薬は飲んでおいた方がいいのかな」

 どうかなあって。発情期前が危険だから、その頃は飲んだ方がいいかもと。望まない時期や、産んだばかりの妊娠は母体を傷つけますから、欲しくない時は飲んだ方がいいかなと。

「でもこれはロベール様が注意を。これはノルンの優しさですからね。アンひとりでのは作れないのですから」
「わかってます!愛しいリシャールに負担はかけません!」

 みんなで笑い、夕飯になりますからお戻りをとギオーク様。

「リシャール様、普段召し上がらないものをご用意しました。お楽しみに」
「ありがとうございます。ギオーク様」

 嫌ですよ、様はいりません。それに元の爵位で言っても私は下の子爵です。身分は下ですよって。

「はい。ギオーク」
「よろしい。では参りましょう」

 みんなで行きに来た坂道を登った。そして僕は楽しくて足元に注意が行かず砂に滑って転んで、お前は飛んで帰れと叱られた。あはは……

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