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第二章
第8話『事前確認は大事だね』
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「それでは、パーティ組とそうでない組では内容が異なりますので、早速始めていきたいと思います」
海原先生は序盤、そうでない組に付きっきりで授業が行われることになった。
では、僕たちは何をするかと言うと、調整らしい。
今回初めて組むメンバーもいるためそういう配慮があるみたいだ。
さて、まず初めに確認しないといけないのは武器。
今回加入した一樹と叶と一華のメイン武器の構成を確認しないといけない。
準備運動を始めるみんなの前で、提案を始める。
「まずは、装備を確認したいんだけどいいかな?」
「おっ、いいぜぇ」
「そうね」
「う、うんっ!」
三人の承諾を得られた。
「じゃあ、俺が最初で良いか。俺のメイン武器は斧だっ! ほらよっと」
流れるままに両手斧を展開する一樹。
ウォーリアが扱う武器の中では最大火力を誇る武器ではあるが、一撃一撃が大振りになってしまうため選択率的には多くはない。謂わば物好きの武器だ。
だけど、悪い点だけが目立つわけではない。
その見るからに大きな見た目なのだが、スキルこそは発動できないけど軽い防御も可能。剣でも同様のことが言えるけど、片手剣のように攻撃を弾くというよりは、攻撃を受け止める感じになる。
「なるほどね。それで、腕に自信のほどは?」
「もちろんあるぜ。日課にしてる筋トレの量を聞きたいか⁉」
「あーいや、今は良いかな。今度、機会があったらお願いするよ」
「おう……そうか」
筋肉自慢でもしたかったのか、何故かしょんぼりし始める一樹に僕は「あははぁ」と苦笑いを浮かべる。
だがしかし、冗談で言っていないことは一目でわかった。
見た目だけでも重量感のある両手斧を担ぐ姿は、完全にその重さに慣れているというのを物語っている。
その重さから、両手斧の使用者たちは体に乗せるのではなく、地面に刃先を接地させることがほとんど。
だけど、一樹は右手で柄を持って肩に乗せ左手は空いている状態。
自慢ではないけど、あんなこと僕には絶対真似できない。
「ありがとう一樹。じゃあ次は――」
「私たちね」
「うん、お願い」
「私はね、小盾と片手剣よ。そして、一華は大盾と片手槍」
「ほほう」
「ああでも、私は大盾スタイルもできるから、心配しないでね」
叶のスタイルに素直驚いた。
小盾と片手剣というスタイルは、どちらかというとウォーリアに多い。
最前線での攻防において、身軽に動き回りながら戦う片手剣一本スタイルとは違う。
それに、至近距離で敵の攻撃を弾きながら攻撃を与えることはウォーリアの特権ともいえる。
だけどそれをナイトでやるということは、それだけ冷静に敵の攻撃を捌きながら敵のヘイトを管理できるということ。
正直それは相当な技術であることは明白。
逆に一華のスタイルは一般的といえる。
ナイトというクラスを選択する人間で、攻撃を加えながら攻撃を捌こうと考える方が少ないからだ。
このスタイルは、大盾で防御に専念して大きな隙を見つけては、剣より長い槍のリーチを活かし些細なダメージしか入らない攻撃をする。
これがもっとも安全な策なのだからだ。
叶や康太のようなスタイルが珍しすぎるということ。
「ちょ、ちょっとー! 私にも喋るぐらいの出番は残しといてよー!」
「だって、私がまとめて伝えた方が効率いいでしょ。同じクラスなんだし」
「それはそうなんだけど……!」
第一印象から今まで思うに、叶は常に物事を冷静かつ柔軟に判断しているように感じる。
叶と一華が仲良しということに起因するものかもしれないけど、息がぴったりに合っているようにも見えなくもない。
だとするのであれば、そのスタイルを選んでいる理由もそこまで心配する必要はないのかも。
一華は……感情のままに叶をポンポン叩いているのだけど、それもまた仲が良い証拠なのだろう。
「はい展開」
「うわわっ! ビックリしたー」
「ほら、志信に怒られるよ」
「あ、あ、あ、ごめんなさい!」
叶の催促に慌てて武器を展開する一華。
そんなに慌てる必要は無いんだけどな、とつい苦笑いを浮かべるも、僕は叶の発した言葉を聞き逃さなかった。
いや、叶には僕がどういう風に映っているんだい? と、心の内でツッコミを入れずにはいられない。
「じゃあさ、先生がこっちへ来る前に軽い対人戦で様子見をしてみようか」
「ほっほーう、それいいな」
「なになにっ、おっもしろそーじゃん!」
どうしてかノリノリの一樹と結月。
二人の中では対人戦というのはかなり血が騒ぐものなのかもしれないけど、本来なら避けなければいけない戦いというのを忘れてるでは、と心配になる。
「人数的に四対四といきたいところだけど、そういう連携が入る練習は今後するってことで、今は一対一ぐらいにしておこう。僕と美咲は見学ってことで」
「そうね、私はみんなの姿を眺めて勉強させてもらうわ」
と、言い終えてはすぐに僕の間隣に移動してくる美咲。
「そこで、組み合わせなんだけど、結月・叶、桐吾・一樹、彩夏・一華、って感じでお願いしたいんだけどみんなの希望はあったりする?」
「なしなしっ」
「ないわ」
「ないかな」
「ないな」
「ないね」
「な、ないよ」
全員の承諾は得られた。
後は、各々が準備運動を終えれば始められる。
「そうだ、みんなわかってると思うけど一応ね。練習自体は真剣に取り組んでもらっていいんだけど、本気になったりはしないでね。これは、みんなの現時点でどれだけ動けるかっていう確認であると共に、パーティメンバー同士で動きを知っておくことが目的ってことは忘れないで」
「お、おう。そんなの知ってたぜ、当たり前だよなっ!」
他のみんなは首を縦に振っていたが、若干1名だけは認識が違かったらしい。
危ない危ない。
こういうとき、結月辺りは「本気でやり合うのが当たり前じゃんっ」とか言い出しそうだからあえて言葉にしてみたけど、思わぬところが釣れてしまった。
だけど、これで心配はいらなそうだ。
たかが授業たかが練習といっても、やはり攻撃を撃ち合うのだから、前衛クラス辺りは途中からヒートアップし始めてもなんら不思議ではない。
そうなってしまえばストップがかかっても尚、攻撃の手を止めず最悪、声が届かなる可能性がある。
そんなことになれってしまえば、見学組の僕と美咲の後衛クラスではどう足掻いても止められない。
一番最悪なのは、どちらかが戦闘不能になるまで戦闘を続行してしまうことだ。
これはもう、先生に怒られるコース。
さて、みんなはどんな戦い方を見せてくれるのかな。
海原先生は序盤、そうでない組に付きっきりで授業が行われることになった。
では、僕たちは何をするかと言うと、調整らしい。
今回初めて組むメンバーもいるためそういう配慮があるみたいだ。
さて、まず初めに確認しないといけないのは武器。
今回加入した一樹と叶と一華のメイン武器の構成を確認しないといけない。
準備運動を始めるみんなの前で、提案を始める。
「まずは、装備を確認したいんだけどいいかな?」
「おっ、いいぜぇ」
「そうね」
「う、うんっ!」
三人の承諾を得られた。
「じゃあ、俺が最初で良いか。俺のメイン武器は斧だっ! ほらよっと」
流れるままに両手斧を展開する一樹。
ウォーリアが扱う武器の中では最大火力を誇る武器ではあるが、一撃一撃が大振りになってしまうため選択率的には多くはない。謂わば物好きの武器だ。
だけど、悪い点だけが目立つわけではない。
その見るからに大きな見た目なのだが、スキルこそは発動できないけど軽い防御も可能。剣でも同様のことが言えるけど、片手剣のように攻撃を弾くというよりは、攻撃を受け止める感じになる。
「なるほどね。それで、腕に自信のほどは?」
「もちろんあるぜ。日課にしてる筋トレの量を聞きたいか⁉」
「あーいや、今は良いかな。今度、機会があったらお願いするよ」
「おう……そうか」
筋肉自慢でもしたかったのか、何故かしょんぼりし始める一樹に僕は「あははぁ」と苦笑いを浮かべる。
だがしかし、冗談で言っていないことは一目でわかった。
見た目だけでも重量感のある両手斧を担ぐ姿は、完全にその重さに慣れているというのを物語っている。
その重さから、両手斧の使用者たちは体に乗せるのではなく、地面に刃先を接地させることがほとんど。
だけど、一樹は右手で柄を持って肩に乗せ左手は空いている状態。
自慢ではないけど、あんなこと僕には絶対真似できない。
「ありがとう一樹。じゃあ次は――」
「私たちね」
「うん、お願い」
「私はね、小盾と片手剣よ。そして、一華は大盾と片手槍」
「ほほう」
「ああでも、私は大盾スタイルもできるから、心配しないでね」
叶のスタイルに素直驚いた。
小盾と片手剣というスタイルは、どちらかというとウォーリアに多い。
最前線での攻防において、身軽に動き回りながら戦う片手剣一本スタイルとは違う。
それに、至近距離で敵の攻撃を弾きながら攻撃を与えることはウォーリアの特権ともいえる。
だけどそれをナイトでやるということは、それだけ冷静に敵の攻撃を捌きながら敵のヘイトを管理できるということ。
正直それは相当な技術であることは明白。
逆に一華のスタイルは一般的といえる。
ナイトというクラスを選択する人間で、攻撃を加えながら攻撃を捌こうと考える方が少ないからだ。
このスタイルは、大盾で防御に専念して大きな隙を見つけては、剣より長い槍のリーチを活かし些細なダメージしか入らない攻撃をする。
これがもっとも安全な策なのだからだ。
叶や康太のようなスタイルが珍しすぎるということ。
「ちょ、ちょっとー! 私にも喋るぐらいの出番は残しといてよー!」
「だって、私がまとめて伝えた方が効率いいでしょ。同じクラスなんだし」
「それはそうなんだけど……!」
第一印象から今まで思うに、叶は常に物事を冷静かつ柔軟に判断しているように感じる。
叶と一華が仲良しということに起因するものかもしれないけど、息がぴったりに合っているようにも見えなくもない。
だとするのであれば、そのスタイルを選んでいる理由もそこまで心配する必要はないのかも。
一華は……感情のままに叶をポンポン叩いているのだけど、それもまた仲が良い証拠なのだろう。
「はい展開」
「うわわっ! ビックリしたー」
「ほら、志信に怒られるよ」
「あ、あ、あ、ごめんなさい!」
叶の催促に慌てて武器を展開する一華。
そんなに慌てる必要は無いんだけどな、とつい苦笑いを浮かべるも、僕は叶の発した言葉を聞き逃さなかった。
いや、叶には僕がどういう風に映っているんだい? と、心の内でツッコミを入れずにはいられない。
「じゃあさ、先生がこっちへ来る前に軽い対人戦で様子見をしてみようか」
「ほっほーう、それいいな」
「なになにっ、おっもしろそーじゃん!」
どうしてかノリノリの一樹と結月。
二人の中では対人戦というのはかなり血が騒ぐものなのかもしれないけど、本来なら避けなければいけない戦いというのを忘れてるでは、と心配になる。
「人数的に四対四といきたいところだけど、そういう連携が入る練習は今後するってことで、今は一対一ぐらいにしておこう。僕と美咲は見学ってことで」
「そうね、私はみんなの姿を眺めて勉強させてもらうわ」
と、言い終えてはすぐに僕の間隣に移動してくる美咲。
「そこで、組み合わせなんだけど、結月・叶、桐吾・一樹、彩夏・一華、って感じでお願いしたいんだけどみんなの希望はあったりする?」
「なしなしっ」
「ないわ」
「ないかな」
「ないな」
「ないね」
「な、ないよ」
全員の承諾は得られた。
後は、各々が準備運動を終えれば始められる。
「そうだ、みんなわかってると思うけど一応ね。練習自体は真剣に取り組んでもらっていいんだけど、本気になったりはしないでね。これは、みんなの現時点でどれだけ動けるかっていう確認であると共に、パーティメンバー同士で動きを知っておくことが目的ってことは忘れないで」
「お、おう。そんなの知ってたぜ、当たり前だよなっ!」
他のみんなは首を縦に振っていたが、若干1名だけは認識が違かったらしい。
危ない危ない。
こういうとき、結月辺りは「本気でやり合うのが当たり前じゃんっ」とか言い出しそうだからあえて言葉にしてみたけど、思わぬところが釣れてしまった。
だけど、これで心配はいらなそうだ。
たかが授業たかが練習といっても、やはり攻撃を撃ち合うのだから、前衛クラス辺りは途中からヒートアップし始めてもなんら不思議ではない。
そうなってしまえばストップがかかっても尚、攻撃の手を止めず最悪、声が届かなる可能性がある。
そんなことになれってしまえば、見学組の僕と美咲の後衛クラスではどう足掻いても止められない。
一番最悪なのは、どちらかが戦闘不能になるまで戦闘を続行してしまうことだ。
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