28 / 35
三章 どこになにが潜んでるかは分からない
5.追い詰められて
しおりを挟む
広翔は遅い出勤のようでまだ寝てたけど、僕は音を立てないようにして出かけた。
「あれ?斎藤さん聞いてる?」
「へ?ああごめんなさい、もう一度お願いします」
「うん、寝てないの?」
「いえ……ちょっと寝付きが悪かっただけです」
「そう、でねこれが……」
やべぇ、気を張ってないと睡魔が襲う。全く寝た気がしなくて、目がシバシバする。音立てないようにしたから、コーヒーも持ってきてないし、画面見てると睡魔に飲まれてクラッてしてくる。
仕方ない、ブレイクにコーヒー買いに行こう。金子さんの話が終わり、僕は立ち上がった。もうムリ。
ガコンッ
自販機からブラックの缶コーヒーを取り出して、その場で全部飲んだ。
「うー……ゲフッ」
「千広さんどうしたの?なんかあったの?」
「いえ……」
寝不足とは違う感じがしたから付いてきたって、坂井さん。彼とも仲良くなって、名前で呼ぶくらいにはなっていた。
僕はブレイクの椅子に座って、こめかみ揉んだりしてはっきり答えなかった。その様子に、
「言いたくなければいいけど、どんなに好きでも、言わなくちゃ分からないことってあると思うよ」
「ありがとう、本当にそうだよね」
なんで恋愛の問題と思うんだよ。まあ、僕の場合それしかないけど。
「千広さん真面目だし器用に見えるけど、ただ我慢してるだけでしょ?」
「そう見える?」
「うん」
……仲良くなると僕の弱さが見えるのかな。あはは、揉めるのが嫌だって気持ちは常にある。仕事は特にだけど、出来ないのも分かってる。広翔とは我慢はさほどしていない、言われたことを信じていて、でも今回は……
「ふふっ怖くて聞くどころか、寝た振りしてしまって……ダメだね」
「ああ、それで悶々としたと」
「うん」
千広さんらしいねって。仕事では辛そうだけど出来るんだから、寝れないくらい悩むなら聞いたほうがいいんじゃないの?って。
「俺もそんなことがなかったと言えば嘘になるけど、奥さんになんで?って聞いたよ。ケンカにもなったりもする。でもね……話さないと理解も出来ないんだよ」
「うん」
「落ち着いたらでいいから話し合いだね」
「はあ……うん」
僕はもう一本コーヒーを買って、坂井さんと部屋に戻った。その日は目を血走らせたみたいに最後はなって、部長すら大丈夫?って。それでも仕事をこなして帰宅。もうムリ!ソファに横になったら、秒で寝落ち。
「ちー……ちー?」
「あ?……ひろちゃん」
「こんなとこで寝てたら風引くよ。それもスーツのまんま」
「ああ、うん」
くわーって背伸びして着替えに部屋に向かった。今何時?部屋の時計に目をやると十一時を指していた。ゲッ四時間は寝てたか。部屋を出ると、広翔は自分でお湯沸かして、非常用のティーバッグでお茶を作ろうとしていた。
「ごめん」
「いいよ。どうしたの?ご飯は食べたの?」
「あ、うん……」
食欲なんかなくて、昼もコンビニで買ったパン齧ったくらい。広翔は僕の分も淹れてくれてどうぞって。ふたりでダイニングの椅子に座った。……お酒の甘い香りがする。
「今日も?」
「うん……上手く話が出来なくてね」
「そう……」
昨日の光景が頭に浮かんだ。あんなに情熱的に迫られてたら、いつかは……いやいや、そんな恐ろしいこと考えるなよ僕。
「ちー?」
「あ、うん……」
それしか頭に浮かばなくて、言葉が出ない。悪いイメージが頭をめぐり、手が冷たくなっていく。
「なにか言いたいの?」
「は?いや……別に」
「なんでなんにも言わないの?俺なんかした?」
した……でも、つけてたとは言えず。言葉を発したら取り返しが付かないかもしれないし、いらねって言葉を広翔の口から出て来たらと思うと、血の気が引く。
「ねえちー?」
「……なんでもないよ」
「なら、普通にしてよ」
「普通にしてるよ?」
ふうと鼻から息を吐いて腕組みした。
「言いたいことは言えよ。言わなきゃ分からない」
「な、なにもないよ」
「ならなんでご飯も食べずに寝てたの?昨日ちゃんと寝たの?寝た振りでもしてたの?」
ご飯食べてないのは、キッチンに行けば一目瞭然だよね。カップ麺すら作った気配すらなければね。
「……寝てたよ。なんか眠かっただけ」
「ふーん。ちーは嘘が下手だね」
「嘘なんか!」
目が泳ぐのを見られたくなくて、下を向いてカップを両手で握っていた。
「そう?」
「そうだよ」
明日も仕事だから、僕お風呂入ってくるって立ち上がると、なら俺も一緒に入るって。
「い、いいよ」
「別にエッチなことなんかしないよ。お風呂溜めてくる」
そう言うと広翔はバスルームに行った。はああ……心臓が持たん!なんて聞いたらいいんだよ。昨日の暗がりでキスしてたよね?って聞くのかよ!出来ねぇ……怖い~!
「すぐいっぱいになるよ」
「うん、ありがとう」
それっきり僕も広翔も黙った。広翔は僕が諦めて喋るのを待ってるんだろう。昨日のも偶然見かけただけだからね。あの駅は普段僕は使わないから、あのへんで飲食することもない。
あの日、昔担当だったところからの呼び出しで、長谷川さんと行ったんだ。彼の上司が休みで、対応出来る人がチームにいなかったから。自分の仕事を終わらせてから行ったから遅くなったんだ。
ピロロン ピロロン
お湯の溜まった音が給湯からした。
「ちー入ろ?」
「うん」
脱衣所で脱いで浴槽に浸かった。僕の後ろに俺も入るって広翔も。
「あー気持ちいいね」
「うん」
男二人は狭くてみちみち。僕は広翔の胸にべったりくっつくようになるから、体育座りで頑張った。
「なんで離れるんだよ」
「狭いかなって」
「いつもそんなこと言わないだろ?」
「そっかな」
ちーってグイッと肩を引かれて胸に倒れ込んで、見上げるとイライラ顔の広翔。
「言え」
「なにを?」
「ここに溜めてるものだよ」
胸をパンと叩かれた。
「なんもないよ」
「いい加減嘘付くのやめろ」
だって、怖いんだもん。こうしてくれるのももしかしたら元彼のように、突然言うつもりだからかも知れないし。
「俺が毎晩遅いのを気にしてるのか?」
「………」
「そうか」
無言で分かっちゃうのか!僕は隠しごと得意ではないけど、はあぁ……
「前に言ったろ?困ったスタッフがいるって。そいつをなんとかしたくて、毎晩仕事の後に話合いをしてるんだよ」
「………うそ」
「嘘じゃない」
この期に及んでそれを押し通すのか!いや、僕が見たことは知らないか。
「僕見たもん。キスしてるの」
「え?」
「昨日◯駅の近くで若い子と……」
「あ……そうか。誰か走り去ったなとは思ったけど、お前か」
「うん」
そっかと言うと僕の肩に頭を乗せて耳にチュッって。
「心配させたくなくて言わなかった」
「……」
「ホントだよ?ちー大好きだからね」
広翔の体の力が抜けたのは感じたけど、僕の不安はなくならない。
「キス見てたのか。俺からしたんじゃないのは分かってる?」
「うん」
あの子は最近……まあある程度は経ってるけど、一番新しい子で、別のチームから来たんだ。こちらのチームで産休で抜けた人がいて、今人足りないと回らなくて、臨時でこのプロジェクトの期間だけ借りてたんだそう。
「そしたらさ。なんか変に俺にまとわりつく子で、おかしいと思ってたんだ。他に分からないこと聞く人がいても、俺に聞いて来る、ご飯も一緒に行こうとか」
「ふーん」
俺は会社でゲイとは思われたことは一度もない。それほど気をつけてたんだ。でもね、相手がゲイだとバレるようでねって。
「ある日告白された。でも適当にイヤだって言ってたんだけど、通らなくてね、必死に売り込んできてさ」
「うん」
不味くなって元のチームに返そうとしたんだけど、説明できなくて。俺も負担だし向こうのチームのリーダーにもや~んと説明して返そうとしたんだけど、もや~んが過ぎて伝わらなくて「上手く使え、足りないんだろ?」って。
「そこのチームは少しだけ他より暇で、一人ならいなくても回るからどうぞって」
「うん」
そしたらそのことがバレてさ。なんでだあ!って。もうさ、人目なんかどうでもいいって感じになって来て、セクハラ状態。腕を絡めてきたり、抱きついたり、周りが諌めても、
「武田さんは嫌がってません!ねえ?」
とか言っちゃってねって。おお……強い。
「ダメだのぼせる、出てから話すわ」
「うん」
体洗って外に出て、アイスティを作ってソファに座る。広翔はさっきの続きを話してくれた。
「あれ?斎藤さん聞いてる?」
「へ?ああごめんなさい、もう一度お願いします」
「うん、寝てないの?」
「いえ……ちょっと寝付きが悪かっただけです」
「そう、でねこれが……」
やべぇ、気を張ってないと睡魔が襲う。全く寝た気がしなくて、目がシバシバする。音立てないようにしたから、コーヒーも持ってきてないし、画面見てると睡魔に飲まれてクラッてしてくる。
仕方ない、ブレイクにコーヒー買いに行こう。金子さんの話が終わり、僕は立ち上がった。もうムリ。
ガコンッ
自販機からブラックの缶コーヒーを取り出して、その場で全部飲んだ。
「うー……ゲフッ」
「千広さんどうしたの?なんかあったの?」
「いえ……」
寝不足とは違う感じがしたから付いてきたって、坂井さん。彼とも仲良くなって、名前で呼ぶくらいにはなっていた。
僕はブレイクの椅子に座って、こめかみ揉んだりしてはっきり答えなかった。その様子に、
「言いたくなければいいけど、どんなに好きでも、言わなくちゃ分からないことってあると思うよ」
「ありがとう、本当にそうだよね」
なんで恋愛の問題と思うんだよ。まあ、僕の場合それしかないけど。
「千広さん真面目だし器用に見えるけど、ただ我慢してるだけでしょ?」
「そう見える?」
「うん」
……仲良くなると僕の弱さが見えるのかな。あはは、揉めるのが嫌だって気持ちは常にある。仕事は特にだけど、出来ないのも分かってる。広翔とは我慢はさほどしていない、言われたことを信じていて、でも今回は……
「ふふっ怖くて聞くどころか、寝た振りしてしまって……ダメだね」
「ああ、それで悶々としたと」
「うん」
千広さんらしいねって。仕事では辛そうだけど出来るんだから、寝れないくらい悩むなら聞いたほうがいいんじゃないの?って。
「俺もそんなことがなかったと言えば嘘になるけど、奥さんになんで?って聞いたよ。ケンカにもなったりもする。でもね……話さないと理解も出来ないんだよ」
「うん」
「落ち着いたらでいいから話し合いだね」
「はあ……うん」
僕はもう一本コーヒーを買って、坂井さんと部屋に戻った。その日は目を血走らせたみたいに最後はなって、部長すら大丈夫?って。それでも仕事をこなして帰宅。もうムリ!ソファに横になったら、秒で寝落ち。
「ちー……ちー?」
「あ?……ひろちゃん」
「こんなとこで寝てたら風引くよ。それもスーツのまんま」
「ああ、うん」
くわーって背伸びして着替えに部屋に向かった。今何時?部屋の時計に目をやると十一時を指していた。ゲッ四時間は寝てたか。部屋を出ると、広翔は自分でお湯沸かして、非常用のティーバッグでお茶を作ろうとしていた。
「ごめん」
「いいよ。どうしたの?ご飯は食べたの?」
「あ、うん……」
食欲なんかなくて、昼もコンビニで買ったパン齧ったくらい。広翔は僕の分も淹れてくれてどうぞって。ふたりでダイニングの椅子に座った。……お酒の甘い香りがする。
「今日も?」
「うん……上手く話が出来なくてね」
「そう……」
昨日の光景が頭に浮かんだ。あんなに情熱的に迫られてたら、いつかは……いやいや、そんな恐ろしいこと考えるなよ僕。
「ちー?」
「あ、うん……」
それしか頭に浮かばなくて、言葉が出ない。悪いイメージが頭をめぐり、手が冷たくなっていく。
「なにか言いたいの?」
「は?いや……別に」
「なんでなんにも言わないの?俺なんかした?」
した……でも、つけてたとは言えず。言葉を発したら取り返しが付かないかもしれないし、いらねって言葉を広翔の口から出て来たらと思うと、血の気が引く。
「ねえちー?」
「……なんでもないよ」
「なら、普通にしてよ」
「普通にしてるよ?」
ふうと鼻から息を吐いて腕組みした。
「言いたいことは言えよ。言わなきゃ分からない」
「な、なにもないよ」
「ならなんでご飯も食べずに寝てたの?昨日ちゃんと寝たの?寝た振りでもしてたの?」
ご飯食べてないのは、キッチンに行けば一目瞭然だよね。カップ麺すら作った気配すらなければね。
「……寝てたよ。なんか眠かっただけ」
「ふーん。ちーは嘘が下手だね」
「嘘なんか!」
目が泳ぐのを見られたくなくて、下を向いてカップを両手で握っていた。
「そう?」
「そうだよ」
明日も仕事だから、僕お風呂入ってくるって立ち上がると、なら俺も一緒に入るって。
「い、いいよ」
「別にエッチなことなんかしないよ。お風呂溜めてくる」
そう言うと広翔はバスルームに行った。はああ……心臓が持たん!なんて聞いたらいいんだよ。昨日の暗がりでキスしてたよね?って聞くのかよ!出来ねぇ……怖い~!
「すぐいっぱいになるよ」
「うん、ありがとう」
それっきり僕も広翔も黙った。広翔は僕が諦めて喋るのを待ってるんだろう。昨日のも偶然見かけただけだからね。あの駅は普段僕は使わないから、あのへんで飲食することもない。
あの日、昔担当だったところからの呼び出しで、長谷川さんと行ったんだ。彼の上司が休みで、対応出来る人がチームにいなかったから。自分の仕事を終わらせてから行ったから遅くなったんだ。
ピロロン ピロロン
お湯の溜まった音が給湯からした。
「ちー入ろ?」
「うん」
脱衣所で脱いで浴槽に浸かった。僕の後ろに俺も入るって広翔も。
「あー気持ちいいね」
「うん」
男二人は狭くてみちみち。僕は広翔の胸にべったりくっつくようになるから、体育座りで頑張った。
「なんで離れるんだよ」
「狭いかなって」
「いつもそんなこと言わないだろ?」
「そっかな」
ちーってグイッと肩を引かれて胸に倒れ込んで、見上げるとイライラ顔の広翔。
「言え」
「なにを?」
「ここに溜めてるものだよ」
胸をパンと叩かれた。
「なんもないよ」
「いい加減嘘付くのやめろ」
だって、怖いんだもん。こうしてくれるのももしかしたら元彼のように、突然言うつもりだからかも知れないし。
「俺が毎晩遅いのを気にしてるのか?」
「………」
「そうか」
無言で分かっちゃうのか!僕は隠しごと得意ではないけど、はあぁ……
「前に言ったろ?困ったスタッフがいるって。そいつをなんとかしたくて、毎晩仕事の後に話合いをしてるんだよ」
「………うそ」
「嘘じゃない」
この期に及んでそれを押し通すのか!いや、僕が見たことは知らないか。
「僕見たもん。キスしてるの」
「え?」
「昨日◯駅の近くで若い子と……」
「あ……そうか。誰か走り去ったなとは思ったけど、お前か」
「うん」
そっかと言うと僕の肩に頭を乗せて耳にチュッって。
「心配させたくなくて言わなかった」
「……」
「ホントだよ?ちー大好きだからね」
広翔の体の力が抜けたのは感じたけど、僕の不安はなくならない。
「キス見てたのか。俺からしたんじゃないのは分かってる?」
「うん」
あの子は最近……まあある程度は経ってるけど、一番新しい子で、別のチームから来たんだ。こちらのチームで産休で抜けた人がいて、今人足りないと回らなくて、臨時でこのプロジェクトの期間だけ借りてたんだそう。
「そしたらさ。なんか変に俺にまとわりつく子で、おかしいと思ってたんだ。他に分からないこと聞く人がいても、俺に聞いて来る、ご飯も一緒に行こうとか」
「ふーん」
俺は会社でゲイとは思われたことは一度もない。それほど気をつけてたんだ。でもね、相手がゲイだとバレるようでねって。
「ある日告白された。でも適当にイヤだって言ってたんだけど、通らなくてね、必死に売り込んできてさ」
「うん」
不味くなって元のチームに返そうとしたんだけど、説明できなくて。俺も負担だし向こうのチームのリーダーにもや~んと説明して返そうとしたんだけど、もや~んが過ぎて伝わらなくて「上手く使え、足りないんだろ?」って。
「そこのチームは少しだけ他より暇で、一人ならいなくても回るからどうぞって」
「うん」
そしたらそのことがバレてさ。なんでだあ!って。もうさ、人目なんかどうでもいいって感じになって来て、セクハラ状態。腕を絡めてきたり、抱きついたり、周りが諌めても、
「武田さんは嫌がってません!ねえ?」
とか言っちゃってねって。おお……強い。
「ダメだのぼせる、出てから話すわ」
「うん」
体洗って外に出て、アイスティを作ってソファに座る。広翔はさっきの続きを話してくれた。
0
お気に入りに追加
65
あなたにおすすめの小説

好きなあいつの嫉妬がすごい
カムカム
BL
新しいクラスで新しい友達ができることを楽しみにしていたが、特に気になる存在がいた。それは幼馴染のランだった。
ランはいつもクールで落ち着いていて、どこか遠くを見ているような眼差しが印象的だった。レンとは対照的に、内向的で多くの人と打ち解けることが少なかった。しかし、レンだけは違った。ランはレンに対してだけ心を開き、笑顔を見せることが多かった。
教室に入ると、運命的にレンとランは隣同士の席になった。レンは心の中でガッツポーズをしながら、ランに話しかけた。
「ラン、おはよう!今年も一緒のクラスだね。」
ランは少し驚いた表情を見せたが、すぐに微笑み返した。「おはよう、レン。そうだね、今年もよろしく。」

ポンコツアルファを拾いました。
おもちDX
BL
オメガのほうが優秀な世界。会社を立ち上げたばかりの渚は、しくしく泣いているアルファを拾った。すぐにラットを起こす梨杜は、社員に馬鹿にされながらも渚のそばで一生懸命働く。渚はそんな梨杜が可愛くなってきて……
ポンコツアルファをエリートオメガがヨシヨシする話です。
オメガバースのアルファが『優秀』という部分を、オメガにあげたい!と思いついた世界観。
※特殊設定の現代オメガバースです
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
【完結】相談する相手を、間違えました
ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。
自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・
***
執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。
ただ、それだけです。
***
他サイトにも、掲載しています。
てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。
***
エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。
ありがとうございました。
***
閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。
ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*)
***
2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。
僕たち、結婚することになりました
リリーブルー
BL
俺は、なぜか知らないが、会社の後輩(♂)と結婚することになった!
後輩はモテモテな25歳。
俺は37歳。
笑えるBL。ラブコメディ💛
fujossyの結婚テーマコンテスト応募作です。
ハイスペックED~元凶の貧乏大学生と同居生活~
みきち@書籍発売中!
BL
イケメン投資家(24)が、学生時代に初恋拗らせてEDになり、元凶の貧乏大学生(19)と同居する話。
成り行きで添い寝してたらとんでも関係になっちゃう、コメディ風+お料理要素あり♪
イケメン投資家(高見)×貧乏大学生(主人公:凛)
【短編】乙女ゲームの攻略対象者に転生した俺の、意外な結末。
桜月夜
BL
前世で妹がハマってた乙女ゲームに転生したイリウスは、自分が前世の記憶を思い出したことを幼馴染みで専属騎士のディールに打ち明けた。そこから、なぜか婚約者に対する恋愛感情の有無を聞かれ……。
思い付いた話を一気に書いたので、不自然な箇所があるかもしれませんが、広い心でお読みください。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる