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一章 双子の王と王弟
17.ルチアーノのお披露目少し前(ジュスランside)
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祝賀会のホールは吹き抜けの三階建てで、演劇やオペラホールのような作りだ。二、三階部分は両側にドアがあり中央に末広がりに階段、上階は回廊の様になっている。床は大理石のモザイクふうに内側に描かれていて、縁を大きく円で囲い、外側は白い大理石が敷いてある華やかな作りだ。
一階の右端、回廊の下には楽団スペースがあり既に半分くらいの演奏者が来て楽器のチェックをしている。左側には立食で摘める軽食と飲み物のグラスや皿。給仕の者が慌ただしく用意していた。俺が二階から階下の準備を眺めているとアンセルムが近づいて来た。
「予定通りか?」
「はい。滞りなく」
「ならいい」
俺は全体を見回しながら、
「ルチアーノが退席する時に声を掛けたのは誰だ?」
「ああ、近衛騎士団長のサミュエルです。豪快な性格の裏表のない豪傑です。よく知っているでしょう?」
「ああ……やっぱりな。聞き覚えのある声だと思ったよ」
あいつなぁ……俺とはあれだがステファヌとは仲がいいんだよ。俺不真面目だから目の敵にされてるんだよね……剣術はやりたい時にやれればいいと思ってるからな。だってさ王族が剣を抜いて戦う時って死が目前の時くらいだろ?護身術が出来ればいいよ……本当にさ。二階の手すりに頬杖付いてため息。
「彼はルチアーノ様を高く評価してますよ。騎士の治療が早くて上手くて大評判。人当たりも良くて騎士とも仲がよく楽しげだったそうですよ」
「ふ~ん」
「それと以前ルチアーノ様の特訓時に足を切り落とした騎士がいましてね。相手の手元が狂って剣が当たったらしくて……」
「そんな事ルチアーノ何にも言ってなかったな」
アンセルムはニヤッとして俺を見た。
「ふふっくっつけたそうです」
「ゲッマジか!!」
「ええ、そして何事もなく動いたそうですよ。元通りで傷もないくらいに」
「うっわぁ~ルチアーノ最強だな。うちの治療士にもそんな事は出来る奴いねぇだろ」
「ええ、いませんね」
大分支度が整ってきたなぁなんて眺めながら、
「悲しい事に私にも出来ません。それだけの魔力がありませんし、火属性の私では元々無理です」
「だよなぁ……俺もムリ。聖人級だなもう……」
「ええ、訓練後半は範囲魔法で一気に治療していたらしいですよ。床全体に大きな魔法陣が光りドンッと巻き上がる様はとても美しいそうです」
「くはぁ~始祖の属性は水だったよね?」
「はい、確実にアデラールの血ですね」
実は禁書の中に書いてあったんだよね。イアサントよりアデラールの方が魔力量が多かったって。賢い人で上手く隠していたらしい。まあ第五王子だから見過ごされていたとも言う……王位継承には程遠い立ち位置だしな。
彼はイアサントを本当に慕っていたって記録にもあるし、私の癒しがイアサントの役に立つから連れてけって押しかけ納得させたらしい。はあ……見事に継承してるんだな。ルチアーノすげぇ。
「アデラールの再来ですね。まさに」
「ああ……本当に俺はラッキーだよ。まさに救世主だ。俺たち双子にとってもな」
アンセルムの声が笑いを含んだようになり、
「ですねぇ。ふふっ貴方のちんこ脳も癒やしましたしねぇ?」
ったくと俺は不貞腐れたように、
「うるせぇよ。番になったら他はどうでも良くなったんだよ。したくなったらしてくれるし、時間なければ口でくれるしな。おれもアイツに応える努力をしてる」
「ふふっ他に目が行かないのはありがたいですね。汚れた王に襲われたって苦情が来なくなりましたから」
「酷えなその苦情。王の俺に抱かれてなんの文句があるのやら。フン」
右のドアからステファヌがやって来て、
「どう?進んでる?」
「ああ、いい具合にな」
「う~ん?何で不貞腐れてんだよ?」
「ああ?アンセルムが虐めるからだよ」
クスクスとアンセルムが笑いながら今までの話を簡潔にステファヌに話している。
「ははあ……ルチアーノはアデラールにそんなにも似てるんだ。マジで再来だな」
俺は何となく思った事を口にした。
「もしかしたらこれだけお互い惹かれ合うのは、俺たちがイアサントの末裔でルチアーノがアデラールの末裔だからかもな」
手をポンと叩きステファヌは、
「あ~有り得そう。イアサントの為に種馬になるかもなのにリンゲルに自分から行ってさ。それ程までに兄の役に立ちたかった人だよね」
「うん。だからさ、兄様の国が危機だ!ってアデラールは国に帰りたかったのかもな」
クスクスとアンセルムが笑う。
「あははっ!何てメルヘンな事をこのちんこお化けは。クックッ」
「そうかも知れないじゃん!てかさ、ちんこお化けは酷くねぇ?」
「ジュスランはそれだけ好き勝手やって来てるんだよ。成人してから城中全員食ってるって噂だぞ?」
「そこまで食ってねぇよ。失礼だよお前らは」
そんな話をしていると下から階段を優雅に上がってくる人物が。
「ジュスラン様、あと少しで定刻通り開催予定です。お二方お支度をお願い致しますね」
「ああ、ご苦労だなヴァレール」
楽しげに笑うこの男は若いのに細かく丁寧。部下の信頼も厚く城の晩餐会や舞踏会を仕切らせたら右に出るものはいない。賓客にも受けがよく、どこに出しても立派に仕事をして来る。そしてアンセルムのように口は悪くない。
「良い祝賀会にするのは私の仕事でございます。そして地方貴族にはルチアーノ様の初のお披露目になりますからね。気合いが違います」
自信に満ちたいい顔だよ、頼むなと言うとはい、お任せをと微笑んだ。
「……ルチアーノはきっといい王になる。俺よりもな」
「またご謙遜を。貴方様もいい王でありましたよ。まあ……下半身をもう少し抑えて……ね」
お前までか。酷えよ……
「はあ……総務大臣にまで嫌味を言うか。俺はそこまでしてねぇからな!」
三人を睨んだが、全員で爆笑して嘘ばっかりと腹抱えてやがるクソッ!笑いながらアンセルムが支度に早く行けと。マジでムカつくが支度用の控室にステファヌと向かった。後ろの爆笑を聞きながらな。
一階の右端、回廊の下には楽団スペースがあり既に半分くらいの演奏者が来て楽器のチェックをしている。左側には立食で摘める軽食と飲み物のグラスや皿。給仕の者が慌ただしく用意していた。俺が二階から階下の準備を眺めているとアンセルムが近づいて来た。
「予定通りか?」
「はい。滞りなく」
「ならいい」
俺は全体を見回しながら、
「ルチアーノが退席する時に声を掛けたのは誰だ?」
「ああ、近衛騎士団長のサミュエルです。豪快な性格の裏表のない豪傑です。よく知っているでしょう?」
「ああ……やっぱりな。聞き覚えのある声だと思ったよ」
あいつなぁ……俺とはあれだがステファヌとは仲がいいんだよ。俺不真面目だから目の敵にされてるんだよね……剣術はやりたい時にやれればいいと思ってるからな。だってさ王族が剣を抜いて戦う時って死が目前の時くらいだろ?護身術が出来ればいいよ……本当にさ。二階の手すりに頬杖付いてため息。
「彼はルチアーノ様を高く評価してますよ。騎士の治療が早くて上手くて大評判。人当たりも良くて騎士とも仲がよく楽しげだったそうですよ」
「ふ~ん」
「それと以前ルチアーノ様の特訓時に足を切り落とした騎士がいましてね。相手の手元が狂って剣が当たったらしくて……」
「そんな事ルチアーノ何にも言ってなかったな」
アンセルムはニヤッとして俺を見た。
「ふふっくっつけたそうです」
「ゲッマジか!!」
「ええ、そして何事もなく動いたそうですよ。元通りで傷もないくらいに」
「うっわぁ~ルチアーノ最強だな。うちの治療士にもそんな事は出来る奴いねぇだろ」
「ええ、いませんね」
大分支度が整ってきたなぁなんて眺めながら、
「悲しい事に私にも出来ません。それだけの魔力がありませんし、火属性の私では元々無理です」
「だよなぁ……俺もムリ。聖人級だなもう……」
「ええ、訓練後半は範囲魔法で一気に治療していたらしいですよ。床全体に大きな魔法陣が光りドンッと巻き上がる様はとても美しいそうです」
「くはぁ~始祖の属性は水だったよね?」
「はい、確実にアデラールの血ですね」
実は禁書の中に書いてあったんだよね。イアサントよりアデラールの方が魔力量が多かったって。賢い人で上手く隠していたらしい。まあ第五王子だから見過ごされていたとも言う……王位継承には程遠い立ち位置だしな。
彼はイアサントを本当に慕っていたって記録にもあるし、私の癒しがイアサントの役に立つから連れてけって押しかけ納得させたらしい。はあ……見事に継承してるんだな。ルチアーノすげぇ。
「アデラールの再来ですね。まさに」
「ああ……本当に俺はラッキーだよ。まさに救世主だ。俺たち双子にとってもな」
アンセルムの声が笑いを含んだようになり、
「ですねぇ。ふふっ貴方のちんこ脳も癒やしましたしねぇ?」
ったくと俺は不貞腐れたように、
「うるせぇよ。番になったら他はどうでも良くなったんだよ。したくなったらしてくれるし、時間なければ口でくれるしな。おれもアイツに応える努力をしてる」
「ふふっ他に目が行かないのはありがたいですね。汚れた王に襲われたって苦情が来なくなりましたから」
「酷えなその苦情。王の俺に抱かれてなんの文句があるのやら。フン」
右のドアからステファヌがやって来て、
「どう?進んでる?」
「ああ、いい具合にな」
「う~ん?何で不貞腐れてんだよ?」
「ああ?アンセルムが虐めるからだよ」
クスクスとアンセルムが笑いながら今までの話を簡潔にステファヌに話している。
「ははあ……ルチアーノはアデラールにそんなにも似てるんだ。マジで再来だな」
俺は何となく思った事を口にした。
「もしかしたらこれだけお互い惹かれ合うのは、俺たちがイアサントの末裔でルチアーノがアデラールの末裔だからかもな」
手をポンと叩きステファヌは、
「あ~有り得そう。イアサントの為に種馬になるかもなのにリンゲルに自分から行ってさ。それ程までに兄の役に立ちたかった人だよね」
「うん。だからさ、兄様の国が危機だ!ってアデラールは国に帰りたかったのかもな」
クスクスとアンセルムが笑う。
「あははっ!何てメルヘンな事をこのちんこお化けは。クックッ」
「そうかも知れないじゃん!てかさ、ちんこお化けは酷くねぇ?」
「ジュスランはそれだけ好き勝手やって来てるんだよ。成人してから城中全員食ってるって噂だぞ?」
「そこまで食ってねぇよ。失礼だよお前らは」
そんな話をしていると下から階段を優雅に上がってくる人物が。
「ジュスラン様、あと少しで定刻通り開催予定です。お二方お支度をお願い致しますね」
「ああ、ご苦労だなヴァレール」
楽しげに笑うこの男は若いのに細かく丁寧。部下の信頼も厚く城の晩餐会や舞踏会を仕切らせたら右に出るものはいない。賓客にも受けがよく、どこに出しても立派に仕事をして来る。そしてアンセルムのように口は悪くない。
「良い祝賀会にするのは私の仕事でございます。そして地方貴族にはルチアーノ様の初のお披露目になりますからね。気合いが違います」
自信に満ちたいい顔だよ、頼むなと言うとはい、お任せをと微笑んだ。
「……ルチアーノはきっといい王になる。俺よりもな」
「またご謙遜を。貴方様もいい王でありましたよ。まあ……下半身をもう少し抑えて……ね」
お前までか。酷えよ……
「はあ……総務大臣にまで嫌味を言うか。俺はそこまでしてねぇからな!」
三人を睨んだが、全員で爆笑して嘘ばっかりと腹抱えてやがるクソッ!笑いながらアンセルムが支度に早く行けと。マジでムカつくが支度用の控室にステファヌと向かった。後ろの爆笑を聞きながらな。
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